暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第4話 入学
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うなったら

「じゃあこんなところにいないで、みんなのとこいくわよ!」

「あ!」

 私は龍巳の腕を掴んで強引に立たせ、イッセーの元へ強引に連れて行った。

「イッセー! なんのはなししてるの〜!?」

「あ、かおりちゃん、たつみちゃん!」

 ようやくこっちに気付いたか。まったく、将来ヒロインたちから鈍感と言われるだけのことはあるわね。まあそんなわけで私と龍巳はちょっと強引に話に割って入っていった。最初こそ龍巳はまごついていたけれど、帰る頃にはなんとか普通に喋れるようになってきたわ。どうやら仲の良い女の子もできたようね。これなら明日からも大丈夫かな?







 その後、親に対しての説明会を終えた両親たちと合流し、家路についた。

「今日はどうだった? 楽しくやっていけそう?」

 お母さんが私達の顔を覗きこんで聞いてくる。

「たのしかったよ」

「友達できた。火織のおかげ」

 私達の返事に満足したようにお母さんは微笑んだ。

「あらそう。それは良かったわ。じゃあ今晩は豪華にいきましょうか。2人の入学祝いと龍巳ちゃんの初友達祝いよ」

「? 我、友達いた。火織とイッセー」

「ふふ。火織ちゃんは龍巳ちゃんのお姉ちゃん、一誠くんは幼馴染っていうのよ」

 幼馴染かどうか決めるのはまだ早くないかなお母さん? しかし龍巳は納得したのか、「ん」と頷くと嬉しそうに微笑んでいた。龍巳も少しづつ感情が表に出てくるようになってきたね。

 あ、そうだ。忘れないうちに……

「たつみ、きょうもゆうはんのあとにまたおねがいね」

 そっと龍巳に耳打ちした。







   ☆






 父と母、既に寝た。我、起きないように力使った。今、次元に穴を開け、火織と次元の狭間来ている。

「はぁあ〜〜〜〜〜〜〜!」

 火織、作った刀で我に斬りかかる。人間の、この歳としては火織、強い。でも、まだこれでは我に当てられない。まだ人間の大人のほうが強い。

「せやっ!」

 切り払い、全て避けたら次、突いてきた。我、素早く後ろ下がる。この距離、火織の刀、届かない。そろそろ時間、こちらも攻める。と思ったら

()えろ!蛇尾丸(ざびまる)!」

 刀が刃をいくつもつなげた鞭状に変形、我まで伸びてくる。我、刃を手刀にして弾き飛ばす。でも壊れなかった。我驚き。さすが神滅具(ロンギヌス)。手加減はした。でも壊すつもりだった。先日まではこれで壊れた。成長が早い。でも……

「やっぱり人間」

 これではまだ下級堕天使にも届かない。我、魔力弾を無数に放つ。火織、必死に防ぐけどすぐ限界来る。魔力弾あたって吹き飛んだ。

 今
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