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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN4 アカデミアへ
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折れてくれた。
「あ、ありがとう。えっと・・・・・・じゃあ、これからよろしくアニキ」
翔は照れくさそうにそう挨拶した。
「よかったな」
「キミもありがとう。えっと・・・」
「俺は何もしてないさ。?だ。」
「そんなことないよ。ありがとう?。」
「じゃあ、どういたしまして」
お礼を言われて悪い気はしなかったので、微笑みながらそう返していたら、さっきまで笑顔だった十代が急にムスっとしていた。
「ん? どうしたんだ? 十代。」
「なんでもねーよ」
明らかになんでもない。という態度ではない。
お気に入りのおもちゃを取られた子供のようなすね方というか・・・・・・。
「なんでもあるだろう。なぁ? 翔」
「そうッスよ。なんで急に機嫌悪くなってるんッスか? アニキー」
そっぽを向く十代を覗き込むようにして俺は再度尋ねるが、十代は頬を赤くしたまま目を合わせようとしない。
「もしかして・・・・・・」
翔が何か言いかけたところで、
「さ、そろそろ席に戻るか」
何故か慌てたように十代は立ち上がり、翔の口を塞いだ。
「???」
俺は訳がわからないまま、一人だけ取り残された気分だった。
いや、雰囲気的に
「もしかして、アニキ。?さんに惚れてるッスか?」
って言おうとした翔を十代が慌てて止めた感じに見えなくもないのだが、公式で発表されてないとは言え、墓守編の時のサラへの態度から十代の好みは年上美人のはずだと俺は推測していたし、最終的に十代の嫁はユベさんなので、そもそも惚れることがあるのかという疑問がある訳で、
明日香と初対面時も、俺に惚れたか?とかふざけて言ってたから、美人系が好みなのは間違いなさそうだが、
花より団子ならぬ花よりデュエル派が多いこの作品では決定打にかけるけどな。

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