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千年の魂 〜Episode of Lincoln〜

作者:風雅 迅
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Special episode NO.1 クレイジーティーチャーリンカーン
   第一話 《 えっ俺のエピソード⁈そりゃ面白そうだHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA》

 
前書き
Special episode NO.1は、リンカーンに決まりました、あのクレイジーが先生になった理由とは?
どうしてこうもクレイジーなのか⁈
リンカーンとにまつわる過去が明らかに‼︎ 

 
外から見ると一見普通の教室、しかし、中は、とても普通ではなかった
その教室の中では、1人の教師が馬鹿笑いしていた
歯をむき出しにして、しかし、ごく普通に授業を進める、いや、普通じゃないか
その教師は、一般男性より少し高いくらいの身長でいろんな缶バッチのついた白衣を身につけ
顔には、レンズが赤のサングラスをしている、髪型はバサバサしているがしっかり整っておりなかなか格好良い
もちろん、この教師が一般と同じ頭脳を持っていたら

リンカーン「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

教壇に立つそのクレイジー教師は、今日も笑い続けていた
そこに、生徒の一人が口を出す

貫「先生〜生徒が泣いてま〜す」

しかし、リンカーンは、それを無視しているのか、はたまた聞こえていないのか、笑いながら授業を続ける
そこに、呆れた顔で漫画を読みながら生徒がぼそりとつぶやく

迅「ったく、こいつは、前からこんなんなのか?」

そこに、素早くかつ大きな声で笑い声が飛び込んできた

リンカーン「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAそれは、違うぞ少年‼︎」

貫が、静かに突っ込みを入れる

貫「お前、全部聞こえてたろ」

リンカーンは、それを、笑い声でかき消す
迅は、リンカーンの言った昔は、違ったというのが気になり
リンカーンに負けない大声で質問した

迅「昔は、違うぞってどういうことだ?」

するとリンカーンは、声をあげるのをやめ静かに語り出した、でも、顔は笑いつづけている
少し怖い

リンカーン「あれは、俺がゴロツキの頃だった、、、」

迅が、何を言ってるんだと言わんばかりに言った

迅「アンタ昔ゴロツキだったの⁈つーかそれ、別の意味でアンタ怖いんだけど‼︎」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

地下道

バキッ‼︎

湿った地下道、今蹴られて地面に倒れこんだ奴の身体は、泥でまみれていた
そしてそれを蹴ったのは、

蹴られた奴「ごめんなさいリンカーンさん、本当今日は、勘弁を‼︎このお金が無くなったら私は、飢え死にしちゃいますよ」

しかし、リンカーンは、そんな泣き言、耳にも入れず、相手のポケットに手を伸ばし財布を取り上げる
リンカーンは、財布の中のものを全て取り出すと

リンカーン「さっさと失せろクズが‼︎」

リンカーンは、財布を取り上げたやつを鋭く睨み追い払う
財布を取られた奴は、急いで逃げて行く
そして、財布を取り上げた奴な見えなくなるのを確認して、取ったものを調べた

リンカーン「チッしけた財布してやがる」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

迅「こんな奴知らねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ‼︎‼︎‼︎‼︎
だれだ、このヤンキー!つーかあの笑い方どこ行ったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ‼︎」

迅が、衝撃のあまり、激しく突っ込みを入れる
しかし、そこにいたのは、誰も知らない強面だったしかし、笑うのだけは、やめない

リンカーン「うるせぇ、黙って聞きやがれ」
迅「なんなんだこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

時は遡りリンカーンが、若かりし頃

リンカーンは、父親を事故で失い、ある揉め事に巻き込まれ家族とも離れ離れになった。不幸に不幸が重なりリンカーンは、人生の光、希望を失ってしまっていた、、、

リンカーン「チッ、あいつの金、ろくな足しにならなかったぜ」

リンカーンは、不満しかない声で言った
その言葉を言った直後、リンカーンの腹の虫が鳴く

ぐうぅぅぅぅうぅ

リンカーン「腹減ったな、行くか、、、、」

そう呟くとリンカーンは、立ち上がり地下道の中をトロトロと歩き出した、リンカーンが今いる町は、とても治安が悪く悪人の溜まり場となっていた。リンカーンは、そこの、トップの座に君臨している。
リンカーンが、歩くと周りの奴は、怯えて、隠れたり逃げたりする。
そんな奴らには、目もくれずリンカーンは、地下道の外を目指した、日に当たる為では無く光から遠ざかる為に。

