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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
  第二十七話《❤️エリカティーナ❤️》

 
前書き
千魂TIME!!!

どうもこんにちは!一年ぶりでしょうか?
何も言わずに、更新をストップさせててすいません!お気に入り登録をしてくださってる方などには本当申し訳ないです!
作者は、学校生活に苦戦しながらもかろうじて生きております!

まずは、千魂のことですが、学校生活が忙しいのであと10ヶ月ほどほぼ更新がないと考えてもらっても大丈夫です
その時がきたら、どんどこ更新していこうと思います!
それでは、ちょー久しぶりの最新話です! 

 

龍明!魁斗!お前らは、左の臼みたいな奴!
俺と空音が真ん中のベロを出してる奴!
風刹とエリカティーナは、右のハゲを頼む!
しんどいと思うが何とか勝つぞ!」

そして、その声に駆り立てられ六人は三手に分かれて立ち向かう。

「「「「「「「「戦闘開始だ!!!」」」」」」」」



* * *



風刹&エリカティーナ(※貫)VSハゲ




さて、別れたのはいいが、俺のペアはエリカティーナさんだ、超可愛いが戦力には恐らくならないだろう。
ここは、俺がやるしかねぇな------!

俺は覚悟を決め、エリカティーナの前に立ち、ハゲに向かって言った。

「白馬の王子様(馬いないけど)風刹 瑆参上!安心して下さいエリカティーナさん、ここは王子様である私があなたを守り抜き、あのハゲを育毛センターへと吹き飛ばしてやりましょう!」

決まった、、、

俺は、そんなことを思いながらエリカティーナさんの方をチラ見する。

「ありがとうございます、風刹さん」

そう言って微笑んだ。
そして付け足す。

「でも、一人で頑張らなくても、私も頑張りますよ?この時だけと言えども、相棒なんですから」

そう言って、俺に笑いかけてきた。

「抱いていいですか」

「ダメです」

わかってました。分かってたけど、こんな可愛いエリカティーナさんに[相棒]だなんて言われて、耐えれるものがいるだろうか、いやいない!

俺は涙をこらえながら天を仰ぎ、拳を固めた。
そして、ハゲに向かって言った。

「おい!ハゲ!名を名乗れこの王子様がテメェを髪ふさふさにしてやる!」

ハゲは、頭に青筋を浮かべながら言った。

青筋見えやすいなぁ〜
ハゲだから。

「俺の名はクリリン!《回転斬(Strange Circle Cut)》っていう回転を操るナイトスキルを持っている!」

人類最強の戦士を名乗るかこいつは、、、
そして、わざわざ、手の内を教えてくださるとは、感謝感謝
ん?
クリリン?
Strange Circle Cut?

おれの中で嫌な予感がした。

Strange、、、奇妙な
Circle、、、円
Cut、、、斬る

〈〈〈〈〈〈奇円斬〉〉〉〉〉〉


奇円斬(Strange Circle Cut)!!!!」

クリリンは、おれに向けていつしか漫画で見たあの技をおれ目掛けて放った------!

「よけろ!ナッパ!!!!」

「誰がナッパだ!ハゲてねぇだろ!!
って、今行ったのエリカティーナさん!?」


俺は、ほっぺすれすれで奇円斬を避ける。
しかし、俺の躱した奇円斬がエリカティーナさんの方へ!

「エリカティーナさん!」

しかし、心配はいらなかったようだ。

フワン!

何故か奇円斬は、エリカティーナの眼の前で消滅した。
それには、クリリンも驚いている、そして本人も。

「あ、あれれ?一体何が」

戸惑っているエリカティーナさんも可愛い

クリリンは、もう一度奇円斬をエリカティーナに放った。

しかし------!

フワン!

結果は同じだった。

「なっ何故だ!?」

クリリンは、激しく動揺していた。
でもこれはチャンスだ、なんとかエリカティーナさんも大丈夫みたいだし、暴れさせてもらうとするか!

「行くぞ!ハゲリン!」

「クリリンだ!」

俺の周りを眩い光が包む------!
そして、俺は光に紛れ文字どおり光速でクリリンの後頭部へ蹴りを食らわせようとした。

「ふっ飛べ!!」

しかし------!

ピカン!!!!

「くっ!」

クリリンの頭が一際激しく光った。

次の瞬間

ドゴオオオオォォォォォォン!!!!

「な、なんだこれは」

俺は、壁へと思い切り叩きつけられた。
クリリンは、平気そうな顔をしている。

奴の能力は回転のはず、でも、これじゃ反射されたみたいだ。

待てよ、反射?

「あいつの頭で俺の光が反射されたってのか!?」

クリリンは、エリカティーナさんに向けて連続で奇円斬を放った!

