| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

女提督の航海(後悔)日誌

作者:蘭丸
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

型破りなル級の戦い方?

 
前書き
深海棲艦を撃退するため出撃する長波を旗艦とした艦隊。
開幕航空戦により制空権の確保に成功する瑞鶴。砲撃戦が開始されようというその時、フラグシップのル級が瑞鶴目掛け突撃してきた。 

 

~~~


翔鶴:相手は無人機の報告どうりの編成みたいね艦載機を飛ばしましょう!

瑞鶴:オーケ~!ヲ級はまだ艦載機を出してないっ先手必勝で制空権の確保…!

阿武隈:さっすが瑞鶴さん

瑞鶴:みんな、思いっきり暴れちゃって!

長波:任せt…何だぁ!いきなりル級が前に跳び出したぞ!

翔鶴:瑞鶴っ!至近距離にル級がっ!回避して!

瑞鶴:ちょっ!何っどういうこtっ!間に合わないっ!
(一気に間合いを詰められたっ!)

ル級:シズメ…!

瑞鶴:うっ!打撃の一発喰らったぐらいじゃ沈まないんだからっ!(何なのよこいつっ!)

ル級:ッ!

瑞鶴:あぁっ!もう!戦艦なんだから砲撃しなさいってのっ!

ル級:フ…!モウイチド!

瑞鶴:きゃっ!何すんのよっ(さっきの追撃でスクリューがっ!何か足首が痺れて…!)

ル級:フフ…!

瑞鶴:ああっ!飛行甲板がっ!

翔鶴:瑞鶴!…無理をしてはいけないわっ!後退を!(何で砲撃じゃなく殴る様な素振りを…?)

瑞鶴:っ!今度はト級がっ(さっきのが砲撃だったらあたしっ…)

木曾:追ってくるト級はオレ達が引き受ける!翔鶴さんと瑞鶴はル級の射程外まで下がってくれ!

阿武隈:阿武隈がっ月に代わっておしおきしちゃうんだからっ!

木曾:冗談は良いから、真面目にやれ!

阿武隈:えー、ノリが悪いなぁ、マント仮面様はっ!

木曾:私は悪を切り裂く、一輪のバラだ…って違ぁぁうっ!マント仮面って何だよっ!オレが付けてんのは仮面じゃなくて眼帯だぁぁぁ!

阿武隈:すごーい、ノリツッコミしながらト級を圧倒してる~ちょっとト級が可哀想…

木曾:誰のせいだよっ~!

長波:あっちは大丈夫そうだな、こっちはあたし達に任せな!

夕雲:ヲ級が艦載機を飛ばしていない今が攻め時ですっ!先に取り巻きの駆逐艦を撃ちましょ!

長波:はいよ!

ーーー

翔鶴:ここまで離れれば…ず、瑞鶴、足が…

瑞鶴:ちょっと捻っちゃったみたい…翔鶴姉、私の身体、支えててくれる?ル級に一泡吹かせないと気が済まないからっ

翔鶴:分かったわ、しっかり狙うのよ?

瑞鶴:うん、翔鶴姉ぇがついてるから大丈夫っ!攻撃隊っ発艦!

ル級:!ク…ソノテイドジャ…カスリキズニモナラナイ…!

瑞鶴:だったら、あんたの装甲を貫くまでやってやるわよっ!

長波:ヲ級は沈めたっ動けない瑞鶴さんを援護するぞ!

夕雲:ええ!

長波:おい、ル級!こっち向けぇぇぇ!

ル級:メザワリナヤツ!

長波:へへんっ!小回りの効く駆逐艦なめんなよ!

翔鶴:長波ちゃんがル級の注意をそらせているうちに、再度発艦を!

瑞鶴:うん!第二次攻撃隊っ発艦!

ル級:グッ…クッ…マダマダァッ!

長波:なっ武器を盾にしやがった!2人はやらせないよっ!

夕雲:長波っ!

ル級:ジャマダ!

長波:ち!

木曾:オレの仲間に攻撃するバカはどいつだ!雷撃をくらいな!

ル級:グアッ

木曾:ミンチよりもヒデェ目に合わせてやろうか?あ?

ル級:グハッ!

木曾:さっきのはジョークだっ丸腰のお前を相手にすんのは気が引ける…だがっ!

ル級:ッ!

阿武隈:き、木曾ちゃん怖い!

木曾:綺麗な顔が無事かどうか保証しねぇが、切り傷だらけよりマシだろ!

ル級:ウグッ!オマエハッ!

翔鶴:ル級が体制を崩したわ、一気に畳み掛けるのよ瑞鶴!

瑞鶴:分かってるって!これで、キメるわよ!全機爆走っ!

木曾:っ…!

ル級:アアッ!…ココマデ…ダト…!…ハ、ハナセ!

木曾:ぐあっ!逃げた…か…はぁ…手ェいて…

夕雲:敵影無し!ル級以外撃破しましたねっ

長波:まぁ、ざっとこんなもんよ~早く帰ろうぜ

夕雲:瑞鶴さん、大丈夫ですか?飛行甲板ボロボロ…

瑞鶴:ええ、ちょっとスクリューが壊れて足首捻っただけよ。まじかにル級がコンニチワした時は冷やっとしたけど、こんなんでヘタれてたら、先輩に笑われるからね

翔鶴:阿武隈ちゃん、瑞鶴を抱えるの手伝ってくださるかしら?(私、何も出来なかったわね…ごめんなさい瑞鶴)

阿武隈:は、はい!瑞鶴さん、あたしの肩に掴まって

瑞鶴:助かるわ…(木曾、手加減してたのかしら…)

木曾:よーし、艦隊を撃退したとはいえ、一応周囲を警戒しならがら鎮守府へ帰投しよう 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