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ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦

作者:零時
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司夕紀は、見かけによらず強い。の巻

 
前書き
今回は戦闘シーンありです。 

 
司夕紀は、見かけによらず強い。の巻

上定side


司「そろそろ時間ですね。」

気が付けば時計の秒針は12時を指していた。現在深夜の0時。ミッドナイトである。

上定「深夜の駅ってのも不気味なもんだなぁ」

ヒュードコンドコンポッポー

司「お、きましたね。」

杜王町行きの汽車は、この駅でピタッと止まった。すると扉が開き、中から少し太めの中年男性と、高身長の男性がやってきた。

??「おおこれはこれは司さん。古無沙汰しております。」

??「司さん、こんにちは。」

司「こんです。」

??「今日はよろしくお願いしますよ。」

司「ええ、情報屋の皆さんにはお世話になってますからね。身を呈して護衛させていただきます。」

??「おや?そちらの方は新入りですか?」                                                                                     

司「ええ、昨日から入った新入りです。」

上定「東方上定です。」

??「上定さんですね、情報屋の高木です。」

??「助手の相原です。」

上定「よろしくお願いします。」

高木「それじゃあ、早速ですが乗りましょうか。」
上定 司「はい」


汽車の中


司(しかし、今回は二人しかいないからな・・・大勢でかかってこられたらやられてしまうかもしれない、まぁ最悪の場合『あれ』を使おう。)

上定「司、僕はこれが初任務なんだがまず何をすればいいんだい?」

司「普通に、情報屋の人を護衛して敵を再起不能にする、そしてできればアブノーマルを回収する。」

上定「シンプルだね。」

司「やることがシンプルですからね。」

上定達が敵を待ち構えていると、電車はキィーッという擬音を出し急停車した。

上定「敵かッ!」

司「行ってみましょう!」

司一行は車掌室に足を急いだ
車両の先頭の車掌室のドアを開くと・・・

上定「手遅れだったか・・・ッ!」

一同の視界に飛び込んできたのはッ!あまりにも無残な車掌の亡骸ッ!

相原「うっ・・・オロロロロロロロロロロロロ」

司「高木さん、相原さん、お二人はここで隠れていてくださいッ!行きますよ上定ッ!」

上定「あぁ!」

車掌室を後にした二人は、長い列車の中を走る。すると・・・

司「ッ!?」

正面から一人の男、

後ろから5人のマントをかぶった吸血鬼が現れた。
そうやつらは『スタンズ』スタンド使いにとってもっとも邪魔な敵であり、倒すべき宿敵になるであろう存在。

司「はぁ・・・これは骨が折れそうです。」

??「そんなこと言っている場合かぁ?」

吸血鬼「お前らは今絶体絶命の状況なんだぜぇッ!」

吸血鬼2「なんせ6対一だもんなァッ!」ケケケ

司「上定、吸血鬼は頼みます。私はこっちをやります。」

上定「わかった。」


司side

司「まったく・・・迷惑なんですよあなた達」

アブノ「ふん、そんなこと知らねえよ!これから死ぬお前には関係ねえッ!」

司「戦う前から勝ち誇っちゃって・・・まぁいいですよ、焼き殺してあげましょう・・・」

司が叫び、背後から出てきたのは、血流よりも紅く、そしてその両肩には紅く塗りつぶされた地球儀が浮かび上がっていて、顔つきはまるで化け物のようなスタンドである。

アブノ「俺のスタンズッ!スサノオノツルギッ!」

司「トワイライト・タイムッ!」

司のトワイライト・タイムのラッシュが繰り出される。が、それらは全てスサノオノツルギから出てきた8匹の蛇の首によって全て守られた。

アブノ「これがスサノオノツルギの能力ッ!剣から8匹の蛇を出せるッ!もちろんスピードもパワーも計り知れないィ!お前のスタンドの攻撃を回避することなんて造作もないことよッ!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