だがやはり、その全てがエリカティーナに当たる前に消滅してしまう。

「なんでだ!」

クリリンは、相当頭にきているらしい。

さらにスピードを上げて連射する。

しかし、結果は同じ。
俺は、思わず見とれた。貫だった頃は分からなかったがあいつはあんなに強かったのか?
まるで、奇円斬を構成している粒子がエリカティーナさんに近づくのをためらっているようだ、、、

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaようだじゃないぞ少年!あれはガチで粒子がエリカティーナによるのを照れている!」

副船と戦っているはずのリンカーンが俺の隣に飛んできて言った。
俺は、それを聞いて、なんとなくわかった。

「照れている、、、まさか、エリカティーナの可愛さに、生き物ですらない粒子までもが魅了され、傷つけるのを拒んでいる!?」

「そのとおりだ少年!」

それが聞こえたのか、クリリンは言った。

「そんな無茶苦茶な!!」

俺は焦りだすクリリンを見てニヤリとしながら、リンカーンに言った。

「それはそうと、お前、副船はいいのか?かなり強いんだろ?」

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaだからここに飛ばされてきたんだろ?
だが、問題はない!俺らがあいつを倒すのは次の次の話だからな!!!のんびり時間稼ぎをしているだけさ!」

俺は、ミンカーンの方を見た。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHA」

「なんか余裕そうだな」

「hahahahahahahahahahahahahahahaha早くしてくれよ?次の次の話まで持つかわかんねぇぜあの船長」

余裕なんだな、、、

「わ、分かった、なんとか頑張る」

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahaそれじゃあな少年!健闘を祈る!」

耳痛いなぁ、、、

俺は、副船との戦いに戻ったリンカーンを見届けるとエリカティーナの方を見る。

するとクリリンが動き出していた。

「粒子が嫌がるんなら俺が行く!!」

クリリンは、拳を握りエリカティーナを殴ろうと走り出した。

エリカティーナを殴ろうだって?
そんなことを許せるはずがない!!!
あの可愛いエリカティーナを殴ることは、言語道断!亀毛兎角!烏白馬角!海の底の白鳥!西から日の出!バナナの皮を剥いたらミカンだ!!!

俺は、再び光に包まれると、光速でエリカティーナの前に立つ、そして今度は、吹き飛ばされないようにしっかり、足を地面について踏ん張る。

「こいや!反射!受けて立ってヤラァ!!!」

バシイィィィィィィィィィィィィィイイン!!!

クリリンは吹っ飛んだ!!!

「風刹さん!!!」

エリカティーナが俺の名を呼んだ

何故俺が吹き飛ばされず、ハゲが吹っ飛んだか、簡単だ。
俺がエリカティーナを守りたいという根性で踏ん張ったんだ。そして、この世の全てが、俺、もとい、エリカティーナを守ろうとしている気がした。

クリリンは、俺の踏ん張りに負け、反作用的力によって逆に反射させられたのだ!!!

エリカティーナが、俺の背に飛びついてきた。そして、涙を堪えながら弱々しい声で言った。

「ありがとう、、風刹さん、、、私、、、とても、、、、、怖かった」

やばい、泣いてても超可愛い。
その声が俺の魂に火をつけた。

「エリカティーナさん、離れていてください」

気のせいだろうか、俺の声がイケボ(イケメンボイス)になってる気がした。

エリカティーナは、涙をぬぐいながら俺から離れる。

「頑張ってください!大好きです!」

は!!!!!!!

「抱いていいですか?」

「ダメです」

・・・






「クリリン!よくもエリカティーナさんをこんな目に合わせてくれたな!!!!」

俺は、両手を右腰へとやり、手のひらと手のひらの間に力を集中させる。

「この世に存在するエリカティーナさんに魅せられし者たちよ、今こそエリカティーナさんへの愛をこの両手の内に捧げよ!!!!」

クリリンも負けじと亀戦流の技の構えをしている。

「ハ〜メ〜ハ〜ゲ〜」

「風刹さん頑張ってぇぇええ!!!!」

エリカティーナさんの声援が俺の力になった!!!

「たまりました!エリカティーナパワー!!!
エリカティーナさんの愛する力が集まった究極必殺!!!
エ〜リ〜カ〜ティ〜」


両者の間に激しい光が弾けた------------!

「ハアァァァァァァァァァァァァァァァァアア!!!!!!!」
「ナアァァァァァァァァァァァアアアアア!!!!!!!愛の五十連発!!!!!!!」


その光のほとんどは、エリカティーナへの愛の力だった。

エリカティーナへの愛は計り知れず、時空艦はたちまち墜落した。
ここから見えるだけで、時空艦の損壊率は今のだけで40%を越えるだろう。

俺は、力をほぼ使い果たしその場に倒れた。

「風刹さん!」

エリカティーナさんが走って寄ってくる。
俺は、最後の力を振り絞りボソッと言った。

「エリカティーナ万歳」


俺はそこで気を失った。


「まったくもう、やりすぎですよ」

エリカティーナは、微笑むと、風刹の頬に軽く唇を触れさせた。

その瞬間------!

パチッ!

俺の目が覚めた!
体力も戻っている!
傷が消えている!
服の汚れが取れている!
エリカティーナが微笑んでいる!

「抱いていいですか?」

「しつこいですよ?」

怒ってても可愛いなぁ〜 
 

 
後書き
To be continued...

まさにチートの可愛さのエリカティーナ、その可愛さは、粒子までも魅了した。
とんでもないっすね。

次回、とうとう、新主人公(カッターシャツ)空音&ヒロイン迅VSベロの長いやつです!!
ベロ!ではなく、首を長くして待っていてください、次更新するときにはとんでもない首の長さになっているかもですw

では!

次回、第二十八話《漢と男と男の娘》 
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