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Justice正輝編 前章 善と悪

作者:斬刄
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7話 交渉と敵襲

 
前書き
正輝「なんか思ったんだけどさ…作者はリリカルなのはの物語を終わらすの早くね⁉」
嶺「いや。まだ何か考えてるけど」
正輝「考えてるって?」
嶺「最初のが終わったら他の世界に行くことになってるからさ。そこでもまた転生者と争い合いになるけどね。」

始動編が終わってからどこの世界に行くかというのはもう少し先で報告します。あと、感想もどんなことでも構いません。気長に待ってます。 

 
「行ってきまーす。」
「 「いってらっしゃーい!」」
フェイト家がだいぶ安定してから
もう2日がたった。
正輝はなのは達の親が喫茶店に務めているのでケーキを買うついでになのはとユーノと姉達とで話すためにさっそく行こうとするが
「待ってください。」
正輝は靴を履き、玄関のドアノブを掴もうとしたその時だった。
なのはにあっても奪われると思ってまた争いごとになったらどうするんですか!とかあなた一人で行ったら危険過ぎます!誰か連れて行ってください!とか。
セイバーが言うにはそんなことだろうと思っていたが。
「もし転生者が襲ってきたらどうするんですか!」
「そっちかい!」
「そっちです!」
神が言った敵側の転生者達についてであり、スナイパーなどで襲いかかってきたりするかもしれないと言われたが少なくともそんなこと出来たらとうにやられている。
「それならフェイト達と協力している間にとっくにやられてるよ。だいたい俺には銃とかやられても魔法で障壁を張ってくれるから能力じゃないとやられるんだろ?」
セイバーはそれでも引き下がらない。正輝はアーチャーの二人で行った方が安全だろと提案し、セイバーは納得した。そんなわけで正輝とアーチャーで行くことになった。
フェイトside
あの後のジュエルシードの残りについてはなのは達に残った3つ以外は回収されてて、時空管理局に会うこともなく、今はとても幸せな暮らしをしている。
「あの…なんで正輝はお姉さんと戦っていたんですか?」
「ん?あーあれ?あれは多分俺と同じ目的だよ。あんまし積極的じゃなかったけどな。」
正輝と同じ目的ってことはお姉さんはあの子を救う役目ってことだよね。正輝はあの子の家にも行くから私やアリシアを連れていくわけにはいかないと言っていたけれど…
「私も一緒に行きたいのに…」
「私も行きたいよ…むぅ〜」
「悪いな。でも全員分のケーキをちゃんと買ってやるからそれで許してくれ」
母さんも若返りの薬をもらって元気になってくれてるし、アルフは相変わらず、アリシアは元気に私と遊んだりしてる。
もうジュエルシードとかの命が危険なことはしてない。お母さんは正輝を家族の一員にしたいと言って記念写真に私達家族の写真を撮った。
出会って最初は変な人だなと思ってたけど母さんがいない間はまとめ役として…家族を助けてくれて本当にありがとね。
正輝side
俺は今なのはのいる家にいまーす。ジュエルシード事件については蘇生させたの以外なのは達が回収をしてくれたので何とかなった。あとアーチャーになのはやフェイトのような人気のあるキャラの家で住むなら別の家じゃないと敵に見つけられやすい(なお正輝については単なる成り行きでこうなった)と言われて戸惑っちまった。
「マスターの姉も危機感が無いのかね⁉」
「俺も姉も危機感はあるわ!」
酷いなおい!フェイトの家に住ませてもらってる俺もなんだけどさでもあそこしか住ませてくれる場所無いだろ!
「あのーお姉さんは確か別の場所に住んでいるのですが…」
「すまない。勘違いをしてしまった。どうやらマスターだけらしい。」
(もう少しで令呪使うところだったぞ…俺が許可するまでその口閉じろって…まぁこっちにも秘策はあるんだがな)
なのはの兄であるである高町士郎が出てきて、なのはが紹介していた。
「あ。この二人は嶺さんの弟の正輝くんでもう一人は「黒沢です。」ほえっ⁉」
アーチャー?何で驚いているんだ?言った本人が俺であることがか?
「どういうつもりだ…」
「まさか。ここでアーチャーですって訳にもいかないだろ?」
なぜなら…料理についてボコボコにされるわ(自業自得だけど)ロリコン扱いされるわ(お前許さん)こっちはたまったもんじゃないんだよ!
(アーチャーァァア!お前のヒック!ヒック!思いどうりにいくと思うなよ!

