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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第1シーズン 〜千年の謎〜
第五章 【終わりとは、新たな初まり】
  戦火の中の闇

 
前書き
千年の塔最上階
最終決戦が今始まる‼︎‼︎ 

 
千年の塔 最上階

迅たちは、最後の扉の前にいた
全員、緊張した目つきでピリピリしている

儻矢「開けるぞ」

儻矢の言葉にみんなは、深く頷く

ガチャ

儻矢は、扉を最初ゆっくり開け少し開けたところから一気に開いた
ドアは、バン‼︎‼︎と音を立てて開いた、そしてみんなが、外を見たとき

ドギュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン‼︎‼︎‼︎

儻矢「ぐっ‼︎‼︎」

儻矢の右肩をレーザー光線が貫通した
儻矢は、肩を抑えてそのばにしゃがみ込んだ
迅は、儻矢に話しかける

迅「儻矢さん大丈夫か⁉︎」

しかし、話したのもつかの間、儻矢は、前に向かって飛び出していた、そう、レーザーガンを構えたコックローチをめがけて
儻矢は、儻矢たちの上がってきた扉から塔の端にいるコックローチのもとへ、ものすごい早さで突っ込んでいく、ここからコックローチまで100mは、あっただろう1秒かからずにコックローチの元へ着いた
そのように、迅たちには、見えたのだが、

迅「ん?どうした?」

よく見たら、儻矢の目の前には、見覚えのある3人が立っていた
しかし、その3人共以前出会ったときとは、全く違う雰囲気だった
迅は、急いでその場へ、駆け寄った

迅「旋さんと弦さんと友さん⁈」

迅は、名前を読んだがそいつらから返事は、無い
彼らは、目が赤く光っている、コックローチによって操られているのだろう
儻矢は、撃たれた右肩を抑えながら迅に言った

儻矢「弦と友は、俺がやる、旋をお前ら若いのに任せていいか?」

迅を始めとする若いの(迅、貫、龍明、魁斗、リンカーン、ハマカーン)は、威勢よく返事をした

若いの「任せろ‼︎」

それを見た人間迅は、人間カインとその兵士たちをみて、

人間迅「俺らも、行くぞ!」
人間たち「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」

人間迅たちが儻矢と迅たちがいるところによって行こうとしたとき
空から爆撃が降り注いだ

ドゴオォォォォォオオォォォオォオン‼︎

人間カイン「なんだ‼︎」

人間たちの周りは、砂ぼこりで視界が悪くなっていた、

人間カイン「くそっどうにかならねぇのか⁉︎」

人間カインが、砂ぼこりに文句を言っていると、砂ぼこりの中から声が聞こえた

人間迅「俺に任せろ‼︎」

すると、上にグレネードが浮いているのが見えた
人間迅がグレネードを真上に投げたのだろう
次の瞬間、グレネードが爆発し、砂ぼこりは、一瞬にして消え去った
そして、目の前にいたのは、

?「まさか、裏切るとはね、見損なったよ、迅君」

迅は、目の前に現れた男、いや、兵長のかたきをひどく睨みながら言った

人間迅「裏切った?元から仲間になんかなっちゃいねぇよ‼︎」

そう言って、人間迅は、かたきに向かって飛び出した
そのあとに、人間カインも続く

人間カイン&人間迅「あの時の恨み‼︎晴らさせてもらうぞゲスやろう‼︎」


かたきは、人間迅たちを見て、暗い笑みを浮かべ言った

かたき「来い!ガキども‼︎今度は、息の根止めてやらぁ‼︎」

かたきの持つ、剣と人間迅の剣がぶつかり合う、かたきは、たやすく人間迅を吹き飛ばす、
人間迅を吹き飛ばしたせいでかたきは、少し体制を崩した、そこに人間カインが斬りかかる

人間カイン「もらった‼︎」

ガシン‼︎

人間カイン「ぐっ‼︎」

人間カインの剣は、かたきによって掴まれてしまった、人間カインは、剣を持って離れようとするが剣は、びくともしない
かたきは、人間カインがもたついているところを見逃さなかった
かたきは、人間カインの身体を剣ごと持ち上げ、地面に叩きつけた

