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東方 死絶禍

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東方死絶禍4- 夜蜉蝣

 
前書き
ここまで続くとは思いませぬですた 

 
人里 ―中央広場

ソイツは地面に降り立ち、黒芭も歩を止める。
そしてお互い睨み合う。
黒芭とソイツの身長は同じくらい。
ただソイツの翼は異常にでかい。
ざっと4㍍ほどか........

?「私ノ名前ハ フランドール・スカーレット!」
黒芭「私は闇鮫黒芭。 」

お互い自己紹介を終えると、フランは飛び上がり、
黒芭は鎌を具現化させる。

フラン「ホウ......私ト遊べ!!!」
黒芭「さっさと逝きやがれぇ!!」

黒芭の鎌を交わすフラン。
もちろん黒芭もフランの突撃を交わす。

フランも黒芭も空中を飛び交う。

フラン「フフフ........レーヴァテイン!」

するとフランの手に細長く先端がハートの
形をした黒い棒が出現した。

黒芭「ほほぅ........ディアボロサイス!」

黒芭の手に鎌がもうひとつ。
よって双鎌となった。

ガアアアアアアアアアアン!!!

フランのレーヴァテインと
黒芭のディアボロサイスが激しくぶつかり、
火花が散る。

フラン「少シハ ヤルヨウダナ!」
黒芭「............ペロッ」

鎌についた血を舐めとる黒芭と肩をゴキゴキならす
フランに、里の人間たちは..........

人間一同「................((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

となっていたそうだ。

黒芭「少し侮ってたみたいだ........スペルっ!」
フラン「壊シテヤルヨ!!!スペルカード!」

黒芭は腕に、フランは両手に力を入れて、

黒芭「禍根,「デスケル ルミエル」!」
フラン「禁弾,「スターボウブレイク」!」

フランの手からトゲ状の弾幕が正面へと
降り注いでいく。
かなりのスピードで黒芭へと とど..........

フラン「!!??」

フランが吹き飛ばしたのは、黒芭ではなく
150㎝の傀儡型人形。鎌を持っていて、
一見すると動いているかのよう。

黒芭はフランのスターボウブレイクと
逆方向にいた。
そして、先ほどのフランが吹き飛ばした人形と
同じもの、
その数7体がガトリングを持ち、
一斉に弾幕射撃をする。

スピード、密度もルーミアのものと比べ物に
ならず。どのようにして学んだのだろうか。

フラン「コノクライ、カワセルワ!」

フランは弾幕を意図も簡単にくぐり抜け、
交わしていく。

黒芭「..............」

フランが黒芭に向かって突進してくる。
その腕にはレーヴァテインを持っている。

フラン「クラウガヨイ!私ノレーヴァテイン!」

フランはレーヴァテインを投げる。

黒芭に当たらず、人形が庇う。
それどころか、人形の武器をくらってしまう。

フラン「グウッ!!!」

人形は武器を鎌に持ち替えてフランに突進する。

フランは唸り..............

フラン「ソンナモノデ!私ハ!倒セハシナイ!」

ドォォォォォォン!

人形は一つ残らず爆破した。
フランの能力、それは
あらゆるものを破壊する程度の能力。

触れたもの、目で見たものを物質であれば
破壊し、跡形も残さない。

フラン「キサマモシネエ!!!」
黒芭「!?」

ドドドドォォォォォォン!

黒芭の体を四散させた。
それでもフランは安心しなかった。


黒芭「ふふっ........ペロッ」

黒芭は元の状態に戻っていた。
とはいえ、無傷とはいかず、片目、右腕から
血が垂れる。

フラン「ヤル!!!」
黒芭「..............っ!!!」
フランの突進は黒芭に当たる。

黒芭は地面の大岩に背中から激突する。

黒芭「..........はぁ......っ!!」

限界だった右腕は根本から外れ、
持っていた鎌は吹き飛んだ。

フラン「タテルカ..............?」

人間「フランが勝ったのか..........」
人間「まぁ通りすがり妖怪じゃあなぁ......」
人間「俺だったら瞬殺だぜい!」
フラン「マダ勝ッタ訳ジャナイ!」
人間「なにいってんだ!あんたの勝ちよ!」
人間「ここまでか........可愛そうではあるが。」
人間「手柄は貰った!」

ズシャァァァァァン!

フラン「!?」

スパッ!スパッ!スパッ!スパッ!!!

フランの翼が全て斬られた。
フランと人間も周りを見回す。が、
なにもいない。

辺りはなぜか夜。
影が延び合う。そして......

黒芭「影縫!」

黒芭のバックに大きな傘を被った忍が現れた。
大きさは180㎝程、傘は帽子のようなものだ。

しかし............どこから?

フランは気がついてしまった。

奴は影というものがあれば最強の妖怪であると
いうことに。

よってこの忍もかげによって現れたということ。
影は物質ではない自然合理。よって
太陽、月、光が存在しようがしまいが
影は暗闇故に存在する物である。

フラン「........................私ノマケダ..........」
黒芭「私はさ........斬っても斬れないもの
なんだろうね。」

黒芭「影滅 鵺夜!」
フラン「秘弾「そして誰もいなくなるか?」」

辺りは爆発に包まれた。
 
 

 
後書き
フランファンの皆様に謝罪を。 
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