正輝の思考
K=黒い
U=嘘を真実に塗り替える。(例:ロリコン疑惑)
R=ろくでなし
O=恐ろしい子!
S=ドS
A=Attacker(攻撃者)
W=Worst(今の俺の中で)
A=ああ、頭痛い。

ねぇKU・RO・SA・WA・KUN!!!!)
いやぁ気分爽快!気持ちいいね正直に言うのは!勿論聞こえるように念話で言ってやったぜ。
「了解したマスター。地獄に落ちろ…」
「にゃははは…」

{IMG2411}

俺たちははなのはとフェイトの二人で互いに戦わせたくないというのとジュエルシードは終わったのを伝えるつもりである。
聞くけどその代わり、なのはとユーノに三つの条件を言われた。
第一の条件
なのはとフェイトは敵対関係であって欲しくない。これは問題ない。管理局に入らせないようにすればなお都合が良い。
第二の条件
こちら側の事情を全て話すこと。
これも否定されるかもしれないので対応を考えている。
そして第三の条件は
「フェイトちゃんに会わせてください!」
何言ってんだこの子は会わせたら不味いに決まってるだろ?だいたいまだ交渉できてないから敵対するだろ!
「だが断る」
「何でですか⁉」
「フェイトに会ってみろ。はっきり言って逆に嫌悪されるぞ。何で自分達の家が知られたのかってな。」
なのはも理解してくれたし、電話しに行ってくるって姉さんの電話番号知ってるの⁉


プルルルルル
ガチャ
『あ、もしもし』
「嶺さん。私の家まできてくれませんか?」
『いいよー。ハセヲも言いたいことがあるし。ユーノも納得がいかないところがあるんでしょ。』


