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艦隊これくしょん【転移した青年の奮闘記】

作者:Bloo-D
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北方作戦
  第12話 新たな仲間、襲来?

 
前書き
戦艦棲姫のご登場
っとその他もモロモロ……(以下省略) 

 
……主人公サイド……



06:00(マルロクマルマル)
朝の執務室



長門達が帰投したと聞いて、すぐさま執務室に入ったけど……

座蒲郎「……」

目の前に広がる光景に呆然となってしまった。
何故なら……

「「……」」

戦艦棲姫「……」

敵である筈の深海棲艦のボスクラス、戦艦棲姫が長門と陸奥の間に立っているからだ。

座蒲郎「長門…一体…どうなってるの……?」

長門「実は……」

長門に聞くと、本人はこの前の前哨戦にてあった出来事を話してくれた。

座蒲郎「なんか…ゴメン……」

長門「良いんだ、誰かを言わなかった私にも非がある」

事情を聞いて、昨日連れて来てと言った事に後悔して長門に謝るが、本人は自身も悪いと許してくれた。


ただ……

戦艦棲姫「……」

座蒲郎「……」

なんでそんな見てるの、俺を?
最も気になるのはこちらを見つめてる戦艦棲姫の事だった。

≪ス……≫

戦艦棲姫「……」

≪ビクッ!≫

座蒲郎「ひっ⁉︎」

突然何をするかと思ったら、身体検査をするかのように俺の身体に触り出してビックリするくらいに驚いた。

≪サワサワ……≫

戦艦棲姫「……」

≪ビクビク……≫

座蒲郎「……///」

しかも色んなところを触るから恥ずかしくなる。
そして……

戦艦棲姫「カッコ…イイ……」

座蒲郎「はい?」

途切れ途切れでよく分からないけれど、いきなり格好良いと言われてつい聞き返してしまう。

戦艦棲姫「テイ…トク……ワタシヲ…ココ二…オイテ……クダ…サイ……」

座蒲郎「ええっ⁉︎」

今度はここ(横須賀鎮守府)に置いて欲しいとか言われて更に驚いた。

戦艦棲姫「ダ…メ……?」

座蒲郎「それは…敵の艦をここに置くのはチョット……。」

とはいえ相手は俺達の敵の深海棲艦。その中でも戦艦棲姫はその中でも厄介なボスクラスの奴。置こうものなら何を仕出かすか分からない。

戦艦棲姫「ムコ…ウノ……ジョウ…ホウ……シル…カギリ……オシ…エル……オテツ…ダイ……モ……スル……ダカラ…オネガ…イ……オイ…テ……」

座蒲郎「……」

信じ難いなぁ……
一応聞き取れるから良いけど、言ってることがイマイチ信用出来ない。

座蒲郎「裏切らないって誓う?」

戦艦棲姫「チカ…ウ……」

座蒲郎「もし裏切ったら、問答無用で解体するけど良いの?」

戦艦棲姫「イイ……」

信じ難いから念を押して聞き、本人は誓うと言ってくれてる。
これじゃあ断る訳にもいかないし……仕方ないか……

座蒲郎「分かった……君がそう言うなら信用しよう……」

戦艦棲姫「アリガ…トウ……♪」

こうなってしまえば流石の俺でも断る訳にもいかないから、やも得ず信用することにする。
一方の本人はなんか上機嫌に見えた。


長門「いいのか提督、本当に置いても?」

座蒲郎「こうまで誓うと言うんじゃやも得んし、とりあえず信用するとしよう。
代わりに、監視はするけど……」

長門「まっ、そう言うなら仕方ないな」

戦艦棲姫を置く事に長門に抗議を受けたけど、解体してでも約束するから否定のしようが無い事を話して、納得してどうにかもらった。

ーーーー

けれど……

座蒲郎「流石に戦艦棲姫って名前は駄目だと思うな、戦艦棲姫はどちらかというなら艦種っていったところだし。
それにここに置くとなれば名前をつけておかないと、上層部からなんて言われるか分からないし」

