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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
解き放たれた絶望
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あれから時間がたち、妖精の尻尾(フェアリーテイル) ギルドにて・・・


「一体どうなってやがる!?」

「ミッシェルが新生六魔将軍(オラシオンセイス)の6人目とは本当なんだな?」

「ああ。騙してやがったのさ。俺達を。」

目的地に行った全員が戻って来て、エルフマンが事情を説明したのであった。

「そんなぁ・・・!」

「ナツもルーシィも捕まっちまった。くそ!
 俺1人逃げ出すのが精いっぱいだった・・・!!!」

エルフマンは悔しそうにそう言う。

「自分を責めちゃダメよ。」

「あんた1人のせいじゃない。」

エルフマンの言葉にミラとカナがそう言う。

「カナ、何が言いたい?」

カナの言葉に疑問を持つエルザ。

「カルディア大聖堂にブレイン2世が現れた事を、私のカードは見抜けなかった。
 チーム訳も的確な組み合わせとはいえなかった。
 みんな、足並みそろわなかったんじゃない?」

カナはカードを見せてそう言う。

「言われてみりゃ・・・」

「噛み合ってなかった・・・。」

グレイとエルフマンは組み合わせて、あまりうまくいかなかった事を思い出す。

「お前の占いが利用されたとでも?」

「恐らくね。」

エルザの言葉にカナはそう言う。

「たく、締まらねえ話だな。」

グレイがそう言う。

「・・・・・・ちょっと待って。」

「どうしたのぉ〜、シャルル?」

「カナの占いが利用されったて事は・・・。」

「?」

「ねえ・・・ここに帰って来ていないのは、
 ナツとルーシィ以外、誰がいるの?」

「ふえ?誰って・・・・・・・・・・・・・・・」

全員周りを見渡す。














「ああっ!!!」

「お・・・お兄ちゃん!!!!!」

ミントとウェンディが気付き、そして全員が気づく。

「しまった!!奴等は生体リングとルーシィだけでなく・・・!!」

「コージの持っている歯車も狙いか!!!」

「ウォーレン!!コージからの連絡は!!」

「ダメだ!!全く反応が無い!!カードが斬られたかもしれない!!!」

「何て事だ!」

「カナ!占いでコージが行った場所は!!」

「それが・・・・・・思い出せないのよ!」

「これも奴等の作戦か!!」

全員パニック状態になっていた。

「落ち着けい!!!」

「「「「「「「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」」」」」」」

大声で全員を止めたものがいた。
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