嶺side
というわけでなのはの家です。
私が住んでいたのはなのはと邂逅した後にサブキャラのすずかって子に住ませてもらってそれから緑屋の喫茶店を手伝ったり、ハセヲが執事をしてくれて、その時はホント驚くほど似合ってたから。
「おい。そいつのことだから力ずくで奪うんじゃないのか?」
ハセヲー。そんなことしても今の正輝に得なんてないと思うよーだって襲ったとしてもその後どうするか考えてないし。
「おいおい。人を襲うって根端はお前と同じだろ。」
「お前と一緒にするんじゃねぇ!お前の方が死の恐怖の頃の俺よりよほど凶悪だろ!」
ハセヲの場合はPCキャラを襲いPKをしていたけど正輝の場合はなのは1人相手にオーバーキル過ぎてたからね。なのは相手に宝具を使用とかやり過ぎでしょ。
「やめて下さい二人とも!今は話し合いです!こんなところで喧嘩したら話になりません!」
あーそう言えば神様が忘れてたとか言ってアトリが来たっけ?
アトリに怒られて説教臭かった…姉が弟と戦うなんでダメですって…
「おまけにセイバーに怒られたからさ。またやったら帰ってまた説教されるわ。俺がそんなことしてあいつが許すわけないだろ」
「そ…そうだな」
セイバーさんほんと厳しいね。てゆうか正輝の行動ってセイバーの考えと真逆だからやりずらいんじゃないのかな?
「それでジュエルシードをどう使ったんですか?」
「答えはジュエルシードは死者蘇生に利用した」
うん…そう言うと思った。
ユーノとなのはは唖然としてるし、ハセヲはもうため息だし、それにしてもよく死者を生き返らせたよね。
「死者を復活させた⁉そんなことできるはずがない!それがどういう意味か分かっているのか!だいたいジュエルシード自体そんな力はないはずだ!あり得ない!そんなことをしたら時空管理局がきてもおかしくないはずだ!!」
「どうやって死者蘇生をしたかと何故その後に時空管理局が来なかったかは企業秘密だ。」
こっちは神様から聞いて自然死以外は生き返らせることは可能って言ってたけど普通は信じられないよね…だから言っているのはハセヲとアトリだけであとこっちが説明しても逆にややこしくなるし、死者蘇生については黙っててと二人に硬く言ったから大丈夫かな?
「僕にはこの人たちを信じることは「もういいよユーノ君」なのは…」
「良かった…あの子なんだか悲しい目で理由を聞いても躊躇ってたから…やっぱり理由があったんだね。死者蘇生なんて許されないこともしれないけど正輝君が今更嘘を言ってないから。だってほら正輝君の両手。結構の量の包帯で巻かれてるよ」
正輝は包帯を取って見せてくれたら結構傷だらけだった。
よく見たら顔も傷がついてるじゃん。
「心配されたでしょ?」
「心配かけまいと思ったらすぐ気づかれてな…フェイト達もセイバー達も心配して手当してくれたからな」
「酷い…ですね」
正輝。よく頑張ったね。
能力とかまだ初期だよね…でもこれだけでも奇跡だと思うよ。正輝の言っていることが真実じゃないって疑っても正輝の皮膚が完全に傷だらけだから疑えないんだよね。
「でも…フェイトちゃんに会いたいな。」
「その時がきたら会わせてやる」
(良いのかね?そんなことをしたら…)
(アーチャー。姉さん。聞いてくれ。俺はフェイトにはなのはと友達にさせたい、けれど時空管理局に入らせたくない。あの組織はヒュードラ計画って言って成功率が限りなく少ないのをやらされフェイトの母を苦しませたんだ。だからあいつらには管理局によって自分のやってたことに絶望させたくない。そう…思わせたくないんだ。彼女達の道に歩かせたいんだ)
…分かった。
正輝がそう思いたいんなら私は姉として協力するよ。時空管理局に入らせないためにも私達のためにもね。
「僕は…納得出来ない。死者蘇生なんて全くの嘘だって考えられるかもしれないじゃないか!」
あーユーノ。い・い・加・減にして‼‼
「ユーノ。正輝がそんなことする弟じゃないから。私が保証する。だからもう一度言うけどそんなことしてもセイバーが黙ってないからね」
「ご…ごめんなさい…」
ハァー疲れた〜。少し怒ってたような声で脅してしまったような感じだったから後でユーノには謝って説明しとこ。それにしてもこれでジュエルシード事件は終わりかな?
その後の正義側の転生者による貿易と同盟もサクサクって終わってくれたし。
「それじゃあジュエルシードによる交渉成立と同盟成立だね。正輝は投影した武器を送って、私は攻撃魔法の呪符を送れば良いんだね」
「そうだよ姉さん。」
やっと神様から送られた使命とやらの面倒なことは終わったし。原作介入して何かしようなんてあんまり積極的じゃないから。
正輝side
話し合いも終わってさっそく翠屋のケーキを買おうかと思ったら結界が張られた…どこのどいつだこんなことするのは。
「うわぁぁぁぁぁ!!‼助けてくれぇぇぇ‼‼」
家の近くから人の叫び声⁉
一つやることが終わってまだ何かあんのかよ!
「いくよ!黒沢君!」
「貴様殺すぞ」
「黒沢君?」
「誰ですか?」
「あの人の名前です。」
「アーチャーって黒沢君なの?」
あ、やべ。
姉達に教えてなかったっけ。
わり。アーチャー。
「おっと。転生者用の結界を張るのを忘れていたな」
さっき叫んだ人が消えてるし壊れた形跡はないとして…

ゑ?あんなの俺嫌だよ。
初戦であれ嫌だよ。
「んあ?あいつらが転生者か…」
俺たちが今見たものは…
電気を纏った槍に両肩にミサイル砲、奇抜な戦闘服とモヒカンのした男。リリカルなのはには存在しない敵。
「このデントロ様の槍に殺されることを誇りに思えよ!」
(もっとマシなのに会いたかったー!)
真面に言えば最初の敵側の転生者だがこれは色んな意味で酷かった。 
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