| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

サクラ大戦7人目の隊員

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

さくらと大神中編


朝食後・・・中庭

「やあさくら君待ってたよ。さくら君はよくこの石像の所に来るね、それはどうしてだい?」

「それは大神さんにいちいち報告しないといけませんか?」

「いやそう言うわけじゃないけど、最近のさくら君が気になるんだ。皆も気にしてるし」

「・・・そうですか、私はいつも通りです。大神さんもう付きまとわないでください」

そう言ってさくらは、中庭を出ようとするが、失敗に終わった。

「そんなこと出来る訳ないだろう」

「きゃあ」

「さくら君俺は花組の隊長だ。明らかに悩んでる君をほっとける訳ないだろう」

「・・・だったら大神さん今すぐ私の弟を助けてくださいーーー」

「出来ないなら余計な事はしないで」

「ええーーさくら君に弟だって!!」

大神はさくらから事情を聞いた。

「ちょっと待ってくれさくら君。俺は君に弟が、いるなんて聞いてないんだけど」

「でもいるんです.私には、大切な弟が」

「仮にさくら君が言うのが正しいとして、俺が、君の弟を何から助けたら良いのかな?」

「それは・・・これです」

そしてさくらは.大神に石化した直哉を見せた。

「これは立派な石像だね。さくら君」

「この石像がもしかして・・・弟さん?」

「そうですこれが今の私の弟真宮寺直哉です」

「・・・さくら君いくらなんでも嘘はいけないよ・・・」

「大神さん貴方には私が、嘘を言っているように、見えるんですね」

「そうとしか考えられないよ、人間が、石化するなんて、ありえないし」

「普通はそうでしょうね、私でもそう思いますし、でも私は、私の弟が、石化していくのを見ていたんです」

「そんな事が出来るのか?」

「出来るで、お兄さん」

!!

「君は誰だい?」

「うちは、さくらはんの友達や」


「はやてちゃん如何したの?」

「あのなさくらさん。直哉お兄さんが戻ってきたんよ、さくらはんも会いに行くやろ」

「うん行くわ」

「ちょっと待ってさくら君。俺も行くぞ」

「ええーー本気ですか?大神さん」

「ああ、本気だ」


「わかった二人とも行くで」

その頃なのは達は・・・

「しかしなのは、ヒミコとは一体何者なんだい?」

「お兄ちゃんさくらさん.落ち着いて聞いてね.ヒミコは、邪神巫女イヨのお母さんらしいの」

「「ええーー邪神巫女の母親ーー」」

「ちょっと待て、なのは邪神巫女の母親ならどうしてこの世界にいるんだよ」

「お兄ちゃんの疑問は、正しいよ、邪神巫女のいた世界とこちらの世界は違うから、しかし、ヒミコが、私達が持つ技術を持っていたら・・・」

「奴も好きな所に跳べるという事か」

「そう言えばメルクがこんな事言ってたな」

「メルクさんと言いましたか?貴女はここに何の用で来たのですか?」

「ああ、貴方は紫藤直哉さんですね、貴方にもつたえないといけない事がありましたわ」

「それは、何でしょうか?」

「もうすぐ、貴方と貴方の大事な人は、運命の再会を果たすでしょう」

「運命の再開だって?」

「そうです、そして真宮寺姉弟よ、貴方達は、災厄の敵によって、最悪の世界へ跳ばされるでしょう」

「何だって!!」

「そして、真宮寺姉弟の世界は崩壊するでしょう」

「まあ私の予言ですので、気にしないで、貴方達の信じる道を行ってくださいね」

「この現象のことを言ってたのか?奴は」




 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