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伝説の序章
  イザコザ

 
前書き
肩こるわ〜
年やろか((16歳w 

 
シンキングアドベンチャー⑶


③〜イザコザ〜


2日後 その大会はやってきた

大会当日 欠伸をしながらジャックスは
「こんなに早くからやるんだなぁ〜あ」
と眠たそうにロキに言った。ロキも
「大会が始まるのは確かふ…あ〜ぁ
ムシュの刻ぴったしだ。大会は大きく
分けて3つある。」 「3つもあんの⁉︎」
そんな体力保たねぇよとジャックスは
ガクリと肩を落とす。「いや,全部に
参加する必要性は無いんだ。それは自分
で選べるんだ。因みに俺を負かした奴は
3つとも参加して優勝全部掻っ攫い
やがったけどなw」 今度こそは…見てろよ
と言わんばかりのロキに対しジャックスは
何とも言えなかった。

「参加する者は受け付けへ‼︎」
ジャンル分けされているがそれでも
3つともに行列が出来る程の人数だ。
「うわーすげーー行列笑」ジャックスは
興奮した。皆強そうだ。早く闘いてぇ
と云う想いで一杯だった。一方ロキは
(あいつはどこだ)ジャックスと一緒に
並びながらも眼で彼奴を探していた。
「取り敢えず体術部門の方へ並んだけど
ロキは他なんかやりたい部門あんのか?」
耳を穿りながら尋ねた。「んーそうだな…
武術部門…にも参加しようかな?
ジャックはどーすんだ⁇」入る気満々な
ロキ。「ロキが出るんだったら…オイラも
出ようかな⁉︎」一応武器持ってるしと
ジャックスもロキに続き参戦すると言った
「よし決まりd「おいてメェーー‼︎‼︎‼︎
何しやがる‼︎‼︎‼︎」「うっせーよ‼︎‼︎」
ガヤガヤと前の方が騒ぎ出した。
些細ないざこざだった。「な…何だ?」
2人はチラッと前の方を見る。大男2人が
啀み合い今にも喧嘩が起こりそうな状況だ。
楽しそうにジャックスは
「wow。もうおっ始める気か⁉︎
どうすんの⁉︎止めるのか‼︎」と言うと「いや…
こんな事よくあるもんさ。此処に来る
奴等は皆血の気が多いからな…こう
なっても何ら不思議じゃあないんだ。」
他人事の様にロキは呆れた感じで…
周りの人はやれやれ状態。
「このーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
男が拳を奮おうとしたその時‼︎‼︎‼︎
パシッとその拳を片手で受け止める陰が
いた。「な…何だ⁉︎」もがいてもビクとも
しない。(こ…こんな小せぇガキンチョ
みたいな奴に俺の鉄拳が…片手で塞ぐ
なんて…)男は冷たい汗を流した。
受け止めた者は黒いマントで覆られて
いて全くどんな奴かも分からなかった。
そしてその者は男にこう言った。
「邪魔だ,退け」(彼奴…もしかして!)
「まさかあいつ⁉︎」ロキはピンときたかの
様に驚きそして嬉しそうに思い言った。
「エッ⁉︎何⁉︎あんた,あの黒マント野郎を
知ってんのか⁉︎」驚くジャックスを余所に
「間違いねぇ…ジャック‼︎あいつだよ…
俺が言ってた奴…間違いなければ…」
「えぇぇぇぇええ‼︎
感かよーーーーーー!間違いの保証は⁉︎」
驚きっぱなしなジャックス。黒マントを見ながら
ロキは「んー…物的証拠が有れば…そうだ,
彼奴に渡した色違いのネックレス!
あれを付けていれば間違いなく…
いや,付けるよりは持っている方の確率が高いか…」
とブツブツブツ……(-h-)と1人呟いていた。
それを見て「いやいやいやいやそんな確率より
彼かどうかの確率を求めろよーーーーーー!」
と大声で彼に唱えた。
おい,と言おうとロキを見たが
もう其処に彼の姿は無かった
「あれ⁉︎いつの間に…ものの数秒で…⁉︎
って,ああああああああ!!!!!!!」
キョロキョロ辺りを見渡し彼を発見した場所は
