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雷神†無双

作者:ペペンヌ
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いやぁ、賊は強敵でしたね(ハナホジー)

 
前書き
戦闘模写?、あるじゃないか?(一行のみ) 

 
この世界は可笑しい。いや俺が来るんだから可笑しいのは当然なんだが。
幼女、幼女である。いや登場人物は皆18歳以上でしたね、幼女じゃなかったね☆

…村に帰りたい。大分余裕がなくなってるわ。

「わ、私たちを戦列にお加えください!」

「く、ください!」

三顧の礼とかなかったんや…あと鳳統って誰や?
もういいや…ちょっとここからいなくなりたい。女臭いもん。

「か、必ず役に立ちますから!」

「ましゅ!」

ひでーな劉備、仲間に入れてやれよ。意識を戻すと目の前に幼女ズ。
え?何?俺に言ってるの?
周りを見ると不安そうな劉備と微妙そうな顔した関羽と、不機嫌な次郎。えー。

彼女たちの話はこうだ。

私塾を卒業したが就職難で勤務先がない。そんなところで最近名を上げてる勢力がいる。
しかも人手不足の人材不足。これ採用ですわーって感じである。うんうん鶏口牛後ってやつね。これ多分、意味違うけど。

「俺では君たちを扱いきれない。」

適当な理由をつけて断る。こんなのと一緒にいたらSAN値が0になってしまう。
劉備のとこで働くといいよーって流しておく。

「え?劉備さんは絶郎さんの部下じゃないんですか?」

「Oh……」

まじか、そんな認識なのか。あ、そういや義勇兵の中にもそんなこと言ってた奴いたな。

それを聞いて怒ったような顔をする関羽、だがすぐに複雑そうな顔になった。
君たち、あんま活躍してないもんね。いや何もしてないわけじゃないけどさ。

「私はそれでもいいんだけどなー。」

ほやんとした劉備がとんでもないこと言い出す。
ふざけんなコラ。お前らと俺らは作品が違うんじゃないかってくらい作画が違うぞ。
絶対浮くだろ。いやだよ恥ずかしい。

(ふざけてる場合じゃねーな。)

ここらで劉備たちとは別れようと思ったのにな。別れたら孔明たち着いてきそうだし。
何とか劉備に仕えることに納得したみたいだけど、俺と劉備が協力関係になってるだからだろうし。
むむむ、何か上手くいかんなー。劉備たちが強かったら、全然おkなんだけど。
関羽とか張飛とか家の兵より多少強い程度だし、女にしてはすごいんだけどさ。あ、指揮できるのはでかいか。

何か関羽が不満そうだな。張飛も幼女だし、いてもいいだろ。
このままだと俺で面倒みろやと言われかねん。フォロー頼む!ダニィ!?自分でやれだと!?

「この子たち将来丞相になる子達だし、仲間にしないと損しますよ。」

「じょ、丞相ですか……?」

「はわわ…」

はわわって何だ舐めてるのかコラぁ。

「それほどの才を持っていると言うのですか?」

「うん。もうやばい。孫子とか目じゃないくらい。全部孔明の罠だで済むレベル。」

あんぐり口を開ける関羽。ほえーって感じの劉備。
孔明たちは俯いて震えてるし。てか鳳統ってさっきから何もしゃべってないね。

ぶっちゃけ諸葛亮が何したかよくわかんないだよね。
丞相になったこととか、てか丞相って何?ってぐらいだし。俺の知識ガバガバだな。

関羽が納得したようで孔明たちの仲間入りが決定したそうだ。



結局、劉備たちと行動をともにすることになった。

何か最初は少ない敵をちまちまと倒して名声を得ようぜ!って感じだったが。
何とかなった。何年準備してたと思ってるのさ。

「お、兵糧が来ましたよ。」

「え?」

こんなこともあろうかと少女Zに一旦村に戻ってもらい補給を頼んでおいたのだ。ついでに兵も。
本当は伯珪にほとんど渡そうかと思ったんだけどね。世話になったし。
さすがに領で兵挙げといて、何にも返さないのはまずいよな。仲間は多いほうが良い。

「しゅ、しゅごいでしゅ…」

お前らは狙ってるのか?
まぁ、これで物資はしばらく余裕だ。俺らの傘下の商人とかからも協力してもらえるだろうし。
孔明に話すと、興奮したように頷いてた。
色々考えてたのが短縮されたらしい。結構考えてるのね。すげぇな孔明。

「順調すぎて怖いね~。」

「これなら私たちが名を挙げるのも、早くできそうですね!」

劉備よ、俺の苦労をお前にも分けてやりたいくらいだよ。
こんななんやで孔明たちの凄さが伝わったのか、すんなり受け入れられた。

「ならなるべく大きい集団を狙って行きましょうか。それで戦力吸収していきましょう。」

「異議なしです。」

「異議な~し。」

こうして俺たちは3万を超える兵を引き連れ、偵察(殲滅)をし孔明たちを絶句させたり手柄を取られないように官軍を避けつつ、賊を粉砕していくのだった。

あれ?なんかフラグ折った気がする?まぁいいや。

どうせ、皆女なんだろ?(確信)


 
 

 
後書き
一刀「せやな。」

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