| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

原作前の事
  国連軍日本支部第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク

結界解除したら新鮮な風が吹いたが、俺が向かってる場所は国連軍日本支部だった。本名は織斑一真となっているので、次元パトロール隊の人間であるが世界を巡ってる内に、職業は国連軍の軍人となっていた。

第00独立特殊機動部隊ブラック・シャークの大隊長兼司令官で階級は大佐。隊員は記憶共有者ばかりのメンバーなので安心だし、上層部の中には記憶共有者がいるので俺が来た時点で辞令が下りる。

ちなみに運転してるのは愛車のフェラーリで、赤・青・銀で塗られてるため非常に目立つが、この車はただの車ではない。金属生命体=トランスフォーマーだから何でも乗り物に変身出来る代物で、ロボモードになって戦う事も出来る。

国連軍日本支部に到着した俺は、車を駐車場に停めたら隊員がいた。副長劉零(りゅうれい)だった。

「お久しぶりです隊長。さっきぶりですけど」

「久しぶりだな副長。今の俺は兵藤一誠と名乗っているから忘れるなよ?」

「はっ。では司令室にご案内しますので着いて来て下さい」

中に入ると別の隊の者ばかりいたが、話によると我が隊は現在昼食らしい。そこに行きますか?と言われたが、先に行こうと言って司令室に向かった。司令室に到着後ノックをして入った。

「失礼します。司令、兵藤一誠様を連れてきました」

「お久しぶりですな。今はそう名乗っているのですか?」

「この世界は前と違うからな」

「奏さんは元気ですかな?それと優斗君も」

「元気にしているが、相変わらずだよ」

「そうか。おっと長話してる場合じゃなかったが、これを受け取りたまえ」

司令に、辞令書と国連軍の身分証明書の手帳を渡された。手帳には、第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク大隊長兼司令官。階級:大佐、これで晴れて国連軍の大佐になった。

「そういえば大佐。頼みがあるのだがいいかな?」

「何ですか?」

「私が説明しますよ。簡単に言いますと、隊員の数が増えすぎてしまったようなのです。前の世界での女性隊員何ですけど」

「そういう事か。確かに前の世界ではいる事自体自然だったが、この世界では不自然だな」

「そうなのだよ。他部隊に異動させようとしたが無理だった。彼女達は『私達は織斑大佐以外の隊に入りたくありません』と言ってきてな」

「なるほど。それで何人だ?女性隊員は」

「二百人くらいかと」

「だとしたら好都合だが、丁度女性が欲しかったのだよ。ウチのメイド=使用人として」

「メイドですか?次元の狭間本家にいるメイドを連れて来ればいいのでは?」

「実はな、新しい豪邸を建てたのだが次元の狭間本家ぐらいに広すぎてな。次元の狭間本家だけでは足りないのだよ。二百人くらい欲しいなと思っていたのだ」

「訓練とかはどうするのですか?全員連れて行ったら不自然だと思われます」

「大丈夫だ。大きなグラウンドもあるし、射撃場もあるから問題ない」

「あとは女性隊員の意見を聞こうか。ブリーフィングルームへ行って全員集めますか?」

「そうしてくれると助かるが、俺は昼食食って行くが劉零はどうする?」

「では私もお供します。それとスーツではなく軍服に着替えて下さい。恐らくその格好だと気づかないと思います」

司令室を出て俺専用の部屋に行った。量子変換機ですぐにスーツから軍服に着替えてから、襟に大佐である証明バッジを付けた。ドアを開けると劉零が待っていたのですぐ向かったが、レストランには丁度昼食時間だったのか人が沢山いた。

俺は、慣れた手つきで昼食を頼みボードに乗せてから向かった。劉零に付いて行くとそこには、ブラック・シャーク隊メンバーがいたので、劉零が先に椅子に座ってから俺も座った。

「副長、もしかしてその御方は隊長では?」

「そうですよ。エリック」

「皆隊長が戻ってきたぞー!」

「うるさいエリック」

いつの間に持ってたハリセンで叩いたが、既に遅しの状態となっていた。他の隊員も気づいたが、俺の手にハリセンがあったので静かになっていた。周辺は騒いでいたので、各隊の隊長が騒ぎを止めた。

「うるさいぞお前ら。誰だ。この騒ぎの元は・・・・たっ大佐?」

「久しぶりだな。レノックス少佐」

「お久しぶりです大佐。全員『パシン』何を・・・・」

「今は静かにご飯を食べたいのだ」

「はっはい。了解です」

昼食を食べてる間に一応自己紹介をした。今回の名前が兵藤一誠だと言ったら・・・・。

『また名前が変わったのですか』

と呆れていた。

「俺は行くが、レノックスはどうする?」

「私は別の会議があるので失礼します。行くぞエップス」

俺と劉零は先にブリーフィングルームに行くと、既に隊員が集まっていた。しかも全員集まっていたので少々窮屈になっていた。

「副長、女性隊員だけでは?」

「どうやら先程の騒ぎで集まったのでしょうな」

俺達が入った瞬間静かになったので少しホッとした。

「あー、皆久しぶりだな。だが何故全員集まる?」

「多分だけど、先程の騒ぎで聞きつけたのでは?」

「その声はステラか?久しぶりだな」

「お久しぶりです隊長。で、どうしますか?」

「男性隊員はすぐに外へ出ろ。またこのハリセンで、餌食になりたい?」

と言った瞬間男性隊員は出てった。

「ふふふ。余程怖いようね。隊長のハリセンは」

「そうね。隊長のハリセンは、一見紙で出来てるけど鉄とか金属が入ってる場合もあるから」

「これただの紙製なんだけどな」

「では改めてだが、隊長からお話があるので快く聞け」

「諸君は、前の世界では自然だったが今は不自然となってしまった。そこで我が家のメイドになってほしいのだが、どうだろうか?」

「メイドですか?それは確かにいい考えだと思いますが、それは何故ですか?」

「次元の狭間本家は足りているのだが、人間界本家は人員が足りなくてどうしようかと思っていたのだ。メイドになると家の仕事が多いが訓練はいつも通り出来るし、ドウターが出た時の対策としてお前達を雇いたいのだ」

「なるほど。ですがここを離れると不具合が発生するのでは?」

「それについては問題ない。ブラック・シャーク隊は、元々男しかいない部隊。女性隊員が抜けても問題ない。それに軍隊を辞める必要はないし、国連軍第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク兼兵藤家メイドになればいい事だ。我々は独立部隊だから、何しても文句は言わない」

女性隊員達はざわざわした。話し合いの結果メイドになる事になった。国連軍は女性隊員だけの訓練とでも言っといたら反論があったが、記憶共有者のお蔭で通った。すぐに引っ越しという事で女性隊員達は、準備をさせてから俺は車の元に行き待っていた。

流石に二百人乗れる車両はないので、空間を歪ませて行かせたのだった。人間界本家の玄関には、既に月達が待機していたのですぐメイド修業に入った。二百人目を送迎後車に乗り込んでから向かった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