暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の空〜失色の君〜
EPISODE19 放課後
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


「ヴァリスだよ。ほら、僕がよくつかってた銃」

「おお〜、あのびゅーんって、やつだね〜」


ひょっこりと布仏さんが顔をのぞかせる。


「うん。これを簪のスタイルに合わせて作れば、それだけでも火力不足は補えると思うんだ」

「・・・・威力と使い勝手的にも申し分ない・・・・これなら、大丈夫」


沈んでいた顔が一転して明るくなる。


「よし。じゃあこれは僕のほうでやるから、基礎フレームはそっちにまかせていいかな?」

「もちろんだよ〜!」


布仏さんが頼もしい(?)までの声で言う。彼女の腕前なら問題ないだろう。というか・・・・


(この子、ホントに一年生か?なんだか熟練した腕前のような気も・・・・)

「・・・・?どうかした?」

「イヤ、なんでもない。それじゃ、さっそくとりかかろう」


格納庫に、にぎやかな音が響いた。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