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小学時代を思い出そう!

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「林間学校⑥」

「起床!!」

 の、掛け声とともに先生たちに起こされる。起きたら朝食だ。僕は民宿などで食べる朝食が大好きだった。
 白いご飯と味噌汁!焼き魚に目玉焼き、味付け海苔に納豆。そうそう酢の物!などなど朝の食卓に僕は嬉しくなった。
 特に米がかたいのが嬉しかった!!我が家は、爺ちゃん婆ちゃんに合わせて、米を柔らかく炊いていたからだ。

「うわっ美味しい~!!」

 白い米の旨い事、旨い事!僕は、おかわりを何杯もした。
 宿舎を出る前には必ず掃除をした。お世話になった宿への恩返しという訳だ。最終日など、宿の方々も朝の朝礼に参加し……

「短い間でしたが……」

 と、涙ぐみながら一言を述べてくれたりもした。
 山中湖の林間では、富士山の樹海に行き風穴や氷穴を見た。日光では東照宮だった!!確か、鳴き竜を見た気がする?天井に竜が描かれていて、その真下で手を叩くと天井と共鳴して、ビーンと鳴るのだ。そういえば、クラスの旗を作ったなあ、学級委員がそれを持って、バスガイドさんと一緒なって、先導していた。
 最終日はお土産を買った。おこずかいを持って来ていて確か3000円だった。お土産屋さんに行って、いつも思うのだが、なんで木刀が売っているのだろうか?木刀とか木の刀とか……もちろん、買ってしまったのだが!このお土産のお陰で、男の子はみんな、腰に刀や木刀をさしていた。そして、さっそくチャンバラして……

「おりゃ~!!」

バキッ!!

「やりすぎだってチョボオ~」

 折っちゃう奴もいたのだった。

つづく

 
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