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恋姫†袁紹♂伝

作者:masa3214
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第42話

 
前書き
~前回までのあらすじ~

商人「騎馬か!?」

賈駆「戦車か!?」

名族「omikoⅥである」





わ け が わ か ら な い よ 

 
 反董卓連合軍の戦いが始まってから五日目、激戦を制して董卓軍を降伏させることに成功。
 開戦当初は初日で陥落することも視野に入れられるほどの戦力差だったが、蓋を開けてみれば董卓軍の健闘が目覚しい結果となった。

 董卓を捕らえ、降伏を呼び掛けた袁紹は洛陽制圧前に諸侯達と話し合いの場を設けた。
 狙いは董卓とその一派の助命。暴政が無かった為に彼女等を廃する必要が無いからだ。
 
 しかし、事は彼の御輿ほど単純では無かった。
 暴政が無かったことを認めるということは、自分達連合が掲げていた大義名文の否定。
 この事実が明るみになれば、連合は大陸中から批判されることになる。
 それならばいっそ董卓に汚名を着せ処断し、洛陽で緘口令を敷き真実を闇に葬れば良い。
 
 袁紹には彼らの考えが方が手に取るようにわかっていた。伊達に薄暗い政戦を生き残ってきたわけではないのだ。
 故に諸侯の目を別の者に向けるよう誘導した。その対象は張譲である。
 捕らえた商人から、身の安全を保障して聞き出した陰謀を諸侯の前で暴露したのだ。

 皆、半信半疑だったが。 

『罪は張譲にあり、董卓にはない』

 総大将の言葉で矛先を張譲に変えた。確信があるわけではない。彼らにとって真実など二の次、大事なのは連合が正義であることだった。

 そして洛陽を制圧後、屋敷に居た張譲を捕縛。
 此度の首謀者として処刑した。大変だったのはその後だ。

 帝は、連合を恐れた他の十常侍の手により既に脱出していた。洛陽の統治は十常侍達が担っていたが、最後に残っていた張譲はこの世に居ない。洛陽は無政府状態の危機に瀕していた。
 暴政が無かった為、相国である董卓に任せるのが無難なはずだったのだが――……。
 諸侯が良い顔をしない。彼らの中には嫉妬から董卓を排除しようと考えていた者もいる。
 それに、今までの話を信じるなら董卓は陰謀により相国に据えられたのだ。
 そんな彼女を、実質大陸№2である相国になど……と、言うのが彼らの主張だ。

 又、董卓本人も相国を辞退した。自分が相国を続ければ角が立つ。
 いずれ第二、第三の連合が出来るかもしれないとして引き下がった。

 さあ、そうなると問題は洛陽と周りの土地の管理なのだが。  
 話し合いの末、連合の各軍の規模に合わせた土地を割譲する事になった。
 最大数を率いていた袁紹が洛陽を統治する事になり、その過程で董卓達を保護する名目を得ることに事に成功した。






 

 終戦から早数週間。信頼できる人材に洛陽の統治を任せ、袁紹達は南皮に戻って来ていた。
 洛陽の民達は董卓に統治し続けて欲しいと懇願したが、上記で語られた理由を董卓自らが説明。
 後ろ髪を引かれながらも洛陽を後にした。


 ―南皮 謁見の間―
 
 現在、袁紹の屋敷にある謁見の間にはそうそうたる顔ぶれが揃っていた。
 主である袁紹は勿論のこと、斗詩、猪々子、星、恋といった武官達。桂花、風、音々音を中心にした文官達。
 各軍の副長から小隊長、雑務を任される文官達までもが集結している。
 その中に含まれていた董卓と賈駆の両名は、自分達の場違い感に肩身の狭い思いをしていた。
 
 謁見の間が大所帯なのには三つ理由がある。
 
 一つは論功行賞、今回の戦で目覚しい働きをした者達に褒美を与える場だ。
 この中で恋が率いる重騎隊が勲功第一功に当たり、彼女とその部隊はそれぞれ爵位の繰上げと土地、金を受け取った。
 又、烈火の如く敵軍を蹂躙していく様から“大炎”の名を袁紹から授かり。
 恋の部隊は今日この日をもって、“特殊重装騎兵隊・大炎”と名乗る事になった。

 二つ目は董卓達の処遇に関してだ。現在彼女達は保護という名目で南皮に静養してもらっていたが、周りの目もあるし、いつまでもただ飯を食わせておくわけにはいかない。
 このまま放置し続ければあらぬ噂が蔓延する、ただでさえ袁紹は好色家として有名なのだ。
 袁紹自身は否定しているが、自業自得である。

