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魔法少女まどか☆マギカ 〜If it were not for QB〜
屍話 抜け落ちる床
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…」


 その次の数学の授業は最悪だった。本来ほむらが当てられるはずだった問題を別の人間が当てられほむらを当てにしていたその女性徒は答えられず、しかも先生(数学の教師は男)機嫌が悪かった為にクラスの雰囲気が最悪な物となってしまった。

 今朝のごたごたでいらついていた仁美が勝手にチョークを先生からひったくり答えをさらさらと黒板に書いて行くと、そのやり方にいらついた先生が仁美の頬をはたいてしまい、彼女は目に涙を浮かべながらも黙って机に戻って行った。


 ほむらの居場所は、無くなりつつあった……いや、元々無かったのかもしれない。
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