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揺るがぬ生き様

作者:刀の道
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NARUTO
  N.3

 
前書き
今日はここまでです。 

 
 日向での特訓と三代目から教わったチャクラの性質変化と術に磨きをかけた。

 うちはとの会談は、サスケの家族とシスイさんに記憶を魅せると
 フガクさんからは謝罪され、自浄作用を持つことと写輪眼の研究も約束を頂いた。
 ミコトさんは「キャー!クシナの子ね!」と言い、メロメロになり抱き着かれ人形状態にされてしまった。
 イタチ・シスイさん両人からは術や模擬戦の相手をしてくれるらしい。
 サスケには「俺に修行をつけてくれ!」と言われた。軽く揉んだら昇天しかかりイタチが叫んでいた。

 その場でフガクさんに、今の組織運営をどの様に改善したら良いか案を求められ
 まず警察という職について説明し、うちはの穏健派と日向、猪鹿蝶の家を混ぜた組織を提案した。
 今のうちはでは、忍としての能力を維持しきれていない事も指摘し、技量向上を目指してほしいと伝えた。
 運営改善の進行と同時に刑務所の移動、柵の撤廃を行ってもらう事にした。
 三代目とダンゾウ様には小隊規模の訓練と並行して中隊規模の運営もお願いした。

 砂隠れに向かう前にガイに筋肉の説明をした。彼に基本の修行の指導を自分がいない間お願いした。
 前払いにガイの横隔膜を特殊な呼吸方に変え、仙道を教えた。

 足早に出発の日まで過ごし、今日は出発の日
 朝早くに影分身を他の尾獣の所へ向かわせ本体の自分は正門にて待つ。

「や~ごめん、ごめん、んじゃ行こうか」

「う~す」

 どうやらカカシさんは歩きで行く気の様だが、俺はそんな気はない。

「カカシさん、ストップちょい待って」

「ん?なんだナルト」

 砂嵐で足踏みなど御免被る。

「口寄せ 皇帝鴉(エンペラークロウ)!!」
 小さい頃から育ててきた、バカでかい鴉を出す。 

「・・・・・・え?こんな鴉見たことないんだけど・・・」

「内緒にしといてください」

 さてこれで今日中に砂隠れにつくだろう。
 道中に自分の父の話、そして事件の真実を教えた。
 カカシは俺が既に知っていて、尚且つ高い力を持つことに驚いているようだ。
 それから他愛もない話をし、砂隠れ付近に付き、皇帝鴉(エンペラークロウ)を元に戻し歩きで向かった。

「ようこそ、火影殿より伺っております。案内いたします」

「どうも、よろしくお願いします」
「宜しくお願いします」

 早速風影のいる邸に向かい対面する。 

「火影殿から尾獣のコントロールを教えて戴けると伺ったが、本当か?」
 どこのゲンドウ司令ですか?と言いたくなるポーズで問いかけてきた。

「まぁコントロールではなく、対話ですね
 尾獣も生きています。ただ押さえつけるだけではダメですよ」

 怪訝そうな顔をしているが、秘書を呼び我愛羅がやってきた。

「だれ?」

「木の葉から来た、うずまきナルトです。後は握手すればわかるよ!」
 怖がらせないよう笑顔を浮かべる。
 (まったく、何故儂がクソ狸なんぞに手を貸さねばならんのだ)
 "まぁまぁ、目的もあるししょうがないよ"
 少し躊躇ったようだが握手した。


