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ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦

作者:零時
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東方城乃は、友達思いでありたい。の巻

 
前書き
戦闘シーンないけど長めです。それではどうぞ 

 

東方城乃は、友達思いでありたい。

上定side、汽車の中。

上定in



ノーマル、アブノーマルを攻略した僕たちはは、急いで情報屋の無事を確認しに行った。

司「御二方ッ!大丈夫ですかッ!」

高木「ええ・・・なんとか。」

上定「よし、それじゃあ列車を動かして出発しよう。」

相原「運転なら任せてください。」

司「運転経験がおありで?」

相原「こう見えても情報屋をやる前は運転手でした。」

上定「それじゃあ任せます。」

気づけば、車掌の死体はそこになかった、おそらく高木さんが外へ運んだんだろう。
さすがはプロだな・・・やはり情報屋の仕事をしていたら、死体を見る事も多いんだろうか。

それから30分後、杜王町駅に着き、僕たちは解散した。司はやる事があるからと言って組織の隠れ家に戻っていった、僕はやる事がないのでそのまま帰った。

上定邸

城乃「お兄ちゃんおかえりー」

静「お帰りなさい。」

上定「ただいま・・・」

静「随分と遅かったわね。」

ここで、まさか命懸けで吸血鬼と戦っていた何て言えない。言えるはずもない。
今まで母親のようにしてくれた叔母さんに、心配を掛けさせるわけにはいかないしな・・・

静「組織の仕事でしょ?」

上定「うんそうそう・・・え?」

静「知らないと思った?あんたも一応ジョースター家の血統なんだから、危険なことに巻き込まれることなんて百も承知よ。」

上定「え?でも、叔母さんは何も心配してないの?」

静「心配に決まってるじゃない。でもね、それが『宿命』なのよ。断ち切ることのできない宿命。だからしょうがないことなのよ。」

静「それにね」

上定「?」

静「この一族には、『運』がいつも味方してくれている。それは多分精神の輝きが引き寄せてるものだと思うの。だから私は信じてる。あなた達がどんな奇妙な物語に巻き込まれようと、必ずここに帰ってくるってね。」

上定「そうか・・・ありがとう叔母さん。」

静「いいのよ、でも無茶なことだけはやめてね?」

上定「気をつけるよ。」

話が終わると、叔母さんの後ろにいた城乃が、こっちこっちと言わんばかりに手を振っていた。
僕は叔母さんの前を通り過ぎて、城乃のところへ行った

城乃「ちょっと話があるんだけど、いい?」

上定「いいよ。」

稀に僕は『シスコン』と言われる。現にこの間司にシスコンと言われたわけだが・・・
僕は決してシスコンなんかではない。ただ、城乃が唯一の血の繋がった家族だからだ。
僕の母親は、謎の緑石によりこの世からいなくなり、父は未だ帰ってこない。多分、死んだんだろう。死んだ母親の幻覚が毎日のように見えていて、毎日が辛かった。そんな時慰めてくれたのが城乃だった。城乃は僕とは違い強かったんだ。しろのがいるよ!とか言ってくれたんだっけかな。それをきっかけに、僕は親の幻覚を見ないようになった。もしあの時城乃がああ言ってくれなかったら、僕は自殺していたかもしれない。だから、僕は城乃にとって一人の兄として、家族として、尽くしてやりたいと思っている。

上定「それで話っていうのは?」

城乃「えっとね、まぁ事前に私の能力を教えておこうと思って・・・」
上定「あぁ、そうだね。」

すると、城乃はポケットから一切れの紙を取り出した。

城乃「broken・the・gold(金のように壊れやすく美しく)ッ!」

城乃はスタンドの名前を叫んだ、その呼びかけに応え出てきたのは全体金色で、胸元にハートのマークがあり、目付きは小判のような形で、黒色だ。城乃は自分の手にあった紙切れをスタンドで掴み取った。すると・・・

上定「!?」

スタンドが触った紙は、瞬間『分散した』

城乃「これが私のスタンド、触ったものはどんなものでも分散させられる能力。」

上定「す、すごいな・・・」

城乃「でも、その時の感情の大きさで分散させられる物の大きさが決まるから、並みの状態だとビー玉とか紙切れ程度の物しか分散できないのよ。」

上定「それでもすごいな、なんか司や城乃の能力にくらべちゃあ僕の能力も弱いな。」

城乃「お兄ちゃんの能力は?」

上定「デイズオブサンダーッ!」

城乃「おぉ、かっこいいね。」

上定「能力は、雷を条件なしにその場で起こすことができる。」

城乃「それから?」

上定「あぁ、空から大規模な雷は落とすことはできないが、雷撃くらいならできる。」

城乃「ほぉ・・・」

上定「あと、殴った物を30秒だけ木と同類にすることができる。」

城乃「強いじゃん。」

上定「そうかい?」

城乃「それ使えば、磁力で鉄を使った攻撃とかできるし、砂鉄でガードてきなのもできるよね?」
上定「あぁ、その手があったか。」

城乃「⚪︎ールガンみたいな能力だね」

上定「おいやめろ」

静「あなたたち」

上定「おばさん?聞いてたの?」

静「ちょっと話があるわ。」

その後、僕たちは叔母さんから『杜王町吉良吉影事件』、父さんの体験した吉良吉影という男との戦い、昔杜王町で起きた出来事を聞かされた。そして、僕と城乃の能力について。
過去に父さんは音石明と吉良吉影という男と死闘を繰り広げたらしいんだが・・・この二人の能力、僕たち兄妹の能力にかなり似ている。
音石 電気を操る能力
上定 雷を無条件に起こす能力
吉良 触れたものはどんなものでも爆弾に変える能力
城乃 触れた物はどんなものでも分散させることができる能力

たしかに、中ボスとラスボスとも言っていいこの二人の能力と僕たちの能力はかなり似ている。
叔母さんが言うには、父さんの戦いの経験と黄金の精神が一緒になって遺伝した・・・とか。

静「それじゃあ、二人とももう遅いから寝なさい。」

城乃「はーい」

上定「おやすみ」

起きるまでキング・クリムゾンッ!

