| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

サクラ大戦7人目の隊員

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

幽閉された仲間の心を救え!! 後編

支配人室・・・

「「失礼します」」

「どうした直哉、さくら」


「支配人実は.未来が見えたので、報告に来ました」


「何だと!!それでどんな未来が見えたんだ?」

「「陸軍の軍事クーデターで、帝劇が襲撃されるまでです」」

「陸軍のクーデターだと、確かに軍のほうはキナ臭い流れになりつつあるが、まさか本当に起きるとはな」

米田は、二人の言葉を聞き、驚いていた。

「支配人、クーデターで帝劇が狙われる理由は、あれですよね」

「魔神器・・・か」

「そして、僕とさくらお姉ちゃんの殺害が目的でしょうね」

「ええーー何で、私と直哉君の殺害が、目的に入るの?」

「お姉ちゃん僕たちの血の特性を考えて見て」

「血の特性・・・あ、破邪の血が、邪魔だから?」

「そう僕はそう考えているよ、お姉ちゃん」


直哉とさくらと米田と、支配人室で話している頃・・・

中庭でアイリスとレニは、花飾りを互いに、作っていた。

「うわあレニの花飾りとても綺麗だね」

「そういうアイリスのも、綺麗にできてるよ」

「えへへ、そうかな?」

そして、アイリスとレニの楽しい時間は過ぎていった。


その夜・・・

「可愛いレニ」

「だれだ」

「私は貴女を迎えに来たのよ」

「サキさん」

「さあ、レニ私と行きましょう?」

「貴女は、ここにいても、何も変えられないわ」

「そんなことはない」

本当に、そうなのかしらね」

「どういう意味だ?」

レニがサキに聞く。

「だって貴女は、ずっと一人なのだから、今のこの瞬間さえもね」

!!

「だけど、私は貴女の渇きを満たす事ができる、だから私と行きましょう。レニ」


そしてついにレニの精神は、影山サキのマインドコントロールの影響下に入ってしまった。


その直後、劇場内に緊急サイレンがなり、花組は地下司令室に、集合した。


「一体何が起きたのですか?かえでさん」

「大神君、皆も落ち着いて聞いてね、レニが、影山サキによって誘拐されたわ」

「何ですって!!何故サキ君がそんなことを?」

「それは・・・」

かえでは、言いにくそうに、口ごもる。

「それはですね、大神さん。影山サキが黒鬼会五行衆の一人水弧の正体だからですよ」

「何だって!!それは本当なのか?直哉君」

「ええ、事実ですけど、大神さんは信じてませんよね?」

「ああ、そんな事誰が、信じるものか」

大神は、直哉にそう言い切った。

「なら出撃して、真実を見てきてください」

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」


そして、花組は出撃した。

「直哉君私たち、出撃しなくていいの?」

「さくらお姉ちゃん少し待っててね、大神さんが忘れ物したみたいだから取りに行くね」

「忘れ物を?」

そして直哉が戻って来た。その手には、アイリスとレニが作った花飾りが握られていた。

そのころ品川では・・・

「ぐわああ、やめろ、やめるんだレニ」

「敵発見排除する」

「レニやめてよ、どうしてこんなことするの?」

アイリスが叫ぶが、レニは大神への攻撃は止まる事はなかった。

はっはっは、いい様ねえ、大神一郎。どうかしら仲間によって殺されるかも知れない恐怖の味は?」

「かつて貴方に、同じことをされた人を、私は知っている。その時私は見た、結果その人は、敵によって守られたけど、私は貴方が憎いのよ、だって私が好きだった彼が、仲間だからと言って謝らない大神一郎がね、だから彼が出来ないのなら私がしてやると決めたのよ」

「何だって!!」

水弧の発言に驚く、大神と、旧花組隊員達だった。


「マリアどうするよ?水弧の言葉が正しいんなら水弧も直哉のことが好きで、手段が違うだけで、純粋なんだな」

「ええ、そうねでも。レ二を解放しないと、隊長と水弧の因縁は、どうでもいいけど」

「だな」

「しかし直哉君は凄いなあ、前大戦の時、一時的とは言え、降魔と、和解しただけのことはあるで」

「壮ですね知らず知らずに、敵が改心するんですからね」

「そんなの当たり前ですわよ、織姫さん。直哉君は私を超えているトップスターなのですから」

「すみれさん、やめて下さいよそういう風に言うのは、と言うか何なんですか?この状況」に

直哉とさくらが花組隊員に聞く。


「あ、直哉君実はね・・・」


アイリスが直哉達に説明をし、直哉がアイリスに花飾りを渡しそして、レニを水弧のマインドコントロールが解けた。



そして、帝国華撃団vs水弧の最後の戦いが始まった。


戦いは帝国華撃団が勝ったが、その後突如鬼王が現れ、水弧が乗る魔装機兵宝形に秘密裏に仕掛けられた爆弾の起動を確認し消えてていった。

戦いが終わり、花組は勝利の・ポーズを決めて帝劇に帰還した。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