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寄生捕喰者とツインテール

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○ 閑話・質問と回答……その1

 この話では、本編での紹介のみでは分かりづらかったかと思われる部分を、Q&A形式で解説していきます。



Q、グラトニーの力って、風を操る事ではないんですよね?

A、そうです。

  グラトニーの力はあくまで「空気を取り込み、新たな性質を加えて放出する」力なので、空気を操っていきなり竜巻をおこしたり、相手の周りを狙って真空状態にしたりは出来ませんし、纏うにしても一工夫必要になります。

  また空を飛ぶように移動する時もある程度の勢いが無いと、吸い込む分と放出する分が釣り合わなくなって落ちてしまいます。



Q、サーストってぶっちゃけどれぐらい強いの? 本編ではドラグギルディは喋ってる間に斬られちゃったけど。


A、 本編では不意打ちを喰らって死んだので、まだ戦おうとしたならばいい勝負が出来るのではないのか? ……という考え方もありますが、グラトニーの時との手加減の具合の違いは『2kgのダンベルの次に3kgを持つ』ぐらいの力の入れようなので、余り変わりありません。

 また、強さを分かりやすく並べるならば、

“サースト” > “グラトニー” > “テイルブルー” ≧ “テイルレッド”、“ドラグギルディ” 

 ……となります。

 お分かりの通り、かなりの開きがあるので勝てっこなかったんです。マフモフ装備と骨装備で☆5のティガレックスに挑む様なもの……原作読者は知っての通りドラグギルディは全然弱くありません、ただ相手が悪かったのです。





Q、総二達のサーストの認識は?


A、グラトニー以上に不明なうえに異世界へ消えたので、現時点では渋々ながら放っておく事にしているようです。

 サースト自身は、彼等の事など別にどうでもいい様ですが。




Q、主人公・瀧馬が周りに感化されて変態化したりする可能性ってあったりしちゃう?

A、ないです。
  ラースもなんだかんだ言って“俺ツイ”の世界の中でいうなら常識人に入りますし、グラトニーの時でも思考が食に置き換わっているだけで大幅に変わったかというとそうではありません。




Q、ラースがエレメーラ変換技術の詰まった機器を奪った時系列って、最新8巻目までで分かった関係を含めるとおかしくない?


A、大丈夫、矛盾はありません。

  ラースが機器を奪ったのはトゥアールが世界を滅ぼされた後なので、つまりアルティメギルが養殖に味を占めた後でもあります。だからちゃんと辻褄は合うんです。

 もっと分かりやすく並べれば、

・トゥアールの世界にアルティメギル進行、属性力技術を態と渡す → ・トゥアールがテイルギア開発し闘い続ける → ・奮戦及ばずトゥアールは世界を滅ぼされる → ・アルティメギルが元以上の更なるツインテール属性養殖に味を占める → ・そうして改良された属性変換技術が詰まった機器をラースが奪うも精神を残して自滅 → ・犬に憑依した後で瀧馬に憑依融合

 といった感じになります。

  ちなみにラースが犬に憑依していた日数はそこまで長くはないので、本編でも言っている通り一定期間属性力を食べないと弱ってしまいます。




Q、単純感情種のエレメリアンて、グラトニー、サースト、ラース、“奴” 以外にまだ出てくる?

A、出てきます。

  ただ、本編でいわれているように絶対数が少ないし、アルティメギルの様な組織を組んでいる訳でも無いので、そうそう沢山は出て来ない……筈です。




Q、単純感情種って本編に出てくる変態達よりもどれぐらい強い?

A、基礎能力が高いので能力無しでも普通に強く、最弱でもアルティメギルの幹部クラスはあります。総二達でも勝てない訳ではありませんが苦戦必至です。無論、グラトニーだって楽ではありません。

  また、個々が持ち合わせる特殊能力の他に、幾つかの汎用技能があります。
  ……本編ではラースの遠距離感知能力に、グラトニーもやっている属性力の抽出と熟成、サーストの異世界間移動に映像証拠隠滅が出てきましたが、コレ以外にもあと一つ二つですが存在します。

 ちなみに映像証拠隠滅の件ですが、これは詳しく言うと“属性力技術に対して干渉できる”という力で、だからアルティメギルの技術も無効に出来たのです……尤もそこまで干渉力は強くないので、サーストの様に映像証拠隠滅ぐらいしかできませんが。

 しかし、そういった力があるからこそ、アルティメギル側には単純感情種の事は殆ど知られていないのです。……干渉している理由は、属性力を少しでも多く取り込みたいからという理由ですが……。



Q、じゃあグラトニーって最弱?


A、いえ、グラトニーはそれらよりは一歩抜きんでています……が、何分戦いはじめて日が浅い上に力を使いこなし切れておらず単調なので、中途半端な実力となっています。

 


Q、ラースの本当の能力って何?

A、それは後々本編で。




 以上、Q&A方式で送る解説でした。

 それでは次回より、二巻めに入る物語……新たな変態達(アルティメギル)の刺客に、ツインテール道を直走る総二の変態街道まっしぐらぶり、唐突に現れし謎のエレメリアン、そして主人公である瀧馬の常識人(?)故の苦悩とグラトニーとラースコンビの活躍をお楽しみください。


  
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