 最後の理由は今後の方針について。王朝も落ちぶれ、事実上無法地帯と化した大陸でどのように動くか。その方針の発表が袁紹からあるのだ。

「さて、論功行賞が終わったところで次はお主達の番だ」

 その一声で袁紹と董卓達を挟むように座していた人間が左右に割れ、玉座までの道が開いた。
 
「オープンセサミィ……」

「麗覇様、ここは真面目に」

「開けえーーッ ゴマッッ!」

「そういう意味じゃありません!!」

 袁紹と斗詩のやりとりで笑いが起き、先程まで場を支配していた緊張は霧散していた。

「……」

「……」

 道の途中で止まっていた董卓と賈駆は唖然としている。
 このような場は威厳が満ちていて当たり前だ。事実、先程まで息の詰まるような威を感じていた。
 生み出すのはその場で最上の人、つまり袁紹である。

 では今の空気はどうか? 威厳による圧など微塵も感じられない。
 このような弛緩した空気を作り出す人間が、先程まで感じていた威圧の正体。
 そして信じられないことに、常識外れな状態にも関わらず違和感が無く、最上から末端に至るまで自然体だった……。

「震えは止まったようだな」

「!?」

 賈駆は息を呑んだ。今の言葉の真意を考えるならば、この空気は自分達の為に作り出した事になる。そして気付いた、自分の肩の力が抜けていることに――……。

「――ッ」

 この空気に身を委ねては駄目だ。隣に居る親友の為、自分達の処遇を希望のそえるものにしたい。その交渉の前に緊張を切るわけにはいかない。賈駆は唇を噛み袁紹を睨んだ。

 それを受けて袁紹は苦笑する。本心から彼女達の緊張を緩めようとしただけで他意は無い。
 半分あの台詞言いたさの発言と流れだったが、それで警戒度を上げる事になるとは思っていなかった。

「話を始める前に会わせたい者がいる。おう、入れ!」

 袁紹の合図で謁見の間にある扉が開かれる。何故このタイミングなのかと賈駆は訝しんだが――
 入ってきた人物を見て、交渉の為に用意していた言葉が全て吹き飛んだ。

「華雄!?」

「華雄さん!?」

 華雄だ。敗れてから消息を絶っていた彼女がそこに立っている。
 
 激闘で気を失っていた彼女は恋により回収。
 袁家が誇る医療超人、王大人により治療を施され回復していた。
 董卓達はそれを知らなかったが、別に隠していた訳ではない。
 
 回収した華雄を見て王大人は何故か『死亡確認』と発言。袁紹までも彼女が生きていることを知らなかった。
 事実を知ったのはつい昨日の事だ。王大人に詰め寄ると彼は、『大変危険な状態故、希望的観測を言葉に出来なかった……』などと口にしたが、五体満足どころか傷一つ無い段階まで回復している華雄を見ると、到底理解出来ない。
 最終的には王大人の有無を言わせない大物感で納得させられたのだ。

「うむうむ、感動の再会であるな」

 抱き合いながら喜びを表している董卓達を見て、袁紹が涙ぐむ。
 涙を拭こうと懐をまさぐるが、どうやら手布を忘れたようだ。

「はい麗覇様」

「グスッ……すまぬ…………」

 チーン! 場違いな雑音で董卓達は我に返った。

「そういえば霞は何処に? 見当たらないが」

「霞は……曹操に帰順したわ」

「な!? 月様が居ると言うのにアイツ――ッッ」

「落ち着いて下さい華雄さん、私が許可したんです」

「月様が……?」

 張遼が曹操に降ったのには理由があった。
 
 董卓を捕縛した袁紹の呼びかけにより降伏した張遼軍だったが、功を欲しがった連合の一軍が暴走し攻撃を続けた。
 それを防ぎ張遼達を救ったのが、他ならぬ曹操軍である。
 かの軍が割って入り攻撃を続ける一軍を一喝した。虚仮威(こけおど)しと取った暴走軍は矢を放ち――
 曹操軍の盾隊が前に出ると、文字通り身体を盾にして張遼軍に放たれた矢を防いだ。

 そして―――

 

 張遼本人を守った春蘭が負傷、左目を失ったのだ
 その場に居た全軍が動揺するなか彼女は刺さった矢を目玉ごと引き抜き――喰らった。

『父母からもらったもの、どうして捨てることができようか!!』

 春蘭の気迫に暴走した軍は事の重大さを思い出し、攻撃を中止。
 曹操軍が居なければ張遼軍は無抵抗のまま手痛い犠牲をだしていた。

 理非を正す為なら敵をも守る曹操軍に惚れ、武人の資本である身体を敵の為に投げ出した春蘭に惚れ、それを『良くやった』と褒める覇王の器に張遼は惚れた。

 心ならずも二心を抱く事になった張遼は洛陽の復興作業中に決意。
 その日の夜に董卓に頭を下げ、主従の関係を切り曹操の下に向かったのだ。 
 





 

