| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

神聖銀河帝国・雑多な設定メイン

作者:カイさん
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

設定9

同盟側の文武官について。

ジョアン・レベロ(58)
同盟最高評議会議長兼国務委員長。良識派であり、『平時に有能な人物と混乱期に向いた人物は異なる。レベロは前者であった」などと評価された人物像では無く、平時にも混乱時にも有能かつ即断即決のできる男となっている。この物語の設定では元は軍人であり、宇宙歴785年に40歳で退役。退役時の階級は中将で役職は後方勤務本部次長。前線勤務経験もあるが大半は書類仕事の後方勤務本部に勤めていた。シドニー・シトレ元帥とは竹馬の友である。

アドリアン・ルビンスキー(58)
最高評議会副議長。原作で云う『フェザーンの黒狐』。この物語ではフェザーンは宇宙歴480年に自由惑星同盟の手によって陥落し、自治領から同盟の一辺境惑星に落ちている。その為、フェザーン代表として最高評議会議員に出馬し、当選。宇宙歴799年に副議長に選出された。同盟の裏を請け負っている。主人公によって散々に翻弄されている。長男で先妻の息子のルパート・ケッセルリンク(26)は主人公の補佐官であり、帝國に亡命してしまっている為、次男(架空)ヘンドリック・ゲオルク・ルビンスキー(16)が秘書官として傍にいる。妻はドミニク・サン・ピエール・ルビンスキー(36)であり、ヘンドリックはドミニクとアドリアンの実子である。

シドニー・シトレ(58)
国防委員長。前宇宙艦隊司令長官で最終階級は元帥。ラザール・ロボスに宇宙艦隊司令長官職を明け渡すと軍事参議官に転任し、レベロの頼みで軍を退役して惑星カッシナから評議会議員に選出され、国防委員長に就任した。現実的であり、良識派に属す有能かつ人望厚い人徳で評議会を主戦派から守勢派にまとめ上げた。妻と娘・息子がいる。ヤンが頭が上がらない数少ない人物の一人である。

ラザール・ロボス(52)
前宇宙艦隊司令長官。最終階級は大将→戦死特進して元帥。原作では50代に入って衰え始めたが40代半ばの頃までは有能な指揮官として数多の会戦で活躍していた。この物語ではその最高潮である宇宙歴794年に起成した第六次イゼルローン要塞攻防戦で指揮官陣頭を率先し、敗北。味方部隊を一隻でも多く逃がす為、前線に踏みとどまり壮烈な戦死を遂げた。囮艦を務めた際に、旗艦乗員の中から30代以下の乗員を総て退艦させている事から当初から敗北の責任を取って死ぬつもりであったようだ。退艦時に最後まで拒否し、ロボスと運命を共にしたのは作戦参謀のアンドリュー・フォーク大佐(25)だけであった。

ジャン・ロベール・ラップ(33)
第十二艦隊司令長官。階級は大将。ヤンの士官学校での同級生。原作では病休し少佐の階級で第6艦隊参謀に就くが無能な上官に意見を握りつぶされて戦死するが、この物語では病休はするものの、事務職に就いており、第六次イゼルローン要塞攻防戦時には大佐として後方勤務本部付き分隊指揮官として補給線防衛の任にあり、その功で戦後昇進して准将となり、第五艦隊の分艦隊司令職に就く。その後、後方勤務本部からの指示で分艦隊ごと第五艦隊を離れ、回廊同盟側外縁の展開した辺境惑星区において、人為的ミスから物資輸送が滞り、対応しきれない軍が民間船約100隻を徴用した物資輸送団を編成するとその護衛の任に就いた。旗艦はグランド・カナル。途中で帝国軍一個分艦隊と遭遇し、激戦を繰り広げて輸送船団に被害無くこれを撃退して昇進。その後も諸艦隊参謀や司令官を歴任し、大将に昇進。一時はヤンの部下になると思われたが、トリューニヒト派の粛清により人員の足りなくなった宇宙艦隊麾下の一個艦隊を任せられることとなり、その任に就いた。 
 

 
後書き
相変わらず年齢や経歴を改変しております。悪しからずご了承ください。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