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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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原作前の事
  堕天使総督との会談

俺は、空間から出ると目の前には城が建っていた。しばらく経つと、堕天使が出てきたが天使と悪魔の時とはかなり対応が違っていた。

「貴方様は兵藤一誠様ですか?」

「そうだが・・・・何故俺の名前を知っているんだ?」

「天使側にいる友人から聞きました。こちらへどうぞ、堕天使総督のアザゼル様がお待ちです」

と言われ中に入った。天使と悪魔の時は戦闘になったが、どうやら穏便に済みそうだ。案内されてそこはゲストルームだった。ソファに座ってしばらくしたら、お茶とお菓子を飲み食いしていた。一瞬警戒したが、力によってこれは何も入ってなさそうだったので、お茶を飲んだ。しばらく経つと、堕天使の男3人が入ってきた。

「待たせたな、俺の名はアザゼル。堕天使の頭をしている、よろしくな」

「私の名はシェムハザといいます。神の子を見張る者=グリゴリの副総督をしています。よろしくお願いします」

「私の名はバラキエル、神の子を見張る者の幹部をしています。よろしくです」

「ご丁寧にどうも、俺の名は兵藤一誠または創造神黒鐵というよろしくな」

「ほう。情報通りだがやはりか・・・・だが力を感じないが封じているのか?」

「一部解放してもいいが、この部屋が壊れる可能性があるのだけど」

「それ程の力何ですか?未だに信じられませんよ。天使達を一瞬で戦闘不能になって、熾天使でも不能になりそうだったと聞いています」

「私もそう聞きました」

「では力を一部解放するか」

そう言ってから解放し、大天使化となった。目は緑と青になって、とても強いオーラーを出しながら覇気・殺気を出した。壁や天井はひび割れてから机は粉砕された。

「分かった!分かったから力を収めてくれ、頼む!」

「分かった」

大天使化から人間の姿となってから、力を封じて目は元の色になって覇気や殺気が無くなった。机や壁と天井が粉砕する所だったので、俺が時間を巻き戻して直した。

「凄い力だった。吹っ飛ばされるかと思ったぞ」

「これがまだ一部とは・・・・もし全快だったらこの城ごと崩れていたかもしれません」

「悪かったな。軽々しく言ってしまって、想像以上だったぜ」

「大天使化ではまだ1割しか出していない。俺の怒りは買わない事をおすすめするよ」

「あれで1割とか恐ろしいな。そういえば噂で聞いたんだが、二天龍や六大龍王と戦って勝ったと聞いたが本当か?」

「勝ったというより防戦してたよ。まあ不法侵入したらそうなるが、六大龍王はすぐ和解出来たが二天龍が厄介だった。喧嘩中だったが、いきなり二天龍が共闘してたな。俺は黒鐵改になっていたからか、最初は押されたが押し返した後に気絶させて落としてやった」

「噂は本当だったらしいですね。アザゼル様」

「ああ。二天龍を倒すくらいだから相当強そうだな。俺ら堕天使と天使・悪魔と共闘しても勝てないかもしれんが、そういう事にはならないと思うぞ」

「多分だけど、いずれ戦争になるかもしれん。天使・悪魔・堕天使の三勢力が戦争になっても、俺は見守る事しか出来ない」

「そちら側は中立って事か。という事は、天使側と悪魔側の仲介役をやってくれるって事か?」

「やってもいいけど、今はもう手遅れかもしれない。もうすぐ戦争しそうな予感がする」

「今戦いに備えて準備中だし、もうすぐ戦争か」

「戦争は出来れば避けたいが、それは出来そうにない。兵藤様は戦争後どうするんですか?」

「一誠でいい。そうだな・・・・回復魔法で怪我人を治療して周ってると思う。ドウターが来たら殲滅しにいくかもな」

「そのドウターとはどういった化け物何ですか?」

天使や悪魔にも言ったが、ドウターは世界を破滅させる魔物だという事を説明後、一部の戦闘風景の映像を流した。ドウターのみだから、俺が次元の狭間に住んでいる事は知らないだろう。今回この世界を標的にしているが、俺や仲間達がいるから対処可能だとも言っておいた。

「世界を破滅か、もし現れたら戦争どころではないかもな」

「お前達の邪魔はしないよ。俺らの目標はドウターの殲滅だからな」

「硬い話は終えて飲み会始めようぜ!親睦を深める為にな」

「おっ、いいね。俺は酒は強い方だから結構飲めるぜ」

「飲んで飲んで飲みまくるぜ!おいシェムハザ、酒をどんどん持ってこい。宴を始める!」

「分かりました。バラキエル、あなたも手伝ってくれませんか?」

「はーい、分かりました、宴会になりそうだね」

俺とアザゼル、シェムハザ、バラキエルで宴会した。悪魔側で飲んだ酒も美味かったが、こっちも美味いと思った。宴会中アザゼルが、俺の事を一ちゃんか黒ちゃんと呼んでいいか?と聞いてきたので快く了承した。

シェムハザとバラキエルは、まだ仕事があるので途中退席したが俺とアザゼルは宴会を続けた。夜になってアザゼルは酔っぱらって寝てしまったが、俺は大丈夫のようだった。バラキエルが様子見してきたら一誠は水を飲んでいた。

「よう、バラキエル。アザゼルは寝落ちしたぞ」

「沢山飲んで、アザゼル様が酔い潰れたのになぜ平常のまま何ですか?」

「単純に生きてる年数が違うからじゃないのか?あと俺酒強いから少し赤くなるけど、アザゼルみたいに酔い潰れた事はないよ」

「そうなんですか。創造神ですから、私達と生きてる次元が違いますからね」

「俺は帰る、アザゼルの事を頼む」

「分かりました、後は任せてください。誰かいないか」

「何でしょうかバラキエル様」

「一誠さんを外までお送りして下さい」

「承知しました。兵藤様こちらへ」

「じゃあなバラキエル。あとこれを渡してくれないか?俺の電話番号を書いてあるから」

「渡しておきます」

俺は城から出てきてその場を去った。空間に入って家に戻ったが、月から酒臭いと言われて、酒を抜く為に寝た。こんなに酒を飲む事は一生無いくらいに飲んだようだが、健康管理については問題はない。浄化によって酒の成分をなくすからな。 
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