「ここは?」

「まさかクソ狐が来るとはな、それに……六道仙人と同じ気配を感じる」

「我愛羅、俺も君と同じ様な存在だ。そして守鶴も君と同じ孤独を知る者だ
 だからこそ君は相棒でもある守鶴と対話しないといけないんだ」

「お前も、一人ぼっちなのか?…」

「け…人間と一緒にするな」

「まぁ最初から信頼は築けない。少しずつ分かり合えばいいさ
 それと守鶴、君に見せるものもある。」
 俺はそう言い、守鶴に触れ六道仙人との会話を見せる。

「…っ!成程などうりで。わかった少し力を分けてやる。」

「ありがとう。
 我愛羅、これから君には辛い事が沢山あるだろう
 でも君は少ないかもしれないが、大切に思ってくれている人がいる事を忘れないようにね」

「うん!ありがとう」

 目を開け互いに笑う。

「風影殿、一応橋渡しはしました。あとは親として我愛羅に寂しい思いをさせないでください」

「本当に大丈夫なのか?」

「うん!守鶴に会ってきた。これから沢山話をするんだ」

「……ありがとう、良ければ家にこないか?」
「え?!ナルト来るの!一緒に遊ぼうよ」

「ありがたくお招きにあずかろうか」
「はい、そうですね」
 カカシさんが笑顔を浮かべ泊まる方向で行くようだ。
 我愛羅の家で、テマリ・カンクロウと会い友達になった。
 我愛羅と仲良くしてくれる事に感謝された。
 それからは、テマリに首飾りをプレゼントを上げたり、キャッチボールをしたり遊んだ。
 風影の羅砂には、大蛇丸に気よ付けろという言葉と共に魂にマーキングをした。
 数日砂隠れで過ごした後、木の葉に戻ってきた。
 帰還と共に影分身が還元され、尾獣全てのチャクラが集まった。

「お~ナルトにカカシよ、戻ってきたか。」

「はい、ただいま帰還しました」
「只今、じいちゃん」
 爺ちゃんの隣に知らない人がいるな

「三代目、そちらの女性は?」

「おお、雷の国から以前の事件の詫びとして送られてきた」

「サムイです。よろしく」

「うずまきナルトです。よろしく」

「ナルトよ、サムイはワシの秘書だが普段の生活はおぬしと共に過ごしてもらう
 それと、これから奈良・秋道・山中の両一族と手合わせ並びに訓練を行ってもらう」

「わかったよ爺ちゃん」

「カカシは2日の休養じゃ、では解散」



「おぉー来たか、まずは自己紹介だ。俺は奈良シカクってんだ、よろしくな。横は倅のシカマルだ」

「よろしく。めんでょくせぇが修行しろっておやじがうるせぇからな」

「私は山中イノイチだ。そして私の……」

「山中イノでーす。わたしもよろしくぅ~!」

「俺は秋道チョウザだ!こっちが息子のチョウジよろしくな」


「うずまきナルトです。知ってると思いますが四代目の息子です」

 俺の言葉に自分と同年代は驚き、親世代は「ほぅ…」といった感想

「挨拶もすんだところだ、これから忍術も含めた組手をする。
 俺たち親子とナルトでだ。ヒアシを倒した事は既に知っている。取りあえず俺たちの実力を感じてくれ」

「わかりました」
 忍術ありきか…親世代を先にどうにかせんとな…

「親父だいじょうぶかよ…ナルトはまだ俺らと同年代だぜ?」

「シカマル……ナルトは忍術無しとはいえ日向で修行をつけてる。油断すると足元救われるぞ」
 シカクさんからの情報で三人は少し緊張を持ったようだ。

「では、開始の合図はこのクナイが地面に落ちた時だ」
 そう言いシカクさんはクナイを投げる。

 …後少しで落ちる…そう見えた瞬間にチャクラを大きく練り上げる。

「肉弾戦者!!」

 チョウザさんとチョウジが術を行使した。
 俺は雷遁の鎧を纏い、避けると同時に刀を上空に投げる。

「刀剣 影分身!!」
 刀が雨のように降り注ぐ中、秋道の二人はそのまま突っ込んでくる。
 シカクさんとイノイチさんも難なく躱すが残りの二人は危なっかしい。

 (先に戦車をなんとかするか……)
 そう思い刀から水を放出し

「水遁 暴狼特攻(ルドラ ウォーフレダイ)!!」

 落ちている刀を巻き上げながら、秋道二人を撃破。
 次に山中二人を狙う。

「乱立の並」

「影真似の術!」

 影が迫るが俺は「三道射(さんどううち)!!」を使い行使の中止を迫る。
 イノイチさんが弾くが刀に向かい飛雷神の術を使い、即座に四人を無効化、組手終了だ。

「まじかよ……」

「あんた本当に強かったのね…」

「ぼく、疲れたよ~」
 子供組は呆気に捕らわれていた。

「まだ、力はセーブしてるよ。それに大人の人たちも大きな技は使わなかったしね」
 そう、まだ木遁や仙術等の大技を使っていないのだ。あまり派手にやると里の不安が高まってしまう。

「まぁ、俺らも驚きだよ…聞いてた以上だなこりゃ」

「ああ、終始術をかけられないようにされてたしな」

「んじゃ、とりあえず今日は解散だ。明日からは各自で教えてもらえよ~」


 風ではあまり濃い物が食えなかったな~……一楽いくか~
 と思ったらイノに連行され焼肉食べる事になった。食べ終わるころにはラーメンは消えていた。

 
 

 
後書き
処女作なので、試行錯誤で四苦八苦してます。 
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