「さて、戦後処理で紆余曲折あったが、ようやく落ち着いて顔合わせできたな。
 改めて名乗ろう、我こそが袁本初。袁家の現当主にして連合の総大将を務めた男である」

 袁紹の名乗りと同時に、弛緩していた空気に緊張が蘇った。
 董卓は恐縮した様子だが、賈駆と華雄の二人は一語一句聞きのがさまいと耳を澄ませる。

「お主達三人の処遇を決める前に、道を提示しなければな」

「……ボク達に選択肢があるの?」

「当然だ」

 賈駆が考えているよりも、袁紹は三人の気持ちを遵守したいと考えている。
 袁紹の考えでは三人は被害者だ。あの善戦を加味して褒め称えることはあっても、無下にする気は一切ない。

「提示できる道は三つだ。一つは我が家臣となる事。お前達程の人材を野に放つのは惜しい。
 是非、我が軍で重宝したい」

「敗戦の将には過分すぎる言葉だな」

「謙遜するな華雄。大陸中の誰もが初日で終わると予想していた戦。
 それを四日も守り向いたのだ、十分賞賛に値するぞ」

 惜しみない褒め言葉だったが華雄は顔を顰め、賈駆も複雑な胸中だ。

 確かに連合から見れば董卓軍は善戦したように見えるかもしれない。
 しかし、董卓軍から見れば違った結論が浮かんでくる。
 自動衝車なるもので門を破壊した曹操軍、曹操の一軍かやってのけた事を一部隊で成し遂げた袁紹軍。この二軍が初日から仕掛けてきていたら結果は――……

 二人は神妙な顔つきだが、ただの過小評価である。
 袁紹と曹操の二軍を抜きにしても連合は強大な力を持っていた。それも黄巾のような雑兵ではない。正規軍を相手に互角の戦いを繰り広げてきたのだ。

 二軍の存在が規格外だっただけで……。

「二つ目だが、ここ南皮の民になることだ」

「民に……。それは一つ目と何が違うのかしら?」

「そのままの意味だ。我に忠を誓うのではなく、一人の民として生きていく。
 お主達の立場は少々特殊だ、野に居ては悪意ある者に利用されかねない。
 故に我が庇護下の元、生を謳歌してもらうのがこの選択肢だ。
 自慢ではないが、ここ南皮の安全性は他地域の追随を許さんぞ?」

「……」

 袁紹の言葉は事実である。南皮の街ほど安全な場所を董卓達は見た事が無い。
 絶え間なく人が行き来するほどの人口にも関わらず、物乞いや宿無しは一人も見当たらない。
 警邏が隅々まで行き届いており、軽犯罪がたまに発生する程度だ。
 
 民として生きていくにはこの上ない場所だろう。

「最後は――……。おすすめ出来んが、此処を離れて何処の地域に行くことだ」

「一つ目を聞いた限り、ボク達の腕を欲しがっていると思うのだけど……?」

「だからおすすめ出来ないと言ったであろう。だが、家臣も民も嫌と言うならこれしかあるまい」

 どうやら袁紹としても不服な選択肢のようだ。

 ならば最初から提示しなければいいのに……。呆れるほど公正な考え方である。
 董卓達の選択を遵守すると言うのは本当のようだ。

「どれを選んでも咎めはせん、我として家臣になって欲しいが……。
 仮にも連合の総大将であった我に対して思うところもあるだろう。
 他二つを選んだ場合は、資金や物資など必要な物を与える」

「……詠ちゃんは」

「聞くまでも無いでしょ、ボクは月に付いて行くわ」

「えっと、華雄さんは――」

「私の主は後にも先にも月様お一人。どこまでも付いて行きます」

「へううー」

 わかってはいたが、改めて正面から言われると照れるものである。
 



「……」

 中途半端な選択は許されない。自分の選んだ道にはこの二人を巻き込む事になる。
 とはいえ、董卓の心は九割決まっている。袁紹も勧めた一つ目の選択肢、家臣になる事だ。
 賈駆と華雄の能力は誰よりも董卓が認めている。さんな二人を民として埋もらせるのは余りにも惜しい。

 では三番目の選択肢は? ……論外だ。
 袁紹の言うとおり、自分達の立場は特殊である。元相国として利用したがる輩も居れば。
 敗戦の将として辱めたいと考える愚か者も居た。
 今は袁紹の庇護の下、他諸侯の手が届くことは無いが、いちど南皮を離れれば彼等は容赦しないだろう。

