暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第46話 王都の休日? 休んでないのに休日?
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 こんにちは。ギルバートです。魅惑の妖精亭で今後の事を、ファビオ+いつもの護衛2人と話しています。父上に報告書の原案作成を押し付けられた所為で、王都にしばらく足止めされてしまいました。領の方が如何なっているか心配なのに……。いや、それよりも魔法の道具袋の中身が気になります。如何しよう。

 しかし悩んでいても何の解決にもなりません。

 とにかく目の前の作業に集中して、手早くかた……

「ギルバート様。報告書の原案は私が作成しますので、お休みになっていてください」

 あれ? それは如何言う事ですか? 人が考え事をしている間に、何故ファビオがそのような事を……。と言うか、クリフとドナも何故頷いているのですか?

「アズロック様に、ギルバート様に無理をさせない様に言い付かっております」

「父上〜〜〜〜!!」

 なんでそんな事をするのですか!?

「ギルバート様は領に戻って仕事をする気でしょう。それを見越したアズロック様が、王都に止めて仕事をさせないように。との事です」

 ……逃げてやる。

「ちなみに逃亡の際は、シルフィア様のお仕置きフルコースを覚悟しておいてください」

 クリフが割って入ってきました。って、なんじゃそりゃ〜〜〜〜!!

「領には網が張ってあるので、秘密裏に帰っても、すぐに捕縛されますよ」

 何得意げになっているのですか? ドナ。私は犯罪者ですか!? 思わず頭を抱えてうずくまると、更にファビオが追い打ちを掛けてきました。

「ギルバート様を見ていると、ワーカーホリックの親不孝者の末路を見た気がします」

 お願いします。みんな揃って、憐れむような目で見ないでください。ため息まで吐かれると、物凄く(みじ)めです。泣きますよ。

 そう思っていると、私の足にティア(ぬこver)がスリスリして慰めてくれました。

「私の味方は、ティアだけですか……」

 私はティアを抱き上げ部屋へ逃げ帰りました。おぼえてろ。



 何もやらせてもらえず4日が経ちました。私は暇でしょうがありません。現代知識がある私は、王都で見て回る様な所なんてもうありませんし。剣術の訓練も何故か“無理するな”と止められました。……隠れて他にも色々してますが、そっちは幸運な事にばれて無いようです。

 私が何をしていても、時間が経てば今回の事件の結果報告が上がってきます。

 叩き潰した奴隷市から、奴隷達を解放する事に成功しました。領内の行方不明者の内、83名を発見し救出する事が出来ました。しかし残りの14名は、逃亡の失敗や反抗的な態度を理由に(見せしめとして)殺されてしまったそうです。生きていた者達も、口が裂けても無事とは言えない状態でした。彼等の今後の生活の援助や補償も考えなけれ
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