陸奥「言われてみればそうね」

問題がそこだった。第一、そうなると上層部にも話しておく必要も出るから一層嫌な予感しかしないから、とりあえず名前だけでもつけるとする。

座蒲郎「うーん…そうだな……」

ただどんな名前をつけるかやらだった。他のみんなに任せたらろくでもない名前をつけそうだから、俺自身で決めるのが最善の策だが良い名前が浮かばない。
戦艦棲姫で一番に脳裏に浮かぶのは……

座蒲郎「アイアンボトムサウンド……」

開幕前に言い放つ戦艦棲姫のセリフ。けれどそれじゃ駄目だから……

座蒲郎「サウンド……音…姫……」

サウンドの日本語訳の音と戦艦棲姫の姫。その2つを繋げて……

座蒲郎「“音姫(おとひめ)”……でもなぁ…それだと誤解されそうだしなぁ……」

音姫。けどおとぎ話の乙姫と間違われる可能性があるから駄目。そうなると……

座蒲郎「“奇姫(キキ)”……」

戦艦棲姫「!」

座蒲郎「“奇姫”って名前はどう?」

音の代わりに奇跡の奇で奇姫。この名前が浮かび、本人に聞いてみると……
戦艦棲姫「キ…キ……ウン……スキ……キニ…イッタ……」

本人も気に入ったようでこれで決まった。 ̄
座蒲郎「よし、じゃあこれから宜しくな。奇姫。」
奇姫「ハイ……」

戦艦棲姫を“奇姫”って名前で鎮守府に置くとして…、 ̄

ーーーーーーーーーー

座蒲郎「上層部になんて言おうかやらだな」

1番の問題がそこだった。
その時……

≪ジリリリリーーン…ジリリリリーーン……!≫

デスクに置かれてる電話の音が部屋中に鳴り響いた。

座蒲郎「誰だろう?」

≪ガチャッ≫

座蒲郎「横須賀鎮守府の沢小路提督ですが、どちら様ですか?」

受話器と手に取り耳に近付けて相手を聞くと……

海相『どうやら悩んでいるみたいだな沢小路提督、敵さんの深海棲姫を置く事についてな』

座蒲郎「⁉︎」

相手はこともあろうか海相。しかも奇姫の事が知れてるみたいだった。

座蒲郎「って、何故それを知っているんですか⁉︎」

海相『実を言うと君の執務室には盗聴器と監視カメラが設置されているのだよ。だからつい先程君らが話してた話は全て筒抜けなのだよ』

座蒲郎「……」

マジ…かよ……
けれどその話はついさっきまで話してた事でいつ漏れたのか想像がつかなかった。けれどそれは部屋に盗聴器と監視カメラが設置されてた訳で筒抜け漏れたらしく、それを聞いた俺は唖然となって固まってしまった。

元帥『まぁ奇姫に関しては気にする必要は無いぞ。こちらもこちらで大歓迎だ』

座蒲郎「はあ……」

完全に面白がらてるなぁ……
一応奇姫の事は認めてもらったものの、悩みの種が増えた感じがして気が遠くなる。

海相『それともう一つ、君が立案する作戦について、陸軍が賛成しておったぞ』

座蒲郎「本当ですか⁉︎」

海相『勿論だ。第二次北方作戦の是非の為に集まった会議で、“やっと役に立てる。”と喜んで賛成し、アムチトカ島への上陸部隊と守備隊の編成に力を入れたりと自信満々な様子だったよ。
作戦について意見が一致した事は、我々としても大いに喜ばしい事だ』

