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決着
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た………」
カ「ほらほら泣かないで。いい子いい子」

カナミがサチの頭を優しく撫でる。何かお母さんが娘を慰めてるような光景みたいだな。サチが少し落ち着いたところで事情を説明した

サ「それでキリトはまだ帰って来てないんですか……」
カ「まぁ、私達の仲間もいるから大丈夫だと思うけど……」
カ「何かトラブルが二つや三つあったとしても命までは失わないぜ」

今からでも助けに行きたいが、俺とカナミはキリンとの戦闘でかなり体力を消耗している。とにかく無事に帰って来ることを祈ることしかできない

























雪山・エリア7 旧キャンプ場跡

レ「ど……どうなってるの?」
ア「なんでこっちに来ないの!?」

ティガレックスは様子を伺っているのか、こっちに向かって来ない。あと少しで勝負がつくのにこのままではシビレ罠の機能が失ってしまう!

テ「ギャオン!!」
キ「罠を飛び越えた!?」

罠を飛び越えて、ティガレックスはキリトに向かって噛み付き攻撃をし、キリトはガードするが途中で崩れてダメージをくらう。私は最後の閃光玉を投げ、目を眩ませる

キ「悪い……助かった」
ア「どうするの!?このままじゃ……」
レ「待って!!今考えてるわ!」


くっ…………また作戦の変更をしないと。でも、どうすれば……


回復薬も全員底をついている。もう少しで機能を失うシビレ罠。閃光玉も無い。絶望的な状況


レ「………撤退しましょう」
モ「て……撤退!?何でだよ!後、少しなのに!!」
レ「もう無駄よ!!命をかけて抗ってもここで倒れたら無意味よ!!」
キ「……俺は引き下がらない。仲間の仇をとるんだ!!」
レ「撤退って言ってるでしょ!!これ以上は無理よ!」
キ「俺は最後まで諦めない!!それが最悪な状況でも!!」

大剣を引き抜き、ティガレックスに突撃するキリト。その隣に赤いレウスSを装備してるカリトの姿が重なる。そうだ……カリトは最悪な状況になろうが果敢に挑んだ。死という恐怖がありながらも諦めず……

テ「ゴワオォ──────!!!!」
キ「喰らえ───!!!!」

キリトのフルミナントブレイドがティガレックスの頭に雷を纏った大剣が深く斬りこむ

テ「ゴォアア────!!!!!!」


カチンッ バチバチバチッ!


怯んで、後ろに下がったティガレックスが運良くシビレ罠に掛かった

レ「後は起爆して終わりよ!!」

小ぶりな石ころを設置してる爆弾に投げると、火薬臭い爆風と炎がティガレックスを包む


テ「ゴアァァ………………」


ドズンと音を立て、ティガレックスは朽ち果てるようにガラスの
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