暁 〜小説投稿サイト〜
剣の丘に花は咲く 
第四章 誓約の水精霊
第二話 メッキの王冠
[前書き]

[8]前話 [1]本文 [2]次話
シエスタ 「シロウ君一緒に帰りましょう」
士郎   「ああ、帰ろうか」
キュルケ 「あら、シロウ。もう帰るの?」
士郎   「キュルケか? ああ、今日は親がいなくてな、シエスタが晩御飯を作ってくれるということだから、その手伝いだ」
キュルケ 「へえ……。親がいない、ねぇ」
シエスタ 「な、何ですかキュルケさん。そんな目で見て」
キュルケ 「べつ――」
ルイズ  「なッ、何ですってぇっ!! シエスタッ!! あんた親が留守の間に士郎の家に上がり込んでナニをする気なのよッ!!」
シエスタ 「な!? る、ルイズさん、き、聞いていたんですか?」
ルイズ  「べ、別に聞き耳を立てたわけじゃないのよっ!! ただ何となく耳に入っただけよッ!!」
シエスタ・キュルケ 「「へぇ〜……」」
ルイズ  「な、何よその目は、ほ、本当よ……本当なんだからッ!!」
士郎   「ま、まあまあルイズ、落ち着け。シエスタは俺の母親に頼まれてだな」
ルイズ  「なっ! は、母親に頼まれてって……」
士郎   「そうそう、親の代わりにば――」
ルイズ  「親に頼まれて、性教育だなんて……」
士郎・シエスタ・キュルケ 「「「何でそんなことになるんだッ!!!」」」
ルイズ  「え? だって親がいないんでしょ?」
士郎   「そうだ、旅行に出ていてな」
ルイズ  「それでシエスタが母親に頼まれたのよね?」
シエスタ 「はい、シロウ君の晩ご――」
ルイズ  「シロウの性教育を」
士郎・シエスタ・キュルケ 「「「だから何でそうなるんだッ!!??」」」
ルイズ  「え?」
キュルケ 「え? じゃないでしょ。はぁ、あんた一体なんでそんな結論になるのよ?」
ルイズ  「だ、だって、この間シロウの家に行ったら、シロウのお母さんから、言われたんだもん」
士郎   「あ、アイリさんから」
ルイズ  「うん、わたしがシロウに良く勉強を教えているって言ったら、最近士郎の成績が落ちてるから教えてやってねって言われて。それで……」
士郎・シエスタ・キュルケ 「「「それで?」」」
ルイズ  「この本をくれたの」
士郎・シエスタ・キュルケ 「「「()それ?」」」」
ルイズ  「『身体で覚える英単語』」
士郎   「母さあああァァァァァァんッ!!!!!」


 ルイズの勘違いの原因は士郎の母親、アイリスフィール?フォン?アインツベルンのせいであったッ!!
 何とかルイズを説得するも、完全には信用できなかったルイズはキュルケと共に士郎に付いていくことにッ!!
 だがッ! 士郎は知らなかったッ! これから起こる惨劇をッ!!


 迫り来る惨劇ッ!! 生き残れるか士郎ッ!!!??


[8]前話 [1]本文 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