バタン‼︎

人間カイン「がはっ‼︎」

人間カインの身体を、満遍なく激痛が襲う、
人間カインは、地面から動けない、かたきは、もう、とどめをさそうとしている

かたき「どうした?さっきまでの威勢は、弱い犬ほどよく吠えるとは、言ったものだな」

かたきは、背中にからっていた、ロケットランチャーを人間カインに向かって構えた、銃口から人間カインの身体まで、10cmも無い撃たれれば確実に命は、ないだろう

かたき「じゃあなザコ」

かたきは、にやりと笑いながらロケットランチャーの引き金を引こうとした

人間迅「うらぁ‼︎」

人間迅は、かたきめがけてその場に落ちていた石を投げた
かたきは、その石をひょいとかわす、そして、人間カインに構えていたロケットランチャーをしまい、剣を再び撮った

人間迅「もう一発‼︎」

人間迅は、再び石を投げた
しかし、かたきは、やはりたやすく交わしてしまう

かたき「どうした、石を投げるとは、見苦しいぞ」

その時だった、かたきが石を交わして、目線が石に集中した時を狙い
人間迅がかたきに急接近した
かたきは、人間迅のあまりの早さに反応が追いつかない

人間迅「くらぇえ‼︎」

ザン‼︎

人間迅の放った一撃は、かたきの身体をしっかり捉えたが、かたきは、まだピンピンしている
そして、かたきは、切られて血が出ているところを見て

かたき「ほう、俺に傷をつけたのは、君が2人めだな、一人めは、君のお師匠さんだったよ」

かたきは、悪い笑みを浮かべながらそんなことを話しているが人間迅は、耳にも入れないで、剣を振りかぶった
しかし、大きく振りかぶりすぎた、かたきは、待ってましたと言うように隙だらけの人間迅に重い蹴りを入れる

ドゴゥンム‼︎

人間迅「ぐおっ‼︎」

ドズウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

人間迅は、地面を滑って倒れた、口から若干血が出ている、
今度は、人間迅がかたきにとどめを刺されようとしている

かたき「ったく、貴様らガキのくせに手こずらせやがって、
あのくそ師匠と同じだな、、、あきらめ無くたって結局救えねぇものは、救えねぇんだよ」

かたきは、今度は待ったりせずすぐに剣を振り下ろした

ザグン‼︎

剣が、人の身体を貫く音が響いた、

かたき「ふっ、あとは、カインか」

そう言ってかたきは、カインの方へ振り向く
しかし、そこにカインは、いなかった

かたき「なっ!どこへ言った‼︎」

かたきがそう叫ぶと、下から声がした

人間迅「上だよ‼︎」

かたきは、殺したはずの人間の声がしたので驚いて人間迅の方を見た
するとそこには、片手に剣が刺さった人間迅がいた、上には、人間カインが、大きく剣を振りかぶって斬りかかって来ている
かたきは、すぐさま交わそうとしたが時すでに遅し
かたきの足は、人間迅の足によってしっかり固められていた
かたきは、降りかかる剣を睨みながら叫んだ

かたき「糞があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

ザガアァン‼︎‼︎‼︎

人間カインの一撃が、かたきを一刀両断した
人間カインは、スタッと地面に着地し、人間迅は、ゆっくり立ち上がる
そして、二人は、空を見てそれぞれ思った

人間迅「兵長、、、かたきは、うったぜ、、、」
人間カイン「兵長、、、これ、、、R15じゃ無いんすか、、、、」

人間迅と人間カインを、祝福するように風が吹いた
しかし、それは、全く違う風だった

儻矢「どうした、若いのそんなものか?」

儻矢が、弦と友と戦っている風だった 
 

 
後書き
兵長のかたきをとった人間迅と人間カイン
次回は、儻矢が再び暴れまくる‼︎
次回、戦火の中の炎 
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