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魔法科高校~黒衣の人間主神~

作者:黒鐡
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原作前~追憶編前~
  追憶編前のこと

CBメンバーとその関係者である記憶共有者は、永遠の命を持っているとされているので年齢が二十代で停止する。原作であった追憶編までの間、俺らは月中基地支部にいた。十二年も待てないし、西暦2080年六月に黒羽家の子二人生まれた。名前は黒羽亜夜子と黒羽文弥だそうだ。俺らが結婚時、黒羽家当主からお祝いをもらったが、その後に生まれるとはな。

妻は生まれた後に死んだらしいが、黒羽貢は四葉家姉妹の従弟に当たるそうだ。そういえば西暦2078年頃に、七草家からも子供が生まれたと弘一に聞いた。聞いた後病院に行き真夜にお祝いをしに行くと、真夜にお願いをされた。それは、四葉家の精神干渉系統魔法を受け継がないようにしてほしいとの事だった。

原作通りの子として魔法を使ってほしいと懇願されたので、それを承諾してから生まれた子供に正史の情報をこの子に流して上書きをした。次の年になると次の子が生まれたと聞いた俺は、また正史情報を与えて上書き作業を行った。これで真夜の四葉家の力を封じた事になるが、西暦2079年に生まれた子は双子の姉妹だ。

司波龍郎と古葉小百合が、結婚したと言う情報もあったけど正直どうでもいい情報だな。元々恋人同士と聞くし、フォア・リーブス・テクノロジーでは開発本部長と研究員から管理部門に異動予定。深夜のボディガードは桜井穂波だが、今はまだ警視庁でSPをしていると聞くけど時期が来たら、退職して深夜の護衛となる。

今は西暦2085年なので、俺と深夜、雪音は月中基地支部にいた。深夜は俺の妻となので、本来の物語が進む時も妻としているからだ。第一高校には外見十五で中身二十四で入学する。

「一真さん、今昼食作ったのだけどどうかしら?」

「深夜か。ちょっと待ってくれ、これが終わったら深雪と一緒に食べようか」

「じゃあダイニングルームで待っているわね」

深夜が行ってしまったので、作業に戻る俺。今は西暦209x年に、俺がトーラス・シルバーとして発表するが、それだと会社内では俺一人での発表となるので牛山と一緒に共同開発する予定だ。今はその基本理念を打ち込んでいる途中だが、俺単独でもいいが功績を会社内で俺だけ奪う事になるからな。

ループ・キャストを世界で初めて実現し、特化型CADの起動式展開速度を20%向上させ、非接触型スイッチの誤認識率を3%から1%未満へ低下させる。目覚しい功績を次々と上げて、魔法界全体の進歩させる事を目的として準備をさせている。

フォア・リーブス・テクノロジーが、CADメーカーとして有名してないが、西暦209x年以降になると有名となる。打ち込んだ後、作業を終わらせてダイニングルームに行ったらトレミークルー達もいた。

「おやおや。お前らもいたのか」

「深夜さんに呼ばれてな。たまには一緒に食事でもどうかと、フェルトやラッセ達やワシらもお呼ばれされたのさ」

「それに一真さんと一緒に食べたかったです~」

「ミレイナに同意よ。私も一真さんと一緒に食べたかったですし」

との事だったので、一緒になって深夜の料理を食べた俺達。まあたまには、一緒になって食べるのも悪くはない。食事をしてからデザートと紅茶かコーヒーを飲んだ後、イアンとビリーからの整備状況を聞いた。世界大戦以降も毎日のように整備しているが、使うのはあと七年後。その時に深夜と深雪と俺で沖縄旅行に行く予定。

「整備状況は変わらんが、新しい武器を作っているところだ」

「対魔法による武器なんだけどね」

「魔法師ならISがあるけど」

「無論ISにも新装備を付けるが、もしかしたらドウターが出るのかな?とワシらトレミークルーは思っていてな」

「僕もそう思っているのだよ。いつ出現するか分からないからね」

「なるほどな。まあ今の所ゲート反応はないし、俺達ソレスタルビーイングの出撃はない」

「そういえば深雪にもISをもらっているのよね?」

「ん?ああそうだぞ深夜。前回の外史では、MSとして使ったクィーンアメリアスを持たせている。もちろんMSとしてもある」

深雪が食事を終えた後にその話が出たので、待機状態のISを深夜に見せた。ネックレスのようなアクセサリーだが、ドックタグだと一発で軍人であるとバレる可能性もあるからな。俺ら高校生として動く時は、深雪の待機状態をネックレスから髪飾りに変える予定。もうそろそろだけど、ホーム・オートメーション・ロボットというのが、普及されて台所に立つ人間が少なくなる。

と知っているのか、深夜と深雪は毎日のように料理の研究をしている。俺もだけど今回、深夜と深雪に任せるつもりでいる。俺が作ると二人とも落ち込むからだ。奏とミーガン曰く『女殺し』と言う、二つ名を持つからだ。

サウンドスリーパーと呼ばれる安眠導入機があるそうだが、俺らの家には配備しないつもり。そんなの無くとも安眠出来るし、俺らが住んでいる日本の状況は今は知らんが色々と政治家が動いてると聞く。権力は俺らが握っているようなもんだが、金はもうすぐマネーカードというのが普及するそうだ。

「それにしてももうすぐですか。沖縄旅行は」

「ま、それにあと少しで深夜の護衛役が来る事になる・・・・名前は確か桜井穂波だったか」

「現在は警視庁でSPをしていると聞きますが、私としては一真さんで充分ですのに」

「その考えはダメだと思いますよ。いつお父様が離れるか分かりませんから」

「だなー・・・・俺が離れて行動する時がある。ソレスタルビーイングとして動く時は、深夜は関係者としては思わせたくないのでね」

「確か調整体魔法師である『桜』シリーズの第一世代と聞いたわね」

その調整体魔法師は、遺伝子操作により生み出された魔法師を示すらしいが、俺らで言うならイノベイターかコーディネーターという感じだ。記憶共有者かどうかは会ってみないと分からないが、確か俺の部下に似たような名前があった気がする。まあ違っていたら違うでいい。

深夜の護衛者である桜井穂波が、着任してからは深夜と桜井穂波は地上にて生活を始めた。俺と深雪はたまに地上に来て、本社での仕事と妻である深夜の様子見だ。ちなみに俺らの家は一戸建てだが、部屋の数や家の大きさが原作より大きいし俺と深雪に深夜と穂波さんも住む。本社である蒼い翼からも近い場所でもあるし、先代当主である元造のマンションから近い場所だ。

地上と月中基地支部を、行き来してる間に穂波さんも覚醒を果たした。俺の部下ではなかったが、警視庁の知り合い刑事だった事が判明した。しかも拠点からの付き合いらしいが、覚醒したお蔭で、不老不死と脳量子波というオプションが付いた訳だからまあいいかと思った。西暦2092年の夏に沖縄旅行へ行く為、トレミーを大気圏突入後に海中で待機となった。俺と深雪は深夜と穂波さんと合流をした。 
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