座蒲郎「そうでしたか」

けれども作戦について陸軍からの賛同を得られたのは、個人的には良い知らせだった。

海相『ではそちらは任せるぞ』

座蒲郎「はい……」

≪ガチャンッ≫

っといった感じで問題は解決(?)して電話をきった。

ーーーー

長門「それで、誰からの電話だったんだ?」

座蒲郎「上層部だよ。奇姫の事はこっちに任せる上に、今度の作戦に陸軍が賛成してくれてるみたいだとさ」

長門「そうか、それは吉報だな」

電話をきった直後に長門から相手は誰かと聞かれ、相手が海軍上層部である事と奇姫の事、そして今度の作戦について話した事を説明して長門も喜んでくれた。

座蒲郎「それで、今回の偵察についての報告を聞こうか」
長門「ああっ、そうだったな。それなんだが……」

けどそれ以前に報告がまだだから、それについて長門の報告に耳を傾けた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「「「「「……」」」」」

それから報告を聞いた後、会議室にて陸軍少将と秘書艦代理の大和と矢矧、そして大淀と作戦の最終調整を始めた。
さっきまでいた長門と陸奥はアイオワと新入りの奇姫の訓練に出し、更に第八艦隊の香取,鹿島,あきつ丸は更なる改修の為にドッグに入れる事にした。
香取達は至って損害は無かったが、改装するキッカケになったのはアイオワからの要望だった。アイオワ曰く“今のような、速力をモロに出せないままは嫌!”っと言って来たらしく、それを叶える為にドッグにて改修させる事になった。
改修を担当する妖精の話だと、速力を上げようにも艦体を延長させる必要があるから大工事になると言って、香取達の許可で大規模改修を行うことになり、改修が終わるまでは作戦決行は見送りで決まった。


だが……

座蒲郎「これはかなりの規模ですね」
陸軍少将「みたいですね……」
長門が持参した航空写真を見た結果、敵の飛行場の規模はかなりのもので、それは200どころか倍くらいの規模にもなる代物だった。
更に報告によると敵には飛行場姫が居るらしく、これをどうするかが問題だった。飛行場姫は強力な航空戦力を有しているから、まず潰すとすればやはり飛行場姫になる。更に奇姫からの情報によると、北方海域に展開されてる敵艦隊は空母ヲ級を中心とする機動艦隊が複数で飛行場姫を守ってるとの話だった。そうなるとこちらも強力な航空艦隊と支援艦隊で相手をする必要がある為、海域攻略専用の大艦隊を派遣するのは必要不可欠だ。
加えて飛行場制圧部隊の護衛も合わせると、主力艦の殆どを回すことになるから鎮守府近海の守りが手薄になる。

座蒲郎「……仕方ないか……」

とはいえ、陸軍からの賛成の声が上がってる以上は変更する訳には行かないから、報告を元に小規模な修正を行って作戦命令書が出来上がった。

《第二次北方作戦》、これが今回の作戦の総称だ。敵飛行場制圧は島の名前をとって〈AT作戦〉、敵艦隊撃破は〈キ二号作戦〉と呼称する事になった。
〈キ二号作戦〉は第三水雷戦隊を筆頭に第一,第二艦隊を、支援艦隊にはアイオワの第八艦隊からなる第一攻略部隊でもって進撃し、敵の飛行場姫を真っ先に叩いて掃討。
〈AT作戦〉は第四,第五艦隊と大和の支援艦隊と第一航空機動艦隊の第二攻略部隊が制圧部隊を護衛してアムチトカ島まで進出、敵航空部隊を撃滅してから上陸し、飛行場を制圧。その後護衛部隊の一部は第一攻略部隊に加わり敵艦隊撃滅に加わる。
これが今回の作戦の内容だ。

ーーーー

座蒲郎「こんな感じかな……ところで、キスカ島の戦友はどうされてますか?」

陸軍少将「連絡によると、空襲を受けながらも耐え続けているそうです。寧ろ、制圧部隊を出すことに皆賛成で、提督の来援を今か今かと待ち侘びているそうです」

座蒲郎「なんか、凄い緊張しますね」

作戦内容の最終調整を終え、途端にキスカ島の人達の状況が気になった俺はその事を陸軍少将に聞くと、幾度の空襲に耐えて部隊の到着を待ち望んでいるらしく、作戦発令前なのに緊張してしまう。

