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サクラ大戦7人目の隊員

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3章 最終回 巴里は燃えているか後編


大神達がオーク巨樹に向かった後のシャノワール・・・

「さて、お姉ちゃん、千明お姉ちゃん僕達も行こう」

「ええ、そうね」

「いつでも良いよ直哉君。この仕事は私たちにしか出来ないもんね」

「ちょっとお待ちよあんた達、どこに行くんだい?」

「グラン・マオーク巨樹に巣食う憑依獣を倒してきます」

「何だって!!」

「多分そいつを倒さない限り、大神さん達は勝てないと思います」

そして、直哉とさくらと千明は、真双焔武に乗りオーク巨樹に潜む、憑依獣を倒しに向かった。

オーク巨樹内部・・・


「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

「行くぞ!!エリカ君」

「はい、大神さん」

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ、花火&グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。だが、大神達はサリュが乗るオパドを完全に倒したはずだった。

「何ー!!」

「素晴らしいこの力はーー」

その時サリュの額に浮かんでいたのは憑依の実だった。

そのころ直哉たちは・・・


大神達とは.別のルートで、オーク巨樹内部に侵入した三人は、大神達を助ける為オーク巨樹に巣食う憑依獣を探していた。

「千明お姉ちゃん。オーク巨樹の中では、お姉ちゃんと、明さんの力で、前鬼を鬼神に戻る?」

「ええ、大丈夫よ、直哉君私には、貴方の霊力が宿ってるからね」

「そう言えばそうだったね」

「さくらお姉ちゃんどうしたの?」

「直哉君、私嫌な予感がするよ」

「嫌な予感?」

「うん」


「お姉ちゃんも感じてたんだ、多分僕達ここでの戦いの後跳ばされると思うよ、並行世界にね、場合によってはさくらお姉ちゃんと千明お姉ちゃんが、跳ばされるかも知れないけどね、多分3人は確実跳ばされると思ってね」

「お姉ちゃんたちが跳ばされても僕が助けに行くから」

「・・・直哉君」

そしてさくら達は、たどり着いた憑依の実の元、憑依の木の精霊カルマの元へ。

「やっぱりカルマ復活してたのね」

「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」

「そんな事は、させないよお婆ちゃん」

「何だと!!このガキ」


「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」


「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

「球体転移邪刻球ーー」

「あの技は真電が使った技だわ」

「あぶねえ千明」

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

「なおや、さくらー」
ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。


「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」


カルマは消滅した。

そのころ巴里華撃団は・・・


ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。


そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

「正義」

「友情」

「勝利」

「平和」

「そして、愛」

「消えろ巴里に仇名す敵よ」


そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

「馬鹿なこの僕が消える」

そしてサリュも消えていく。

巴里に平穏が戻った瞬間だった。





 
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