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サクラ大戦7人目の隊員

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異界と繋がる時4 巴里華撃団との共闘後編

「直哉にさくら今までどこに行っていた?」

「それはですね、グリシーヌさん」

「実は僕達はある事件に巻き込まれて、その事件を解決する為に、こうして皆さんと旅してるんだ」

「成る程な、我らにも手伝える事はないか?」

「ならシゾーと殺女を倒すの手伝って」

「承知した」

「でも気をつけて、憑依獣も出てくるかも知れないから」

「わかりましたわ」

「それじゃあ直哉君何時ものしてよ」

「え、でも僕でいいの?大神さんじゃなくて?」

「うん」

「それじゃあ行くよ、帝国華撃団花組、巴里華撃団花組、紐育華撃団星組出撃せよ!!」


「目標地点、巴里凱旋門」

「「「「「「「了解」」」」」」」

「フフ準備が出来たようね、それじゃあ行くわよ、シゾーあいつらが来る前に3大華撃団の小娘共を殺すわよ」

「そして、あのガキの力を使えば・・・」

「降魔殺女、貴女にどんな計画があろうと、私は、貴女から直哉君を守って見せるわ」


「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

「ありがとうございます。ケンさん」

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

「何ですって!!」

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

「あれは、異世界からの侵略者です」

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」


「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

「ええ、そうよ」


「ならばお礼をしなければなりませんね、二人共憑依獣となり、私を守りなさい」

!!

カルマがそう言うと、シゾーと、殺女に、憑依の実が打ち込まれた。

「「ギャアアアア」」


二人の体は変化し、ついに憑依獣と化した。

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

「わかったわ直哉君」

さくらは前鬼を召喚した。

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

「わかったぜ」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

「鬼神ZENKIここに現臨」

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再びが始まった。

 
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