陸軍少将「帝国史上初の陸軍と海軍首脳部の意見が一致した上での共同作戦ですしね、緊張するのも仕方ありませんよ。
自分だってそうですから」

座蒲郎「そうでしょうね」

緊張するのは俺だけでなく、作戦に従事する陸軍少将もそうみたいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、作戦命令書を書き終わり、コピーした控えを除いて大本営の海軍部へと直接提出。
その結果……

海相「うむっ、分かった。ではこの作戦通りに行こう。
陸軍にはこちらから説明するから、暫し待つように」

立案通りに進める事で決まり、後は陸軍からの反応次第との事だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから数時間後……

海相『陸軍も君の立案した作戦に賛成だそうだ。すぐに制圧部隊を編成するそうで、詳しい話は分かり次第連絡する。』

海相からの電話で陸軍との話し合いの結果が届き、更なる話はまた後日連絡する事で決まった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

陸軍少将「そうなりますと、出撃は陸軍の準備が整い次第ですね」

座蒲郎「いえ、残念ですが、この作戦に参加する艦の一部はドッグで改修を受けています。
作戦発令は陸軍の準備が整い、尚且つこちらの準備が出来次第ですよ」

陸軍少将「そうでしたか。これは失礼しました」

座蒲郎「いえいえ」

こうなると作戦発動だが、今回の作戦に参加する香取と鹿島とあきつ丸が改修中だから、陸軍の準備が出来ても、こちらの準備が出来ない限りは発動は出来ない。そうなると後は、“作戦の成否は神のみぞ知る。”っといった感じになる。

ーーーーーーーーーーーーーーー

座蒲郎「とりあえず、新しい仲間も増えた事ですし、今日も一応歓迎会でもやりますか」

陸軍少将「今日もですか?ですが、相手は我々の敵ですよ?」

座蒲郎「敵である事は承知の上。ですが仲間になった以上は歓迎する必要がありますよ」

陸軍少将「そうですか。提督は部下思いなお方ですね」

座蒲郎「いえいえ、そんなことは……」

他にするとなるとやはり、奇姫の歓迎会だ。とはいえ、相手が敵の艦である以上は警戒する艦娘も当然居るだろう。けれど仲間になった以上は歓迎をしないと可哀想だ。仲間を歓迎するのに、敵も味方も関係ない。優劣なく歓迎するのが俺の考え方だ。敵を仲間にする事に抵抗する陸軍少将にも分かってもらえたから、みんなもキット分かってくれる筈だ。
そこへ……


