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サクラ大戦7人目の隊員

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不思議な経験のその後と狙われたマリア前編

 
前書き
今回からまたゲームよりの話を進めますが、これからサクラ大戦TVの要素も入ってきますので、宜しくお願いします

 

 
直哉とさくらは、あの不思議な事件後、二人の記憶は明確に覚えているのに、他の仲間支配人は覚えてないのに違和感を感じていた。


「ねえ直哉君これは、どういうことかな?」

「多分だけどあの事件に、関わった者が、この状態となるんだと思う。そしてその間に作られた、双武改は影響を受けずに、残ってお姉ちゃんの光武が影響受けて消滅したんだと思うよ」

「そして今は、消えてるけど、僕たちは空組と一緒に邪神巫女を倒したのに、魔城江戸城は、消えてないから、もしかするともう一つの黒之巣会が現れると思っていて、さくらお姉ちゃん」

「わかったわ、直哉君」

「ちなみに僕とお姉ちゃんの記憶が、あるのは護法リングのおかげだよ」

「そうだったの?」



そして数日後・・・公演最終日

大神はモギリの仕事を終え、今回の公演前の特別公演のことを、思い出していた。

「しかしあの特別公演は、地獄だったな、継母のすみれ君と、娘役の紅蘭とアイリスの俺に対する態度が、リアルすぎて怖かったなあ。それに女装も、意外と面白かったな」

そんなことを考えていると、大神は何やら浮かない顔のマリアを見つける。

「お、あれはマリアだ、おーい」

「・・・・・」

だがマリアは、大神に気がつかず帝劇の外に出るのだった。

「どうしたんだろ?マリアは」


「ああ、大神さんマリアお姉ちゃん見なかった?」

「ああ、直哉君マリアなら、さっき帝劇の外に、出たみたいだよ」

「直哉君待って」

直哉と大神が話していると、さくらが来た。

「あ、さくらお姉ちゃん。実は大神さんに・・・」

!!「また大神さんに、襲わらられたの?」

さくらの言葉に、周囲のお客が反応した。

「おいおい兄ちゃん、直哉を襲ったとは、どういう事だ?」

「いい!!誤解ですよ。俺はそんな事したことないですよ」

「嘘ですよ大神さん、以前直哉君の寝ている所を襲ったんです」

「何だと!!帝劇の宝である。直哉君の寝込みを、只のモギリであるお前が襲ったのか」

そのお客の言葉を聞いた、帝劇に来ていたお客全員が、大神を睨むというハプニングが起こったが、その間にさくらが、直哉を抱かかえ、衣装室に連れて行った。

衣装室では・・・


さくらと直哉が、衣装室に入ると、そこにはカンナがいた。

「オッスさくらに直哉だっけ」

「「あ、カンナさん」」

しかし直哉お前本当に、上手いよな間とかのとり方とかが、あのすみれがお前を気にいる理由がわかったよ」

「あたいも直哉みたいな弟が欲しいよ」

「ありがとうカンナお姉ちゃん」

お、あたいの事もお姉ちゃんと呼んでくれるのか?」

「うん本当のお姉ちゃんはさくらお姉ちゃんだけどね」

「直哉君・・・そう言えばさっき危険人物と何話しててたの?」


さくらが直哉に、聞く。

「ああ、大神さんに、マリアお姉ちゃんの事を聞いてたんだよ」

「マリアさんのことを?」

「うんカンナお姉ちゃんは気が付いてると思うけど、ここ数日マリアお姉ちゃんの様子が変なんだ」


「大神さんは気がついてるか、確認しに行ったら、それほど気がついてないけど何とか、対応できると思った。大神さんでもね」

「成る程、直哉もマリアの異変に気がついてたのか」

「それでさくらお姉ちゃん。今度の戦いの時、僕無茶ををするから付き合ってくれる?」

「わかったわ」


そして黒乃巣会では・・・

天海自身前回の敗戦を契機に自分達に敵対する帝国華撃団を打破する為に本腰を入れようとし、死天王に作戦考えるように指示をしていた。


「して刹那よ、お主が考えた策は何じゃ?」


「は、私の考えた策は隊長である大神一郎とマリア・タチバナを孤立させ各個撃破する策ございます。


「しかしそのようなことが、容易に出来ぬぞ」

「マリア・タチバナ奴に関しての面白い情報を手に入れたので、それを使えば分断は容易に出来るかと」

「面白い今回は刹那お前に任せるぞ」

そして黒乃巣会の次なる作戦のターゲットは大神一郎と、マリア・タチバナになった。


それから数日後・・・深川に現れた。蒼き刹那率いる黒乃巣会の部隊との戦闘中の時、予想外の事が起きた。


!!「お姉ちゃん大変、刹那と大神隊長の間に、逃げ遅れた子供がいるよ」

「ええ、大神さんあの子の事は私たちに任せてください」

「さくら君、直哉君」

「大神隊長は早く、刹那を倒してください」


「させるカー食らえ」

「きゃああああ。」「危ないお姉ちゃん。がはっ」



刹那の攻撃によって吹き飛ばされた。双武改その時直哉は、さくらを助けようとして、頭を強打し、額から血が流れていた。


「今回はここまでにしておくよ、帝国華撃団」

そう言って刹那は消えていった。


逃げ遅れた少年は無傷で助かったが、代わりにさくらと直哉が負傷してしまった。

果たして、大神達は、蒼き刹那を倒すことができるのか?
 
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