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ドリトル先生北海道に行く

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第七幕その五

「何人も犠牲者が出たんだ」
「そういえば今でもね」
「ロシアとかで熊に襲われて死ぬ人いるし」
「熊は怖いね」
「そうした一面もあるんだね」
「餓えた生きものはどんな生きものでも怖いよ」
 先生はこの現実を指摘しました。
「熊でもね、けれどね」
「大型の羆は特に」
「そうなんだね」
「だからf犠牲が出た」
「そうなんだね」
「そうだよ、このこともね」
 心からお話する先生でした。
「覚えておくべきだよ」
「わかったよ、餓えたらね」
「どんな生きものも怖くて」
「そしてそうした羆もいた」
「そのこともだね」
「覚えておこうね、北海道ではそうした事件もあったんだ」
 またお話した先生でした。
「悲劇だったよ」
「そうした事件はね」
「二度と起こって欲しくないよ」
「私達もそう思うわ」
「僕もだよ」
 皆で言うのでした、そして。
 王子はそのお話の後で皆に言いました。
「車は駅の方にあるからね」
「そうだね、じゃあ」
「そこで車に乗って」
「夕張まで行こうね」
「夕張に行ったら」
 先生はそれからのことも言いました。
「どうしようかな」
「それならもう決まってるんじゃない?」 
 王子が先生ににこりと笑って言ってきました。
「夕張なら」
「ああ、メロンだね」
「ラベンダーもあるしね」
「あそこはメロンが有名だから」
「是非食べようね、それと牧場のね」
 北海道のです。
「牛乳や乳製品もあるから」
「あとワインもありますね」
 トミーはお酒を出しました。
「北海道には」
「ああ、夕張でも飲めるね」
「同じ北海道ですから」
「小樽ワインだね」
 北海道のワインと聞いてです、先生はこの名前を出しました。
「もう小樽には行ったけれど」
「はい、小樽ワインは夕張にもありますよ」
「じゃあワインと乳製品にだね」
「それとメロンだね」
 王子はまたメロンを名前に出しました。
「それも食べるべきだね」
「はい、それじゃあ」
「うん、夕張に行ったらまずは」
「色々食べようね」
「そうしようか」
 こうしたことをお話してでした、先生達は札幌駅から王子のキャンピングカーに行ってです。そしてでした。
 夕張まで向かいました、その夕張に来てです。
 先生達はまずは牧場に行きました、その牧場に入ってです。
 皆でのどかな迷路や資料館、アニマルゾーンにゴルフ場、自然探索コース等を回っていきました。
 その中で、です。ロータリー展望台も見てです。皆は先生に言いました。
「牧場いいよね」
「落ち着くわね」
「北海道には牧場もあって」
「のどかなものもあるのね」
「海も街も北海道で」
「これも北海道なんだね」
「そうだね、北海道は日本で一番広い都道府県でね」
 先生は皆にこのことからお話します。
「牧場も多くてね」
「だから乳製品も多いんだね」
 ダブダグが先生に尋ねました。 
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