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『自分:第1章』
『女ホーム』
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は女で在ることが嫌やった。
この時も汚い醜い女集団を見ながら女である事を呪った。


男が思うより、女だけの世界は醜い。
生き地獄。


出来る限り女とは関わらんように生活した。
それはそれで気に入らんらしい。

『うちらの事避けて何がしたいん』って。

『何もしたくない。関わりたくない。』


結局何をどうしても気に入らんねやったら関わらんのが一番。


馴れ合いやかしたくない。
一匹狼は慣れてる。
何も求めてない。
やから何も求めるな。


必要以上に関わりたく無いから関わらんだけ。
そんなに零那と関わりたい?
相手にして欲しい?
遊んで欲しい?
理解不能。

せや無かったらいちいち突っかかってくるな。
面倒なだけ。
無駄な争いする必要もない。

ほんま面倒極まりないだけやから気に入らんなら放っといて。

こっちもアンタら気に入らんけど耐えてやっとんやからな。
お互い様。
それが集団生活やろ?
古くて偉そうにするなら、先輩らしく堂々と毅然とした態度で居て下さい。


みっともないですよ?


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