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宇宙を駆ける一角獣 無限航路二次小説

作者:hebi
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第三章 六話 切り裂き白野

 
前書き
凄い変態兵器を考えついた!

まずユニコーンのメテオプラズマに使うあのでっかい砲身をパイルバンカーに挿げ替える。
長さは多分1.5km位になるだろう。その硬くて太い立派な♂モノをエクシード航法を使って光の速度の200倍で白兵戦が仕掛けられる距離まで接近した敵艦にブチ込む。相手は死ぬ

実際、ボーカノイド装甲の艦にプラズマ効かないし大マゼランに舞台を戻したら作るのも面白いかも……

 

 
バルバロッサ ブリッジ

「敵艦隊を確認。巡洋艦ゲル・ドーネ級、ジャンゴ級二隻、ゼラーナ級及びガラーナ級です」

スカーバレル海賊団を敵として戦いを挑んだ若手0Gドッグのユーリ少年は、偶然遭遇した大マゼランのランカー0Gドッグ白野秋人とその弟子のギリアスと協力して拠点であるファズ・マティの攻略を行っていた。

「幹部が乗ってるに違いない…ここで沈めるよ!」

「了解!敵艦隊との交戦を開始!」

「トーロ、まずは先頭の敵艦に砲撃を集中。陣形を切り崩すんだ!」

「あいよ、任しとけ!」

ユーリ少年の乗艦【バルバロッサ】の兵装は、主砲が連装レーザーのMサイズ。
副砲としてSサイズミサイル二門を搭載している。
この二門のSサイズミサイルは、小マゼランラッツィオ宙域に本社を構える0Gドッグ向けの兵装開発会社【イスモラーゼ社】の謹製品である。


*イスモラーゼ社は【0Gドッグの皆様に快適な航海を】をモットーに実弾兵装開発に勤しんでおります。御用の際は惑星フィオンの本社までお越しください。


砲手はトーロ・アダ少年が務めている。ユニコーンのルートンに比べれば経験の面で見劣りするが基本はしっかり押さえておりチャンスを逃さない目敏さを持っている。

「砲撃開始!目標、敵艦隊全象限!撃て!」

バルバロッサは兵装からして近接戦闘主体の戦闘方法を強いられる。兵装スロットの少ないサウザーン級が単艦で戦うには火力が高く射程の短い砲で補うしかない。二隻運用したいが金が無い。そんな辛い現実を前にしているユーリ少年である。

「奴等もぶっ放してきた!動き回るから振り回されるんじゃ無いよ!」

バルバロッサの操艦を担当するのはグラマラスな美女のトスカ・ジッタリンダである。ユーリ少年を宇宙に上げ、0Gドッグとしての道を示した彼にとっての師匠にあたる人物である。
彼女の操艦は素晴らしく、巡洋艦をまるで艦載機でも扱うかのように急加速や急停止などを差し挟むことで変幻自在の動きをさせて攻撃を回避している。
その動きでもって、敵艦隊の攻撃を避けると今度は強かな反撃を開始した。

「敵艦隊位置そのまま。測距データ、送信します」

「まずは一隻、確実に沈める!全砲門バーストリミッターの解除を許可!」

「了解!全砲、バーストリミッター解除せよ!」

「リミッター解除完了。目標補足、撃て!」」

接近し、持ち得る火力を全て叩き込み確実に一隻ずつ仕留めて行くのがユーリ少年の戦い方である。敵の一隻ずつの性能が低くてもそれが五隻で徒党を組んで襲い掛かって一斉射撃を行えば十分すぎる脅威になる。数を減らすことに注力するのは至極当然である。

「敵五番艦、インフラトン反応拡散!撃沈したわ!」

爆散し、蒼いインフラトンの光となったジャンゴ級の有様を報告したのはティータ・アグリノスという女の子である。役職はオペレーター。
彼女は個人的な理由もありスカーバレル海賊団との対決に強い意気込みを持つ人物でもある。具体的には兄がスカーバレル海賊団によって病院のベッドの上で意識不明の重篤な状態にされているのである。

「すぐに反撃が来るはずだ…距離を取って!」

ユーリ少年の基本戦闘方は白野やギリアスなどがよく用いるヒットアンドアウェイに準ずる。中には重厚な装甲に任せて突撃突撃また突撃と繰り返す0Gドッグもいるが何れにせよ巡洋艦でその戦法を取るのは自殺と同義であるのでユーリ少年にとっては縁遠いものである。それは相手も同じようで、バルバロッサが反撃を警戒して

「トスカさん、敵の射程のギリギリで回避機動を取りながら彷徨いて下さい。それで相手の攻撃を誘うんです」

 
 

 
後書き
寸劇または茶葉






(興)<遅かったじゃないか…
(干)<手こずっているようだな。尻を貸そう

(白)<【ゲイ】ケット、助けてくれ!ゲイヴンだ!










(ゲイ)<艦長…………や ら な い か

(白)<じょ、冗談じゃ…

(ゲイ)<ところで俺のメテオ♂プラズマ♂を見てくれ。コイツをどう思う?

(白)<すごく…特殊3です…

アッーーーーーーーー! 
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