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『ひとつ』

作者:零那
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『永遠の光』


抱えてるもの
抱えてきたもの
これからも
放すことなく
抱えていくもの

そのものの多さに
圧し潰されそう
でもそれは
生きてきた証でも
あったりする
辛く哀しいもの
ばっかりでもない

思い出してる
繋いできた手を
紡いできた想いを
支え合ったプライドを
貫き通した信念を
分け合ったすべてを

偽りの日々じゃない
幻なんかじゃない
確実に在った
現実の日々だったと

戻りたくても
戻れない愛しき日々
其処に続きは無い

迫り来る現実に
怯えたあの頃
見たくもない現実を
目を反らす事なく
受け入れなきゃ
いけなかった
あの頃の僕達は
確実に心失ってた

もし今の君達を
見かけたら
僕は何か
口にすること
できるかな

もし今の君達に
出会ったら
僕は胸張って
元気だった?って
声かけれるかな

もし今の君達に
逢えるなら
僕は何を言うかな
何を言えば
正解なのかな

思い出してる
繋いできた手を
紡いできた想いを
支え合ったプライドを
貫き通した信念を
分け合ったすべてを

偽りの日々じゃない
幻なんかじゃない
確実に在った
現実の日々だったと

戻りたくても
戻れない愛しき日々
其処に続きは無い

 
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