暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第8話 文化祭
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きくするというのを実践している。大きくするなら身長も高くすれば? と持ちかけたこともあるんだけど本人曰く「黒歌お姉ちゃんとキャラかぶる。それに我、妹属性のロリ巨乳でイッセーのハートがっちりゲット、の予定」とのことらしい。うん、もはやお姉ちゃんは何も言うまい。自分の好きなように生きてちょうだい。ただし人様に迷惑をかける様なことしちゃダメだからね?

 そして神裂家末っ子、神裂白音。彼女の容姿は……原作と全く一緒である。そう、つまり3年後に始まる原作の容姿に既になってしまっているのである。……いや、絶望するにはまだ早い。原作の白音である塔城小猫は姉に捨てられたと思い、さらには多くの悪魔に責められ処分されかけたという経歴を持っていた。もしかしたらその時のストレスなどが原因で成長が止まっちゃったのかもしれないじゃない。だから今幸せな白音はこれからも成長を続けていくかもしれない……と信じたい。来年の身体測定、大丈夫かな? 白音の絶望した顔なんて見たくないんだけどこればっかりは……ねえ? でも原作と大きく違う点もある。それはその表情ね。龍巳と同じく気持ちを表に出すのが少々苦手であるのには変わりないんだけど、それでもよく笑う娘に育ってくれた。黒姉に抱きつきながらニコニコしている姿なんか本当に微笑ましい。家で家族だけの時はその表情でさらに猫耳をピコピコさせるもんだから、それはもう殺人級の可愛らしさよ。現に黒姉はたまに鼻血を吹いてる。あんたどんだけシスコンなのよ。

 最後に私達の幼馴染にして黒姉、龍巳、白音の想い人、イッセーこと兵藤一誠。彼はなんというかまあ彼らしくなった。やっぱり乳龍帝になるのを止められそうにはないよ。だってエロいんだもん。だけど自分で自制できるようにもなってきた。これは我が家のイッセーラバーズによる功績が大きい。まず常に私達姉妹のうち誰かが護衛で彼に張り付いているために、周りを見渡して女の子あさりをすることが少ない。そして周りをエロい目で見ようものならイッセーラバーズに容赦なく折檻される。イッセーの体には周りをエロい目で見れば痛い目にあうってもう刷り込まれてるんだろうね。それでも欲望に抗いきれずエロいことするのはさすがだけど。そのせいもありたまにボロボロになったイッセーを目撃するよ。だんだんみんなイッセーを痛めつけることに関して自重しなくなってきたね。そんなに好きならもう告白しちゃえばいいのに。お姉ちゃん応援しちゃうよ? あともう一つ原作イッセーと違う点がある。それはちょっとイッセーが凛々しくなった点ね。私が小学六年生の時、剣道の全国大会小学生の部で優勝した後、私と一緒に剣道の道場に通うようになった。理由を聞いてみたら顔を赤くして目を逸らしつつ「優勝した時の火織が・・・」とか「火織より弱い俺じゃ・・・」とか「俺も強く・・・」とか言っていた。いかん
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