いざこざが起きていた所だった。
(あんな所に⁉︎)十メートル程の所を僅か
数秒でロキは動いていた…
一方ロキはというと…大柄の男に向かって
「止めときな…あんたの敵う相手じゃねぇゼ,
そうだろ?」挑発するかの様に言い
黒マントの者に言った。
大柄の男は額にイカリマークをつけ
「何だと…⁉︎この糞ガキがぁあ!!!!!」
パンチする相手をロキに変え
殴り込もうと振りかぶり,バチンッと
顔に当てた。「弱えぇ,あんなパンチじゃ
傷もできねぇ…」誰にも聞こえない声で
ジャックスは静かに言った。
ロキはその場から一歩も動いておらず,
手はズボンのポケットに入れたまま
何事も無かったかの様に立っていた。
男は(そ…そんな馬鹿な…吹っ飛ぶどころか
血も出て無い⁉︎腫れてもいないだと…⁉︎
なんてゆーガキだ…)と動揺しその隙を
観たロキはギロッと男睨みこう言った。
「甘ぇんだよテメェのは…
いいか,『本当のパンチ』ってのはなぁ
こーすんだよ」右手を男の胸元に構えると
大きく振りかぶることなく
関節の反動だけでパンチした。
「ぐぉおふっ!!!!!!!!!!」
男は吐血しながら数十メートルの距離まで
吹っ飛ばされた。それを見ていた
ジャックスはヒューっと口笛を吹いた
半分も本気出してねぇのに…と言うロキ,
キッと黒マントを見る。
そして…「あんたレミアス・シウだろ?」
と名前かなんかを問う
少しの沈黙が流れた……
「そうだ…貴様,何者だ」と黒マントの者が
口を開いた。フッと笑うロキ…
「5年前の約束を果たす為…
俺の事,忘れたなんて言わせねぇゼ?」
ポケットに入っていたネックレスを彼に
魅せた…すると「あぁお前か…」少し
トーンが変わった。つかさず「勿論
覚えてるゼ?ロック・アキレスケンだろ?」
と軽々しく言い放った。
「誰がアキレスケンじゃコラーーー‼︎‼︎」
舐めやがってと頬にイカリマークが
付いているロキ…「フッ,冗談だ。
覚えてるゼ…ロキ・アウスキング…だろ?」
嘲笑いながら言った
「あの野郎…」ムカムカしている所を
「ちょーーーーっと待ったぁ!!!!!」
と言う声で治った。「お前…」
俺の前にいたのはジャックスだった…
「俺はジャックス!優勝すんのはオイラだ!
ゼッテー負けねぇからな‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
割り込みもいい所だ…
「フッ…全くお前ときたら…」
やれやれとためつくロキ。ジャックスは
ニシシと笑った。(…此奴…できるな…)
そう直感で思ったシウは「俺は麗美婭清 詩雨
…お前らは全ての大会に参加するのか?」
と聞いてきた…ジャックスとロキは顔を
見合わせ「魔術部門以外は出る予定だ」
とロキがシウに向かって言った。
「そうか…健闘を期待する」そう言い
受付でサインをし,その場を後にした…
静まり返る広場…ああそうだ,
サインをしなくてはと再び並び始めた。
「彼奴にはゼッテー勝つ‼︎
そーだろジャック」ニコッと笑うロキ
「おう!勿論ロキにも勝つつもり
だけどな!!…ってジャック?」
首を傾げロキに尋ねる。
「ん?あぁジャックスって長いから
省略してジャック!どうだ,いいだろ」
「省略してんの ス だけじゃん!
一文字だけであんま変わってねぇゼ⁉︎」
「俺なんて ロ キ のたった二文字だぞ
見習え!まぁそんな事より
早くサイン済ませて準備運動してようゼ」
うう〜んまぁいいやとジャックスも
ロキに賛成した。




「早く殺りてぇ!」

「ジャック…漢字w」




※ムシュ=8時※

 
 

 
後書き
首が捥げる…
ここまで読んでくださり
有難うございますm(_ _)m 
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