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ドリトル先生北海道に行く

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第一幕その二

「そうした場所に行って楽しめるし」
「だからお家にいても」
「本当に本を読む位だよ」
 それこそと言う先生でした。
「何もすることがないよ」
「先生他に趣味がないから」 
 ガブガブも言います。
「夏休みになっても」
「普通の日曜日がね」
「何日も続いている」
「そんな感じでしかないよ」
 それこそというのです。
「僕にとってはね」
「じゃあ何の為の夏休みか」
「わからないね」
 オシツオサレツも言います。
「先生らしいけれど」
「何かしたらどうかな」
「スポーツは駄目だけれど」
「先生の場合は」
「それなら」
 ここで言ったのは老馬でした。
「一つ旅行とかどうかな」
「旅行だね」
「そう、先生は旅行大好きだしね」
 それでというのです。
「どうかな」
「うん、いいね」
 先生も老馬のその言葉に頷きます。
「確かにね」
「それもいいね、じゃあ今から何処に行くのか探そうかな」
 それこそと言うのでした。
「旅行に行くのなら」
「そうしよう」
「是非ね」
 最後にチープサイドの家族が言ってきました。
「それがあったよ」
「そうそう、旅行に行けばいいんだ」
「じゃあ先生それに行こう」
「今度の夏休みは」
「じゃあ探そうか」
 何処かとです、先生は少し考える顔で言いました。
「これからね」
「じゃあ早速探そうよ」
「善は急げよ」
「ネットとかで探して」
「それで何処かに行きましょう」
「そうだね」
 先生も皆に言葉に頷きます、そしてです。
 旅行先を探すことにしました、それで同じ医学部の先生達と大学の食堂でお昼を一緒にしながらお話をしました。
「旅行先を探しているのですが」
「夏休みのですか」
「旅行を」
「はい、そうです」
 その通りとです、先生は鰯定食を食べながら同じテーブルに座る先生達にお話しました。
「そう考えていますが」
「今からですか」
「夏休みの旅行を」
「そう考えておられますか」
「それは」 
 先生達は先生に首を傾げさせて言いました。
「幾ら何でも」
「遅いのでは」
「もう七月です」
「それから夏休みの旅行の予約とは」
「流石に」
「遅いですか」
 先生は先生達に言われて目を瞬かせました。
「そうなのですか」
「はい、日本ではです」
「もうそうしたことは前から準備をしますので」
「夏に決めて夏に行くのは」
「かなり難しいですよ」
「遅過ぎると言ってもいいです」
「そういえば」
 先生もここで気付きました。 
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