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MS Operative Theory

作者:ユリス
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MS戦術解説
  コロニー内戦闘②

 
前書き
モ、モチベーションが足りん…

月一なのは申し訳ないが…すいません。 

 
——シークエンスで見るコロニー内戦闘—————その手順と効果——

 一年戦争に始まる戦争においては、様々な場所が戦場となった。それは地球や宇宙だけでなく、今日のわれわれの生活の木曽とも言えるコロニーを傷つけ、そこに住む人々をしに至らしめることすら平然と行われた。その際たるものが悪名高い「コロニー落とし」だろう。だが、コロニー落としのあまりのインパクトに隠れ、広く知られてはいないがコロニー内での戦闘も限りなく行われていた。

 これまでに行われたコロニー内での戦闘を見ると、どの時代でもほぼ同一のシークエンスを経ていることがわかる(もちろん例外もあるが)。これは、コロニーというきわめて限定された空間内で戦闘を行う場合、ある程度パターン化された行動をとらざるを得ないというジレンマの現れでもある。また時代が進むにつれ、「コロニーを傷つけない」戦闘法や兵器が開発されたことも興味深い現象といえる。


■STEP1:進入—————脱出路の確保にも繋がる進入経路の選択

 コロニー内と宇宙空間とが繋がる経路は驚くほど少ない。ましてやMSが出入り可能なサイズというと、更に限られる。U.C.0079、ジオン公国軍がサイド7に侵入した際は資材搬入口が使われたという事例が残されている。他にもコロニーの港部分にある艦艇用ドックなどがあるが、此処はスタッフが常駐しているため、進入は困難である。U.C.0123、クロスボーン・バンガードのフロンティアⅣ侵攻時には港湾部分も大きな被害を受け、多数の負傷者を出した。


■STEP1:進入—————コロニーを破壊する進入法

 コロニーへの侵入の目的が偵察や占領でない場合、しばしば強引な手段がとられることがある。U.C.0079、ジオン公国軍によるサイド2侵攻時には、外壁を突き破ってコロニー内部にザクが侵入。その後、毒ガスを使用してコロニー住民を虐殺した。


■STEP2:偵察—————目標物を見つけるための手法

 MSでコロニー内に進入した場合、そのままMSで偵察行動を行うことは困難だ。だがコロニーの港湾部に近い部分には森林が造成されていることが多く、MSを隠し、更に人やものが頻繁に出入りする港を監視するには適した場所であった。MSに搭載された光学機器を使用すれば、広範囲に亘っての偵察や監視が可能となる。また特殊な例ではあるが、パイロットが独自に侵入し、アクティブな偵察活動を行う場合もある。


■STEP2:偵察—————遠隔機器を使用した

 遠隔操縦が可能な機器を使用した偵察が行われる場合もある。この方法の最大のメリットはMSやパイロットを危険にさらすことなく、偵察が可能なことにある。また、MS-06E(ザク強行偵察型)のように偵察活動に特化したMSも過去においては開発された。しかし、武装などが施されていないため、敵に発見された場合のサバイバリティが疑問視される。


■STEP3:発見—————目標を発見した際と的に発見された場合の対処

 目標を発見した場合、速やかに本隊に報告し、次の指示を仰ぐのが軍事上の常識である。こうしたことを怠り目標物の破壊や奪取を独断で行った場合、高い確立で敵部隊


■STEP3:発見—————偶然による発見

 U.C.0079、サイド6のリボー・コロニーにおいて、きわめて珍しい事態が発生した。まったくの偶然から一人の少年が連邦軍の新型MSを発見のである。このMSを巡って、サイド6内で連邦軍とジオン公国軍の戦闘が行われ、大きな被害を出すこととなった。


■STEP4:戦闘—————コロニーへの被害を抑える。

 一般的に戦闘が発生すると、交戦エリアだけでなく周囲にも被害が及ぶことが多い。しかしコロニー内戦闘においては周囲への被害は予想以上に重大になってくる。たかだか直径3.2kmという円筒内、しかも外壁の厚さがせいぜい数メートルというコロニーでは、周囲への被害は即座にコロニー自体へのダメージとなるからだ。コロニー外壁に穴が開けば大気が流出して人が生活できなくなってしまう。更にダメージが大きくなると、自転速度に構造材が耐えられず、コロニー自体の分断を招きかねない。

 コロニー内での戦闘は物的被害だけでなく、人道的な観点から見ても許されるものではない。戦闘後、コロニーの制圧を行う場合、コロニー住民の不信感を買うのは得策とはいえないだろう。これらの点からコロニー内の戦闘は、敵機の動向だけでなく、コロニーとそこに住む人々への影響を考慮すべきなのである。そのためコロニー内戦闘では射撃戦ではなく、確実に敵を行動不能に追い込むための格闘戦が有利とされる。更に使用武器に関しても、コロニー内戦等に特化した特殊兵装が使われことが多い。


■STEP4:戦闘—————コロニー内戦闘で有効な兵器

○ショット・ランサー系

 U.C.0120年代のクロスボーン・バンガード系MSが搭載するショット・ランサーは、ニードル部分を射出して標的を串刺しにする武器である。ピンポイントでの貫通力に優れているものの、広範囲への影響は皆無なので、標的をはずした場合もコロニーへの影響はほとんどない。また射出せずともそのまま突き刺したりすることができる。

×通常の射撃兵装

 コロニー内の大気で減衰するとはいえ、ビーム・ライフルの火力はコロニー外壁をたやすく破壊する。ビーム自体は貫通力が高いので広範囲への被害はないものの、大穴があくのはまず確実であろう。バズーカやシュツルム・ファウストといったものは爆発と共に広範囲に被害を与えるので、これも使用すべきではないだろう。


■STEP5:脱出—————母艦との連携作戦が重要

 コロニーは密閉空間なため、コロニー内部に侵入した部隊は閉じ込められた状態にあると考えられる。つまり作戦開始から時間が経過し、防衛戦力の建て直しが進むと、それだけ脱出が不利になるのである。そこでコロニーからの脱出には、敵戦力の分断と陽動を兼ねて、母艦との連携行動が重要になる。外部からコロニーに攻撃を仕掛けることで敵戦力の目をそらし、その隙に侵入部隊が脱出するのだ。この方法ならば少数による進入部隊も比較的安全に脱出することができよう。


■STEP5:脱出—————コロニーの制圧

 コロニーから脱出するのではなく、そのコロニーを制圧する場合は、早急に重要施設を占拠する必要がある。市庁舎だけでなく電力や大気循環といったライフラインを手中に収め、抵抗勢力を封じてしまうのだ。U.C.0123のフロンティアⅣの占領もこのように行われた。 
 

 
後書き
次回 航空戦闘 
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