 家臣として袁紹に仕える、それが最善だ。
 だが董卓には―――その選択肢を思いとどませる一割の懸念があった。

「一つ、私の願いを聞いて頂けませんか?」

「聞こう、何でも言うがいい」

「ありがとうございます。……決める前に今後の方針をお聞かせ下さい」

「む、なるほどな……」

 上目遣いで袁紹を見つめる董卓。彼女は見極めたいのだ。
 安心して二人の腹心を任せられる場所なのかどうか……。
 
 董卓の言葉を受け、袁紹は彼女から周りに視線を移す。
 これから放つ言葉は大きな分岐点となるものだ。袁紹達だけではない、この大陸にとっても――
 袁紹は息を吸い込んで口を開いた。

「我 等 は こ れ よ り 、こ の 地 で 建 国 す る! !」

『!?』

 いつかは来るとわかっていた。覚悟もしていた。だが早すぎるのではないか。
 漢の権威は地に落ちているとは言え、未だ存在している。
 このタイミングで建国すれば、大陸で孤立して他から攻められるのではないか……。

「帝と呼ばれる騎手は姿を消し、漢と呼ばれる手綱からは力が無くなった。
 操り手が居ない駄馬達は浮き足立ち、民草を踏みつけ不幸を蔓延させている。
 我等は新たな騎手として駄馬を纏め上げ、民草の“満たされる世”を作りだすのだ!!」

『オオオオオォォォーーーッッ!!』

 これは産声だ。いずれこの大陸を統べる国の産声。
 袁紹が満足そうに続きを口にしようとした、その時だった。

「お兄さん、一つ確認したい事があるのです~」

 風だ。今まで静観していた彼女が突然話しかけてきた。
 それもこれから更に盛り上げる場面でだ。袁紹は少しふてくされる。

「お兄さんは名族として袁家であることを誇っている。今もそれは変わりませんね」

「無論だ」

「その袁家を名族たらしめていた漢王朝に、反旗を翻すその心は?」

 謁見の間から音が消えた。風の疑問には何人か思うところがある。
 だが、何もそれを新たな門出で言うことはあるまい。その証拠に皆が白けている。
 中には風に白い目を向けるものもいたが、彼女は意に返さず袁紹を真っ直ぐ見据えていた。
 
 風にとって、この質問は答えられて当たり前。
 もしこの時、袁紹が答えに詰まるような事があれば――……所詮その程度の覚悟だったのかと、見限っていたかもしれない。

「風の言うとおり、我が袁家は漢の下にあって名族として存続してきた」

 袁紹は目を閉じる。思い返すのは袁家の英霊達。

「その漢王朝に報い、支えることこそが袁家の役目。
 かつてのご先祖様達が担ってきた仕事である」

 静かに目を開ける。開けた視界には不安げな家臣達の顔が映った。
 無理も無い。袁紹の顔からいつもの笑みが消え、弱弱しいともとれる声色が響いたのだから。

「だがこうも思うのだ。民あっての王朝だと」

 ゆっくり、声色に力を入れていく。

「民が無ければ漢は存続できない。なれば民を守護し、生活を支える事こそが漢の忠臣袁家の仕事である。しかしいつしか漢は民を虐げ始め、それに倣う様に他の太守達も民から搾取してきた。
 本来それを正すべき王朝は腐敗し、富に目を眩ませる始末……」

 声が震える、これは怒りだ。

「我が英霊達が支えてきたのはそんな王朝に在らず! これ以上民を虐げる大陸を放置し続ける事こそが、我が英霊達に対する最大の裏切り、彼らの功績に対する侮辱である!!
 故に我等は、この腐りきった土台から作り直し。大陸としてあるべき姿を取り戻す。
 それこそが漢の忠臣、名族袁家の―――いや、照らす国“(よう)”役目である!!」

「陽? 太陽の陽ですか?」

「そうだ。“我等はこれより袁陽となりて、大陸を照らす光となる”」

『オオオオオォォォーーーッッ!!』

 謁見の間は再び興奮に包まれた。風は袁紹の答えに満足したのか、静かに一礼して下がる。
 ふと、目を下に向けると―――董卓が跪き拝手していた。
 それを見て残った二人も慌てながら董卓に倣う。

「袁紹様の臣下になると言うご提案。条件付きでお受け致します」

「条件を聞こう」

「……もしも袁陽に影が差すことがあれば、私達は離反致します」

 ざわっ。三度みなの興奮が冷め、騒然としだす。
 董卓も自分の言葉の大胆さに驚いていた。袁紹の気が移ったのだろうか――……。
 だが、この条件だけは口にしなければならない。例えこの場で―――死罪になろうとも。

 様々な感情で顔を伏せ震えている董卓の耳に、金属が落ちたような音が聞こえた。
 音の正体を確認しようと顔を上げると―――






 自分の足元、その少し先に短刀が転がっていた。



 

 
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