「今日は7月29日・・・か。」
現在夏休み真っ只中。といっても僕は学校に行ってないから毎日が夏休みみたいな物だが、一応城乃は中学三年生。司のやつは知らんがまぁ、行ってるだろうな。さて今日もディスティーノに向かうか・・・


ディスティーノの隠れ家

上定「やぁ」

司「こんです(´・ω・`)」

上定「どうした司。」

司「PCがクラッシュして使えなくなりました・・・」

上定「ぶふぉおおwwwざまぁwww乙www」

司「上定、あなたは人の不幸を笑うのですか?」

上定「笑うべき不幸ならな」

司「解せぬ(´・ω・`)」

司「まぁいいか、昨日の報酬で新しいPC買う金はありますからね。」

上定「なッ!こんのド三下がッ!」

司「(`・ω・´)」

グリード「早いなお前ら、上定はともかく司は夏休みの宿題とかあるんじゃないのか?」

司「宿題?あぁ、燃やしましたよそんな物。」

グリード「なん・・・だと」

承太郎「やれやれだぜ」

司「こんです」

上定「どうも」

グリード「おっす。」

承太郎「よぉ・・・」

承太郎「そういやぁ、城乃はどうした?」

上定「クラス委員の仕事とか言ってたな。」

承太郎「真面目だな、お前らと違って。」
司「その言葉、少年時代の承太郎さんにそのままお返ししますよ」

承太郎「・・・スタープラチナァッ!」

司「トワイライト・タイムッ!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

司「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ」

グリード「おい隠れ家燃やすな。」

承太郎「オラァッ!」

司「メラァッ!」

上定「やかましいぞッ!!」

司・承太郎「(´・ω・`)」


上定side out

城乃side out

城乃「はぁ、クラス委員の仕事も楽じゃないわね・・・」

私、東方城乃はクラス委員である。学校ではそこまでだれかと接することはなく、物静かで頭もいいし、おまけに美人。スペックは高いほうだけど無愛想なので男子にはモテない。まぁモテる必要はないのだけれど(うるさいし)そして昔、女子に嫉妬を抱かれ、毎日喧嘩を売られて腹が立ってたので、ボコボコにしてやった。そのせいで女子からは怖がられてるけど、幸いその子にいじめにあっていた女子と仲良くなることができた。

??「城乃ちゃーんおつかれー」

城乃「あぁ、茉里おつかれー」

この子は舞崎茉里(まいさきまり)。中学での唯一の友達で同じクラス委員の委員長。
私はいつもこの子とつるんでる。

茉里「城乃ちゃーん新しくきたあの女の先生、綺麗だったよねぇ。」

城乃「あぁ、そうね。優しそうな先生だったわね。」
茉里「うん♪2学期から担任になるらしいね。楽しみだなー」

城乃「そうね。」

茉里は、純粋でいつも明るい性格である。だが空気が読めないとこがあって、他の女子とも話が合わない。まぁ現状、話を合わせなきゃ友達できできない時代の今じゃあ少し難しいのよね・・・昔は、ぶりっ子とか何キャラ作っちゃってんのwwとか言われてたみたいだしね。
まぁ私がぶっ飛ばしたけど。

茉里「んー?噂をすればあれは木谷先生?」

城乃「あほんとだ。」

木谷「こんにちは、舞崎さん、東方さん。」

木谷先生はニコッとした顔で私たちに挨拶した。

城乃 茉里「こんにちは。」

木谷「そうそう、ちょっと東方さんに話があるのだけれどいいかしら?」

城乃「あ、はいわかりました。」

木谷「悪いわねお二人でいるとこ邪魔しちゃって。」

茉里「全然構いませんよぉ、じゃあ城乃ちゃん、私そこで待ってるね♪」

城乃「いや、長くなりそうだから先帰ってていいよ。」

茉里「うんわかった。じゃあ先に帰ってるねー♪」

城乃「うん、それじゃあ」ノ

茉里「ばいばーい」

茉里は先に帰り、茉里の姿が見えなくなると・・・

木谷「あなた、頭がいいのね。私が『敵』だと知ってあの子を遠ざけたのかしら?」

城乃「別にそうだと決めつけたわけじゃないわよ。ただ万が一、あなたが『敵』だとしたら
茉里を巻き込むわけにはいかないし、私が人並み外れた能力を持っているということを知られるわけにもいかない。」

木谷「?先生に向かってタメ口?まぁそんな子は先生が教育してあげなくっちゃあねえッ!」

木谷は、ハンドバックから自分のスタンズである、斧を取り出した。少し小さめだった斧は一気に長くなり、私に刃を向けた

城乃「あら、私はあなたを先生と認めた覚えはないし、これから命をかけて戦う相手にタメ口をする必要はないでしょう?」

木谷「・・・小うるさいガキだな・・・いいわ、殺してあげる。」

城乃「再起不能にしてやるわ。」
 
              To Be Continued 
 

 
後書き
次回、城乃vs木谷ッ!
 
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