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悪魔と人間

作者:新島幸治
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第十の罪

 
前書き
また回想今度は100年以上前の話後夏休み終わったので今度からだいたい日曜日までに一話を午後12時に投稿ます
 

 
幕末、日本に新たな風が吹いた時代江戸の桜町現在の桜花市は元々この時代からないつも浮いてたこの町は黒船が来航してきた直後は気にしなかったが、幕府が開国をし、まだ少数であったが段々と異人がこの日本にやって来た。がここは元々浮いてためそんなに影響はなかったものの明治になってからガラリと変った町並もどんどん新しくなり新しい店や街灯が設置され段々と近代化が進んでいったがこの町の人はそんなに変っていなかった。そして朝とある食堂でまだ年齢が二桁代の懐が料理の仕込みをしていた。
「ふぅーやっとできた」
とおいしい料理が皿に盛りつけられて一息ついた顔する懐とそこにまだ昔ながらの服を着た子供が走ってやってきた。それに懐は半分嫌味な顔だった
「懐兄大変なんだ助けてくれ」
「なんだ康また道場破りかいかねーぞ」
と追い返そうとしたが、なんかもう一人見知らぬ屈強な男が必然と現れた
「頼モウキサマガミスター懐ダナ」
と外人が尋ねられると懐は
「はいそうですが要件は」
とめんどくさい顔をして話す顔だが康は驚いた顔でその外人に指をさしながら
「あっあいつだ道場襲ったの」
「シャラップ私ハ出稽古ニキタダーケデスコノ国ノヒト弱イデース」
と明らかに見下している外人に康は
「てめーそんな口叩けるの今日までだぞそれでは懐兄おねがいします」
「わかったじゃあ」
と懐に木刀を渡すと懐はその木刀で康の頭を容赦なく叩きつけるすると康は頭を痛そうに抱えながら、泣き顔で外人はそれに驚いていた
「ギャー何するんすか懐兄敵はあっちでしょ」
「いや何かお前にむかついたからあと」
と冷めた顔で言いながら店の飾りで置いてあった刀をとり外人に
「おいてめー刀持ってるか」
それに外人は首を振り
「ノーノー私刀ハ持ッテマセンガ剣ハ持ッテマース」
と背中から康の身の丈くらいある剣出すすると懐は店の中ではさすがに勝負できないといい近くの河川敷でやる事になり河川敷にはたくさんの人が集まっていて終いにはどっちが勝つかという賭けが行われるくらいの賑わいだった
「おめーはどっちが勝つと思うかおれは懐だと思うぜだって桜町最強の剣豪だし」
「いやあっちの外人もそうとうな腕らしいぜなんでってこのあたり道場片っ端から破ったらしぜ」
勝負を見物しにきた人たちが物議をかもしている中河川敷の方では両雄並び立っていた。外人は剣を構えていたが、逆に懐は刀を抜かずただ普通に立っているだけだった。そして康が手を大きく上げてそして今世紀最大の戦い?が始まった
「始め」
と告げると外人が先に動いた大きな剣を持っていながら常人ではまず無理な速さで胸から大きく斬ろうとしたが、それを絶妙なタイミングで全てかわしそして大きい剣を連続で振り回すせいか段々と動きが鈍くなり隙ができた瞬間、懐はついに刀を抜いたそしてそれに外人は満足した顔で
「ホウツイニ本気ダシテクレマシタカ」
すると懐冷めた顔で外人の横を素通りしそして刀を鞘に戻しながら
「いいやもう終わりだ」
鞘に刀が完全に戻った瞬間外人は突然倒れた。それに見物に来た人々も何が起きたか分からなかったが、懐は
「安心しろ峰打ちだ。康帰るぞ」
「はーい」
と二人は颯爽と帰って行き、見物に来た人達も次々と帰っていった。そして翌日あの外人はまた懐の元に訪れていたが今回とは違う内容だった
「ミスター懐オネガイデース私イヤコノ私メヲ弟子二シテクダサイ」
土下座をしていた外人だが懐はじゃがいもの皮むきをしながら容赦なく
「帰れ」
と言うが外人はそこに座り込み弟子にするまで帰らないと言い店の中で座り込みでしまいとそこに康が来て、結局店で働くという条件で弟子になった。そしてその後が結果をもたらした。外人が働いている料理屋は珍しくしかも味も中々よいため繁盛していた。そして色々な思いでもできた。外人の名前がアルバートだったしかも以外と要領がいいし実は康が康子で女だったりといろいろと奇想天外な日常がこの後もっと奇想天外になるとは、思ってもみなかって。桜町から場所は移り横浜ここに今日ある人物が今では懐の良き相棒であるヴァンだった。
「フフフここが東洋の秘境日本我がこの民の生き血を貪ってくれよう」
と言い日本に余裕で来たヴァンだが、この後懐と出会うまでが苦難の道のりだった 
 

 
後書き
夏休み終わった学校面倒臭い 
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