司「っチ・・・仕方ないですね、火事になりかねないですが使いますか。」

アブノ「アァん?」

司「フレアアートッ!」

瞬間ッ!司のスタンドの拳から出てきたのは、真っ赤な炎ッ!そう、スタンドの体から自由に炎を出すことができる能力ッ!
そして再び、トワイライト・タイムのラッシュが繰り出される。

司「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ」

アブノ「拳から炎が出てきたくらいじゃあ変わらないぜッ!ウラウラウラウラウラウラウラウラッ!」

司「メラァ!」

アブノ「ウラァッ!」

司「うぐッ・・!」

その刹那、トワイライト・Tの腹部に、スサノオノツルギが直撃したッ!

アブノ「ッフ!蛇に気を取られていて剣の存在を忘れていたのかァ〜?やはりスピードはスサノオノツルギのほうが上回っているみたいだぜッ!」

司(バカな・・・トワイライト・Tの炎は確かに蛇に当たっていたはずッ!?もしや、スタンズのスタンドとは違った化身は本体と一心同体ではないのかァッ!・・・クソッ・・・仕方ない・・・かくなる上はッ!)

司「確かに・・・スピードはあなたのスタンズのほうが上回っている・・・これじゃあいくらパワーが上でも本体に攻撃ができない・・・ッ!」

アブノ「わかってるじゃねえか、じゃあおとなしく再起不能になってもらおうかッ!」

司「あぁ・・・確かに再木不能になりますね・・・」

司「ただし『あなた』が」

アブノ「ッ!?」

司は勝利宣言をすると、トワイライト・Tで汽車の天井に穴を開け、車両の上にジャンプした。
それを追ったアブノーマルも車両の上に登ってきた。

アブノ「てめえ、どういうつもりだッ!悪あがきかッ!」


司「まさか・・・」

司「私が天井に穴を開け、車両の上に飛んだのは、トワイライト・Tの最大の能力を発揮するためです・・・」

アブノ「ふん!今更お前に勝ち目なんt『トワイライト・タイムッ!空よ紅く染まれッ!』」

その時、真っ暗だった夜の空は突然にして紅く染まった。まるで沈む直前の夕焼けのようにッ!

アブノ「なッ!なんだこれはッ!」

司「10秒でカタをつけます。」

アブノ「っち、スサノオノツルg・・・うぐおッ!」

司「もう遅いですよ?」

司のトワイライト・Tは、一瞬にしてアブノーマルの腕を切り落とし、腹部を貫いた。

司「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ」

司「メラァッ!」

トワイライト・Tの素早いラッシュが繰り出され、アブノーマルは後ろに吹っ飛んだ。

アブノ「なにがおこ・・・・った・・・ああああああああああああああ」

トワイライト・Tの炎は、アブノーマルの衣類に、燃え移り、すぐさまアブノーマルは灰になった。
司「炎は、燃えた時には手遅れなことくらい小学校で学びましたよね?」

アブノ「うっぐあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

司「夕暮れの炎で・・・・灰になるんです。」

アブノーマル スサノオノツルギ 死亡。

戦いが終わると、紅く染まった空は元の夜空へと変わっていった。

上定「すごいな・・・・」

司「上定、終わったんだったら加勢してくださいよ・・・」

上定「いや加勢する必要なかっただろう?」
司「この能力使うの疲れるんですよ・・・周りにも迷惑ですし。」

上定「てゆうかさっきなにをしたんだい?」

司「ここ付近の空を15秒だけ夕焼けに変えました。そして、トワイライト・Tのもう一つの能力で、自分の生み出した夕焼けの間、自分のスタンドパワー全体を5倍にする能力です。」

上定「そうか、だからスピードもパワーも射程距離も上がっていたのか。」

司「はい。」

上定「それじゃあ、列車を動かしてさっさと帰りますか。」

司「異議なしです。」




      To Be Continued
 
 

 
後書き
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