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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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15年前、、、



マサラタウンにて〜





ピーッピーッピーッ(トラック)


建設員A:「オーライッオーライッ」



建設員B:「ゴーリキーッ、これを
あっちまで運んでくれ!」



ゴーリキー:「ゴーリキッ!!」




ドドドドッ(建設)












女性:「、、、」
女性(あれが、、、あたしが働く予定の
ポケモンセンター、、)






建設員C:「お前っ、カイリキーに
なったじゃねぇか!!」




カイリキー:「カイリキッ!!」






女性(あたしの憧れた夢が待っている場所、、)





建設員D:「この窓ガラスどこでしたっけー?」








女性:「、、、絶対一人前になるんだからっ!」




???:「おや?、、
ジョーイさんではないかっ」



女性:「!!」




???:「もしやここのポケモンセンターで
勤務される予定のジョーイさんかなっ?」




女性:「あなたは、、、オーキド博士っ!」




オーキド博士:「ゴホンッ、
こんにちは、マサラタウンの、ジョーイさん」



ハナコ:「博士ったら字余りですよっ。
こんにちはジョーイさんっ」(笑顔)





女性:「あっ、初めまして!」
女性(ジョーイ、、、)(嬉)




オーキド博士:「いや〜、ワシの
研究所の近くにポケモンセンターが
建ってくれてホント助かるの〜」



女性:「あっ!、、、私!新卒で
この建設予定のポケモンセンターが
初めての仕事なんですっ!!
色々と未熟でご迷惑をおかけてして
しまうと思いますが、今度とも
どうか宜しくお願いしますっ!」




オーキド博士:「うむっ、トレーナーも
その他の人間も、誰だって初めての事には
周りに迷惑をかけて成長していくもんじゃっ、
だが周りの人はそれを迷惑だとは
思っておらんっ。自分の力を信じて精一杯、
ポケモン達と
トレーナーの支えになって下さいな」




女性:「!!」






オーキド博士:「皆の代わりにワシが代表して、
こちらこそ、これから宜しくお願いします」(礼)




女性:「あっ、、、はいっ!!」(笑顔)




オーキド博士:「それじゃあママさんっ、
ジョーイさんっ、ワシは研究所に
戻るんで近々また会いましょう」



ハナコ:「は〜い、気をつけて〜」




女性:「お気をつけて〜!」




ガチャン(オーキド専用チャリ)



シャーー、、、




ハナコ:「ポケモンセンターが出来たら
ウチの息子も驚くわね〜っ」




女性:「息子さん?」



ハナコ:「ええ(笑顔)ウチの息子、
ポケモンマスターを目指して
旅をしているのよっ。、、、たまに
帰ってきてはまたすぐ新しい旅に
出ちゃうし、、今頃相棒(ピカチュウ)
ポケモンバトルでもしてるんじゃないかしら♪」




女性:「へぇーっ!そうなんですか〜(笑顔)
、、、やっぱり、トレーナーさんは
みんな目指すんですねっ♪」




ハナコ:「そうね〜〜っ。
たまには見送る方の立場も考えて欲しいけど、
息子の夢を応援してあげるのが親の務め、、。
何だかんだ思っても、最後はやっぱり
”無事に元気でやってくれていれば
構わない”って思ってしまうのよね〜」




ジョーイ:「そうですよね(笑顔)
息子さんが帰ってきた時は
一度お会いしてみたいです(笑顔)」






ハナコ:「うふ(笑顔)
、、、あっ、そろそろバリちゃんに
ご飯あげないとっ、、、。
いつかお世話になるかも知れないので
その時は宜しくお願いしますね」(礼)




ジョーイ:「あっ、はい!こちらこそ
宜しくお願いします!」(礼)




ハナコ:「ではまた(笑顔)」




ジョーイ:「はいっ!」







イマ思ウト、アレハ幻ダッタノカモ知レナイ



ズット見テキタ、ズット近クニアッタ


果テシナク遠イ夢ノ幻、、、







 
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