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揺るがぬ生き様

作者:刀の道
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NARUTO
  N.3

 俺は現在、それぞれの名家の指導を任せられ、今では親世代に指導をメニューとして渡し訓練のベースにしてもらっている。
 アカデミーでは、自分たちよりも前の世代での失敗談、それに対する改善案のディベートなども授業として取り入れている。
 また、子供の自由な発想も馬鹿にできない。という事で、新術の発想として意見交換も行われるようになった。
 勿論、熱血のガイやリーには身体構造や手や足を守る具足等をあげた。……お礼に八門を気合いで教えられ行使可能になった。
 子供たちには、まず体力が必要で筋肉を小さい頃からつけすぎると逆に成長を妨げる事も教えた。
 秋道は逆に食の感謝を教え、野菜も食べさせるようにした。
 警羅隊は、交番の設置をして互いに見れるようにした。勿論裏の顔もあるが…
 奈良は影で生物の模倣を提案した。既存にない動きもさせる事で意表を突くこともできる。
 油目は、でかい蟲を身体警護に身に着けさせた。蟲自体は、雁夜と同じ手段をとった。

 ただ、これらの指導自体は『ナルト』として、ではなく暗部での顔も兼任する死神様の恰好でやった。
 暗部を鍛える事をダンゾウ等に頼まれ、ハンドシグナルだけでの会話、掛け声等をやめさせる等大変だったと言おう。
 その指導を見ていたダンゾウに暗部の副指令を任せられた。総司令はダンゾウ様だ。

 今さらなる飛躍を遂げている木の葉だが、勿論水面下での小競り合いもあった。
 何回か死神様で出撃し徹底的に壊滅させた。途中原作の多由也の村が襲われており、助けたら三代目に世話を任せられた。
 周りの女性陣の呆れを含む目が痛い……

 自分は、性質変化・形態変化を共にマスターし、新術の作成、写輪眼も培養し輪廻眼を開眼した。
 うちはにこの技術を使い失明を避けるよう厳命し、尚且つ誤った力の行使をすることのない様頼んだ。


 そして今、目の前には教室の扉
 イルカ先生を担任として副担任に俺を置いたクラスが始動する。

 アカデミーside

「おら~お前ら席につけ~
 俺はこのクラスの担当になった。うみのイルカだ
 そして、このクラスでは副担任がつく、じゃあお願いします!」
 クラスのみなは静まり返る…
 そしてドアからは……

「う~す!シャッス!う~す!?君たちの副担任の死神様DEATH☆!」
 皆唖然とするなか、キバが立ち上がり

「おめー!!ナルぶべらぁあ!!」
 教室後方に吹っ飛んでいった。

「死神様だっつってんだろうが!通常時以外はナルトって呼ぶなって言っただろう!」
 バレバレなのだが仕方がない。彼は公私は分ける、そんな男だった。
 キバが席に戻り話が戻る。

「ちゅ~わけで普通の授業以外は俺が担当だよ~ん。
 授業はナルトで受けるからね~」

「では説明と紹介が終わった所で授業を始める!」


 ―――――――――――――――――――――――――

 6年後

 今日は卒業式、この六年俺は原作組を強化した。
 まずは体力、これは原作より大幅に増えている事だろう。あと女の子はスラっとした体形になりお腹はうっすら割れている。
 次に体術、これは全員弟子以上妙手未満になった。男子には基本は空手やボクシング、女子には柔道等をやらせた。
 忍術はそれぞれ性質変化を学ばせ、チャクラの瞬時な練り上げの訓練もした。
 先に卒業した。リー、テンテン、ネジには各々に合わせた術を考案し授けた。リーは滝が割れる様になりました!と報告してきたが、使用に条件をだした。
 ネジ、テンテンは己で普段は行使しない、と決めているようだったので安心だ。

 それだけではなく、里自体を発展させ土地を広げたり、それに伴う人員のやり繰りを里の老人にも準忍として参加してもらったりと
 中々大変だった。自分の外の顔を持つ死神様の中身が俺だという事が知れ、今ではある程度、存在を認められる様になった。
 3年目あたりに隠れて上忍になった。ご意見番の3人と爺ちゃんに、お前が下忍なのは可笑しいという事らしい。

