暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第16話 聖人少女と堕ちた聖女
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 今日も今日とて夜の住宅街を龍巳とともにチャリで爆走中。いい加減これも慣れてきたな。でも何時まで経っても慣れないことが一つだけ。背中に龍巳の柔らかい物があたって辛い! 何が辛いってこんな状況で後ろを振り向けないのが辛い! っていうか擦り付けるのやめて! 今にも理性が崩壊しそうなんだから! ちっくしょう! 火織に惚れてなかったらこのまま押し倒してるのになあ! ……でも龍巳は俺をお兄ちゃんとして信頼してくれているからこうして少し過敏なスキンシップをしてくれてるんだし、やっぱり裏切れないよな。今の関係壊したくないし火織にも嫌われちまう。俺って恵まれてるよな。こんなに可愛い幼馴染に囲まれて、なおかつ信頼されてるんだから。ごめん松田、元浜。今ならお前たちが俺のことを羨むのがよく分かるわ。俺今すっげー幸せだもん。俺も同じ境遇のやつ見かけたら血涙流すかもな。

 と、そんな事考えてたら今日の依頼主の家に付いた。今日は普通の一軒家か。今まではいつもマンションとかだったし、一軒家は初めてだな。……これ家族に見つからずに依頼主だけに会えるんだろうか? 仕事中の悪魔は依頼主以外の人間には認知されないって部長に説明されたけどこの場合どうなるんだ? それに俺はともかく龍巳は使い魔で龍だし。大丈夫かな? と、取り敢えずチャイムでも押してみるか?

「イッセー、イッセー」

「ん? なんだ龍巳?」

「ドア、開いてる」

「あ、本当だ。……でも勝手に入るのはマズイよな?」

 そう言いながら少しドアを開けて中を覗きこんでってうぉぉぉぉぉぉ!? 何だ!? 龍巳に首根っこ掴まれていきなり後ろに引き倒されたんだが!?

「な、なんだよ龍巳いきなり!? どうかしたのか!?」

「……中から妙な気配。人間、でも光の気配」

 その言葉に先日の天野さんのことを思い出す。でもあれは堕天使だったって言うし、となると考えられるのは……

「……もしかして悪魔祓い(エクソシスト)?」

「……分からない。かもしれない。中の気配、分かりにくい。……これ、結界? それに知ってるような気配も……?」

 龍巳のような強者でも分からないのか? あ、でも力は強いけどその分細かいことは苦手なんだっけ? ……でもどうするかな? 悪魔祓い(エクソシスト)が中にいるならこのまま逃げたいけど依頼主が気になるし、龍巳が知ってるかもしれないという気配も気になる。ここはどうすべきか……

「イッセー、中入る。我の後ろ隠れてる。離れちゃダメ」

「わ、分かった」

 結局入ってみることになるか。ま、まあ龍巳がいれば大丈夫……なんだよな? そして家の中に入り、リビングの方に向かう。部屋の中は淡い灯りだけが灯っていて、その灯りがロウソクだとすぐに気付いた。そして部
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