≪ガチャッ≫

奇姫「テイ…トク……」

長門達と訓練に出てた筈の奇姫が部屋に入って来た。

座蒲郎「奇姫か、訓練はどうした?」

奇姫「ヨウジガ……デキテ……キリガ……イイカラ……オワリ…マシタ……」

訓練の方は奇姫本人に用件が出来て、しかもキリが良いから終わったらしい。

座蒲郎「そうか。それで、用件ってなんだ?」

奇姫「ワタシガ…ヨンダ…ナカマ…ショウカイ…シマス……」

用件を聞くと、なんでも奇姫が呼んだ仲間を紹介するとの話だった。

座蒲郎「奇姫の仲間?なら会っても良いよ、通して」

奇姫「ハイ……」

一抹の不安はあるものの、奇姫の仲間なら問題無いと思って通す事に。
そして……

「「「「「……」」」」」

入って来た奇姫の仲間とは、戦艦ル級と空母ヲ級、そして港湾棲姫と駆逐棲姫に駆逐古鬼。
ル級とヲ級はまだしも、何故姫と鬼ばっかなのかは気になるけれど……

座蒲郎「なんで呼んだのかな?」

それが一番気になる所だった。

奇姫「テレパシーデ……テイトク…ノコト……ハナシ…タラ……ミンナ…アイタイ……ッテ……イッタ……」

座蒲郎「だから呼んだの?」

奇姫「ハイ……」

なんでも俺の事を話したら会いたいとか言って仲間を呼んだそうだ。

奇姫「ソレデ……ミンナ……ココニ……イタイ……ッテ……イッテル……」

座蒲郎「そうなの?」

「「「「「……」」」」」≪コクッ≫

しかもみんながここに居たいとか言うから、本人達に聞くと揃って首を縦に振った。どうやら本当にここに居たいみたいだ。

座蒲郎「それだと2度と元の場所には帰れないよ?」

ル級「カマワナイ……ワタシ…タチ……イクアテ…ナイカラ……」
座蒲郎「行く宛無い?」

ヲ級「ワタシタチ……トクベツ…イタン……ダカラ…ワタシ…タチ…ステラ…レタ……」

座蒲郎「特別?異端?てか捨てられたって、何があったの?」

港湾棲姫「ダレカヲ……オモウ…キモチ…アル……ダカラ…ステラレタ……」

駆逐棲姫「トホウ二…クレテタ…ワタシタチヲ……カノジョガ…キキガ…ヨンダ……テキ…ナノニ…アタタカク…ムカエテ…クレル…チンシュフ……テイトク…スゴク…ヤサシイ…ヒト……」

駆逐古鬼「ダカラ…ワタシタチ…ココニ…キタ……ヨリソウ…アイテ…テイトク…ミカタ…ナカマ……」

念を押して聞くと、なんでも彼女達は誰かを思う感情があったから同胞に捨てられたらしく、途方に暮れてたところで奇姫から話を聞いてここに来たらしい。

座蒲郎「うーん…仕方ないか……」

奇姫の時と同じで信用し難い内容だが、捨てられたと聞いた以上は放って置く訳には行かない。

座蒲郎「分かった。奇姫の仲間の君達は、ここの提督である俺が責任を持って受け入れる。だがその代わりに、ここでの仕事は受けてもらうよ。それでも良い?」

「「「「「ハイ……」」」」」

座蒲郎「なら君達を新しい仲間として受け入れよう、宜しくな」

「「「「「♪」」」」」

更に念を押し聞き、みんなに依存が無かったから、奇姫の仲間もここに置く決め、みんなは随分と嬉しそうだった。

ーーーーーーーーーー

その後、電話で海相にも奇姫の仲間の事を説明したが、“君の好きなようにやりたまえ。”っと任されて、晴れて彼女等も俺達の仲間になり、仲間になった証に名前をつけることにした。
ル級は瑠璃の瑠と女性らしく美って漢字を合わせて瑠美(ルミ)。ヲ級は修羅の羅と人の名前にもつく奈々美の奈で、羅奈(ラナ)。
港湾棲姫は湾(えん)と姫で湾姫{エンキ(発音は高めで。)}。駆逐棲姫は姫と向こうで呼ばれてた“悪雨”からとって姫雨(キサメ)。駆逐古鬼は古と姿が似てる神風型から風をとって古風(コフウ)。みんなが新しい名前を気に入ったから、以降はその名前で通す事にする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その晩、新しく仲間になった奇姫とその仲間の瑠美,羅奈,湾姫,姫雨,古風の歓迎会を開いた。最初は敵を仲間にする事を反対されると思ったが、みんなすんなりと受け入れて、奇姫達も大喜びでホッと肩を撫で下ろし、歓迎会は成功のウチに終わった。


(続く) 
 

 
後書き
戦艦棲姫の奇姫のみならず、その仲間まで味方にした主人公。こうなると先が見えませんが、暫くはこれ以上増えません(今のところは……)。

次回は第二次北方作戦発動。 
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