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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第1シーズン 〜千年の謎〜
第五章 【終わりとは、新たな初まり】
  終わりとは、新たな初まり

 
前書き
最終回を合わせて後二回!
千年の魂.の行方は⁈ 

 
星屑のようなキラキラと細かな砂が宙に舞う、うまく夕陽が照らしてとても綺麗だ

貫「やったのか?」

貫は、少し緊張感を持ちながらも少し期待しながら言った
少しずつ砂がおさまってきた
そこには、1人の影が立っている

カイン「・・・」

一同は、これでもダメなのかと絶望した
しかし、迅は、気づいた先程までの殺気が全く感じられない

バタッ!

カインは、その場に倒れた
よく見ると、カインの手元に《邪剣ダークネスブラッド》は無かった
それもそのはず、さっき空音が腕ごと切り落としてしまったから
その光景を見たリンカーンが笑いながら言った

リンカーン「あら〜こりゃカイン君無駄に痛い目に会っちゃったみたいだね」

迅がまさかと思ってカインを見る
そう、あの時
《ギャラクシー・スター・ハーモニー》がカインにめがけて撃たれた時カインは既に正気に戻っていたのだ
剣を腕ごと取られたために、邪剣の力はとっくに抜けていたと言うことだ

リンカーン「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

迅がリンカーンを蹴り飛ばして突っ込む

迅「笑ってる場合じゃねぇだろ‼︎カイン君死にかけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ‼︎‼︎‼︎‼︎
空音さっきの!さっきの歌頼む‼︎」

空音は、急いでマイクを手に取る
そして、歌い始める

迅「ありがとう、儻矢さんなんとかカインは、正気に戻せたよ」

迅がホッと一息をつくように言った
だが、儻矢から返事は、無く地面に倒れている
迅は、儻矢に、せめてものお礼として以前女神様に貰った神器を取り出し儻矢の横に供えた

迅「これは、女神様のものです、しっかり天国に行ってくださいそして、女神様に神器を渡してくださいね、、、、、」

迅は、神器を持つことで天国に行きやすいのでわないかと考えたのだろう手を合わせながら、ゆっくり目を瞑った
しかし、突然

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォオォォォオオオオオン!!!

爆音の方には、発射寸前の状態の《時空破壊爆弾》がありその横では、ボロボロのコックローチが馬鹿笑いを上げている

コックローチ「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ終わらせやしねぇよ我の計画は‼︎‼︎‼︎
終わるのは、この世界とてめぇらだ‼︎‼︎‼︎」

コックローチが爆弾のスイッチを押す

ピッ‼︎

ドゴン‼︎‼︎‼︎

《時空破壊爆弾》が発射された
コックローチは、ためらいも無くスイッチを押したので迅が止めに入る隙が無かった、迅は、絶望の顔で言った

迅「そんな、せっかく、、、ここまで、、、ここまで、あと一歩で全てが終わったのに」

コックローチは、笑いながら言った、そこには、冷静なコックローチはいなかった

コックローチ「ヒャヒャヒャヒャそうさ‼︎わかってんじゃねぇか‼︎全て終わるんだよ‼︎‼︎‼︎」
?「終わらせやしねぇよ、そんで終わるのは、てめぇと、俺で十分だ‼︎」

突然、離れたところから声がした
声がした方向を振り向くとそこには、琁矢が立っていた

琁矢は、儻矢の数倍の速さでコックローチに接近した

ガシッ‼︎‼︎‼︎

琁矢は、コックローチの首を前から捕まえる
そして、

琁矢「ご先祖さんたち、後は、たのんますよ俺は、儻矢ばっかり格好良いのが気に食わなかったんで最高に格好良い死に方させてもらうぜ‼︎‼︎‼︎」

それだけ、言って琁矢は空を飛んで一秒も無いうちに見えなくなってしまった。
琁矢は、死ぬと言っていた、もちろん迅たちは、止めようとした
しかし、足を踏み出したとき既に、琁矢はいなかった

それから、数分後、爆発の音は、聞こえなかった、おそらく、琁矢が爆弾を別次元に持って行ったのだろう、生存率は、おそらくゼロ
迅たちは、何も言えなかった

塔の上には、下で何があったかなど知りもしないで星たちが瞬いていた

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その後、迅たちは、塔の頂上に儻矢と琁矢の墓を作り頭を下げたあと、塔を降りていた
先頭を歩いているのは、リンカーンとハマカーン、やはり笑っている
それに続いて魁斗、龍明、貫、その後ろに迅と空音が2人並んでいる、その後ろにも人間迅と人間カインが2列で並んでいる、2人は、この先、どうやって戦争を終わらせるか考えていた
その2人の姿をカインは、目に焼き付けていた

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

塔の出口

ナイト「やっと来たか、《千年に一度の存在》さてかえるぞ」

そこには、ナイトが待っていた、おそらく現在にかえる方法が無くなってしまったので助けに来てくれたのだろう
迅は、手を軽く上げてお礼の仕草をして、時空ホールに飛び込む
飛び込みながら人間迅に目でメッセージをおくる
[頑張れよきたいしてるぜ]
その後、次々と迅に続いて未来に帰っていく

人間の2人は、大きな決意をしていた

人間カイン&人間迅「戦争なんざ終わらせてうめえもんくいまくってやらぁ‼︎‼︎‼︎」

過去と未来 千年の間の不思議がみんなの力を一つにした
そう言うしかないだろうか
いや、これは、、、、、、
そう、、、、、《皆の意志》その強さが歴史をねじ曲げたのだった
 
 

 
後書き
次回、 強者に終わりがあるように、永きに渡る戦いもいずれ終止符を打つ、だが、終わっても終わらないものが確かにこの胸、皆の意志に生き続ける。冷めないスープが無いように、覚めない夢もない。炎の灯りは、魂の灯火、炎は、消えるしかし魂は、消えない。空間を超え時を跨ぎ、龍が波動とともに舞い降りる、そのとき一筋の光明が美しい音と共に風に乗せられ伝わる。そう、俺らの世界は、終わらない、千年の魂は、、、、、、、消えない、、、、でもな、タイトルなげぇとか文句言う奴がいるんだ、、、、え?そんなこと言ってない?そうちいせぇ事言うなや、
以下略‼︎‼︎ 
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