 さて、額当ても貰い担当上忍の発表と班決めだ。え?ミズキはどうしたか?密通しようとした瞬間、現行犯逮捕で刑務所にぶち込まれました。

「お!ナルト今日から死覇装を標準装備か。刀も出してるし」
 シカマルが若干嬉しそうに言う。

「ああ、まぁ今日から下忍だからな表向き、武装しても大丈夫だろ」

「んだね、ナルトにジャージは合わないよね」

「そうだ、何故ならナルト、お前は木の葉のジャケットが似合わないからだ」

「シノ……革ジャンなら大丈夫だぜ?」
 その後雑談をし、教室にイルカ先生が来る。

「今日から君たちは一人前の忍者になった訳だが、まだまだ新前。
 今後君たちは、基本三人一組(スリーマンセル)の班を作り任務をこなして行く事になる。
 班は力のバランスが均等になるようにこっちの方で決めた」

「ナルト~、一緒になれると良いわね!」

「イノ、多分それ無理だと思うよ」

「そうね、イノは家の関係でいつもの組だと思うわ」
 サクラの言葉にイノは落ち込む。

「ウチは一緒だろうな」
 多由也、なんて感の良さだ。しばらくするとイルカ先生が
「お前ら静かにしろ!…では発表する。
 第七班 春野サクラ、うちはサスケ、うずまき多由也、うずまきナルト」

「えぇー!先生!なんで表と裏のトップの二人とサクラが一緒なんですか!」

「まったく…だけどイノの言う通りだな、なんでなんすか?」

「はぁ…ナルト、説明してやれ」
 イルカ先生…予想してたって顔だな

「俺は下忍の仕事を余りやる暇がないからな、表のトップのサスケと座学で優秀なサクラそれと多由也
 それで基本回すと判断されたからだ。安心しろ、少し難度が上がると俺も出れる時もあるだろう」
 俺の言葉に皆なるほど…、といった様子だ。俺忙しいのよ…早く中忍なってくれ。

「次、第八班 犬塚キバ 油目シノ 日向ヒナタ」

「いやっほー!」

「が、がんばろうねシノ君」

「問題ない、何故な「次、第十班 山中イノ 奈良シカマル 秋道チョウジ」…」

「はぁ~やっぱりか」

「まぁまぁ、イノ別にあえない訳じゃないんだからさ」

「午後から担当上忍が来る。それまで教室で待機。以上!」

 あの後他の班のメンバーはいってしまった。
 残りは俺たちだけだ。遅いな…

「ね、ねぇナルトヤバイときの雰囲気出してない?」
「あぁ…担当上忍には刑が執行されるな…」
「あぁーかわいそうに…」


「あー……あっ!」
 目の前のカカシに向かい一言
「判決!死刑!」
 悲しみの声が里に響く。ちなみにカカシは減給された。

「そ…そうだな…ナルト以外は自己紹介だ。好き嫌い、将来の夢、趣味ま!そんなのだ」

「カカシの自己紹介が先だろ」

「あ…オレははたけカカシ まぁ趣味は色々だ」
「ちなみにカカシはムッツリだ」
 俺の言葉で冷めた目で見られるカカシ。

「ははは…次はお前らだ、右から順に」

「ウチはうずまき多由也、好きなものは兄貴との時間。嫌いなものはそれを邪魔する奴だ」
 どこで教育を間違えたんだろう…カカシも呆れてるよ…

「名はうちはサスケ、夢は兄を超える事だ」
 カカシは内心なるほど…と思った。イタチは次期火影候補と言われもする。だが本音は、横目でチラっと見たナルトを超える事だろうなと感じた。
「私は、春野サクラ 将来の夢は大切な人を守り抜く人になる事です」
 サクラについてはイノ等と同様色々教えた。頭は悪くないので教えれば理解できるしな。

「本来ならこの後サバイバル演習をするんだが、お前らはナルトからして基本的な事は、教えられているだろう」
 カカシの言葉に目で肯定する。
「忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。
 けどな!仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ。
 大切なのはチームワーク、それでは明日から任務開始だ」

「うっし、そんじゃ卒業記念に飯でも行くか。カカシの奢りで」
「さすが兄貴、名案だな」
「ふっ…食べ終わったら稽古付き合えよナルト」
「あ!あたしもやるわ!」

「え?ちょ……えー!!」
 他の班も同じことを考えていたらしく、上忍の財布が寒くなったらしい。カカシWパンチ



 
 

 
後書き
現在の劔(ナルト)の衣装は
小さい死覇装と帯剣してる形です。暗部ではソウルイーターの死神様です。
リーはデスメガネを浮かべてください。
多由也はブラコン…イイネ! 
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