リンカーン「チッ、眩しいな、、、日に当たるのは、何日ぶりだ?」

リンカーンは、何か、不満があるような声で独り言を呟く
そして、リンカーンの前にあるのは、コンビニだ

リンカーン「今日の、飯は、何にしようか、、、」

そう呟きながらコンビニのドアの前に立つ、しかし、自動ドアは、電気の供給がストップしているせいか、動かない。
動かないドアにムカついたリンカーンは、自分の【ナイトスキル】を
使いドアを、吹き飛ばした。

リンカーンのナイトスキルは、情報を操ることが出来る
世界中のコンピューターへのアクセス、そして、情報の書き換え、自分が決めた相手をマークして、そいつのいる場所を、つねに感知出来る。しかし、いずれも自分を中心とする半径約60億km太陽系の半径とほぼ同じだ。
リンカーンは、この能力で、自動ドアの基本的情報から全てを爆弾と同じ情報に書き換え爆発させたのだ。
リンカーンは、瓦礫の上をゆっくりと歩き店に入ると、なんの悪気もなく、店に並ぶ食品を取りバックにしまい、片手でおにぎりを食べながら店をでた。
店主は、その光景を見ていたが、リンカーンが怖くて何も言えない
それを見ていたリンカーンは、店を出ると呟いた

リンカーン「弱い奴らだ、、、何も言わねぇでただ震えるだけだ、動物以下だな」

リンカーンが、そのまま歩き地下道に戻ろうとすると突然、声をかけられた

?「弱いのは、あなたですよ」

リンカーンは、その言葉が気に障り、目つきを鬼のようにして、後ろにいた、三十代後半ぐらいの男に殴りかかった

リンカーン「なんだとごらぁあ‼︎」

しかし、リンカーンが放った一撃は、流れるように地面に叩き付けられた。リンカーンの腕は、地面に埋まってしまって抜けない、そこに追い打ちをかけるように男は、リンカーンの胸ぐらを掴むそして

男「背負い投げ‼︎」

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

リンカーンは、為す術もなく地面に背中から叩きつけられる、リンカーンは、一撃で身体が動かなくなってしまった
リンカーンは、苦しそうな声で男に言った

リンカーン「てめぇ、、、一体、、」

男は、振り向かず片手をポケットに突っ込みながら言った

夜神「私の名前は、夜神 光追(やがみ みつお)、ここから少し離れた小さな町の学校で校長をやっている。」

リンカーンは、唯の教師がここまで強いのが納得でおかしいと思った、いや、納得出来なかったから、問い詰めた

リンカーン「嘘を着くな!唯の教師がそんなに強いわけないだろ!」

そうやって夜神に、問い詰めるリンカーンに向かって夜神は、言った
全てを知っているかのように

夜神「気に入らないのですか?自分より強いものがいることが、、」

リンカーンは図星で、その言葉に対して何も言えなかった
それを見て夜神は、ため息をつき

夜神「その考えが弱いのですよ、自己満足のための強さは、強さとは、言いません、何かを守ろうとする意志が強さなのです」

夜神とリンカーンの間にしばらく沈黙が流れ、しばらくすると夜神は、歩き出した、するとリンカーンは、

リンカーン「待て!」

しかし、夜神は、立ち止まらず一言だけ言った

夜神「強くなりたいのなら私について来なさい」

夜神は、どんどん距離を開けて行く。リンカーンは、どうするか自分の中で困惑していた。行けば何かが変わるかもしれない、しかし、そんな保証は無い、そして、もし変わったとしてもいい方に変わるとも限らない。
だが、リンカーンは、気がつくと夜神に向かって走っていた。
光を求めるように、、、、  
 

 
後書き
To be continued...

徐々に明らかになるリンカーンの過去
夜神は何を考えてリンカーンを呼んだのか
そして、夜神についていったリンカーンを待っていたものとは?

次回、学校はやっぱり青春だぜHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA 
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