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サクラ大戦7人目の隊員

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驚愕!!大神のステージデビュー中編

大神は、午前中の直哉とさくらの演技指導が、大神の思っていたよりハードで、グロッキー状態で、食堂に来た。


「はあ、疲れたなあ、まさか舞台の練習が、あんなにきつい物とは、知らなかった。よく花組のみんな、特にアイリスがよくやってるよ」


「「あ、大神さん、大神さんも昼食ですか?」」

「お、さくら君と、直哉君」


大神は直哉とさくらに声をかけられ返事をした。

「大神さん昼食は、消化のいい物を奏しないと、昼からのレッスンで、地獄を見ますよ」

「ええ、お昼の練習はあれ以上きつくなるのかい?」

大神は、直哉の言葉を聞き驚きながら、直哉とさくらに質問をした。そしてさくらが答えた。

「大神さん何寝ぼけてるんですか?午前中は、大神さんがどれくらい動けるか、確認しただけですよ」

「ええ、そうなのかい?直哉君」

大神は、直哉に確認して、直哉が答えた。

「ええ、大神さん残念ですが、さくらお姉ちゃんの言葉は、事実です」


「そ、そんなーー」

「大神さんお昼からは、実際に女装して、基本練習をする予定なので、お願いします」

直哉が大神に伝えると、直哉とさくらは、食堂から出て行った。


午後の練習基本練習中・・・


「こんな調子で、間に合うのかな?」

直哉は、大神の練習を見ながら呟いた。そこにさくらと、すみれやって来た。


「直哉君少尉の様子は、どうですか?」

「あ、さくらお姉ちゃん、すみれお姉ちゃん、うーん大神さんは、見ての通りだよ」

直哉に言われさくらとすみれは、大神を見た。


「「はあ、駄目かもですね」ですわね」

さくらとすみれは、それぞれ大神を見て素直な感想を言った。


そして夕方になり、初日の練習が終わると、大神は、ふらふらになりながら、自室に戻った。


その日の夜・・・

その日は、いつもは大神がやる夜の見回りを直哉がすることになった。


「それじゃあさくらお姉ちゃん行って来るね」

「待って、直哉君私も付いていくわ」

「え、でもいいの?さくらお姉ちゃん」

「大丈夫直哉君の為だから、これが大神さんなら拒否するけどね」

「ぷぷ、さくらお姉ちゃんそれは、大神さんに悪いよ」

「別に、これくらい言ってもいいわよ、大神さん直哉君の重要性を気が付いてないんだから」

「じゃあ、お姉ちゃん夜の見回りに行こうよ」

「ええ、そうね」

そして、直哉とさくらは、夜の見回りに出発した。


そして、暫くするとアイリスを除く、全隊員が、直哉たちと合流して来た。

「皆さんどうしたんですか?」

さくらが質問すると、全員が、直哉君が心配だから下りてきたと言った。

「みんな僕のために、ありがとう」

直哉はみんなに感謝の言葉を伝えた。


そして、大人数での、夜の見回りが始まった。


そして翌日からは、直哉もモギリの仕事を覚えるため、午前中の大神の舞台練習のコーチを各隊員たちに頼んでいた。


それから4日絶った日の午後・・・

「大神さんしっかりして下さい。もう本番まで3日しかないんですよ」

「だけどさ直哉君、俺はずっと舞台に立つわけじゃないんだから、少しくらいいいだろ」

!!!「大神さんはそう言って、部隊の指揮も適当にするんですか?隊員たちの命のかかった戦場でもそう言うんですか?」

「誰もそんなこと言ってないだろう,直哉君」

「大神さん部隊も舞台でも、必要な物はチームワークなんですよ」

「でも、大神さん貴方の発言は、この特別公演をお金を出して見に来てくれるお客さんに、適当な芝居でいいだろと言ってるんですよ」

「なら俺の役を今だけ直哉君が演じてみろよ」

大神が少し不機嫌になって直哉に言った。

丁度そのころ客席で見ていたさくらたちが、慌てて舞台袖に行き、大神と直哉をいつでも止める準備をしていた。

「わかりました。それで、大神さんのやる気が出るならしましょう」

そして直哉は、女装し大神の役を、完璧にこなした。


「・・・」


直哉の演技を見た、大神そして、花組女性人も、見ることに釘付けになっていた。

そして大神は、同じ男の直哉に強い敗北感を感じていた。




 
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