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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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†††Sideレヴィ†††

ミッドで過ごすのも今日で最終日。午前中は、コロナ達みんなと最後のショッピングへ、って事になってる。集合場所はクラナガン一のショッピングビル。だったんだけど、わたし達は今聖王教会に集合してる。イクスにお呼ばれしたからだ。イクスの部屋で紅茶を御馳走になりながら、

「これが、グロリアさんから送られてきた写真です♪」

「おお、綺麗に撮れてる☆」

アンティークテーブルの上にある、謎の女グロリアが撮った写真を眺める。初めて会った時に開催された撮影会の写真に昨日の演劇の写真。どれもこれもアングルバッチリな、プロが撮影したと言ってもいいくらい。ヴィヴィオ達が色々と写真を手に取って、昨日の演劇の思い出を喋り出す。

「うわっ、すごい。グロリアってプロのカメラマン?」

「私、こんな顔してたんですね演劇の時」

ヴィヴィオとアインハルトは主人公役だった。だからか写真も多い。というかどこから撮ったの?って思えるような写真もある。全然気付かなかった。完全に演劇に意識を向けてたし。むぅ、わたしとしたことが。

「ヴィヴィオとアインハルトは良いなぁ、ドレスで。私もドレスを着てみたかったなぁ。でも主役は恥ずかし過ぎだし。んー、そう言ったらラタトスク役でもよかったとも言える・・・?」

「あたしもフレースヴェルグ、だっけ? でよかったかな。練習の時、なかなかセリフとか憶えられなかったから。出番も終わりの方で、それに短かったからミスしなかった」

配役はくじ引きで決めて、コロナとアインハルトが主役の二人になった。で、コロナは主役として舞台に立った時の事を想像してセリフ練習をすると、緊張からかよくセリフを噛んでいた。結局治らなかったから、代役としてヴィヴィオと交代。出番とセリフの少ないラタトスクってことになった。
リオもおんなじで、セインと役を交代したんだよね。言っちゃ悪いけど、リオは演劇役者に向いてない。憶えない、噛む、動きカクカク。演じようとすると、どうも不自然になる。だから出番の少ないフレースヴェルグってことに。まぁ文句は無いようで、喜んでセインと代わってた(セインはおじさん役になってヘコんでた。合掌)。

「語り部でしたわたしもちゃんと撮ってくれたんですよ♪」

「イクスも頑張ったもんね♪ 語り部って重要な役だから」

「そうそう♪ 語り部って、ある意味主役だよ。さっすがイクス!」

わたしもルーテシアに続いて、イクスの活躍を称える。イクスは「あ、ありがとうございます」ってテレて、ほんのり頬を染めながら俯いた。わたしもみんなの写る写真を手に取った。う〜ん、ベストアングルで撮られてるなぁ、わたし。
警戒すべきグロリアの写真だってことを忘れてニヘラって笑ってると、

――|召喚されたし《ヴェ
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