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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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ニ・》召喚されたし(ヴェニ・)召喚されたし(ヴェニ)――

ドクンと心臓がハネた。視界がグラって揺れる。意識が遠のくのを耐えていると、ドタバタってルーテシアやヴィヴィオ達が倒れてくのが揺らぐ視界の中で見えた。

「グ、グロリア・・・! やっぱりあの女・・・!?」

アンティークテーブルに手をついて、倒れる体を支える。だけど力が抜けた足がガクガク震えて、へたり込むように床に座る。あーダメだ。座ってるのも難しい。コテっと横になるしかない。横になったら一気に意識が薄れ始めた。

「さい・・・あ・・・く・・・・」

グロリアに悪態をつくと同時に、完全に意識が途切れた。でもそれも一瞬のようで、すぐに視界が開けた。ポツンと立ってて、さっきまでのが夢のよう・・・・おおおう!?

「な、ななななな何!? ドコ!? って、ココは遊園地!?」

「あ、起きた? 声をかけても何にも言わないし。寝てるんじゃないかって思っても目開けてるし」

「目を開けたまま眠ってるレヴィ、ちょっと怖かったかも」

聖王教会から派手な音楽が鳴ってる遊園地のような場所へいつの間にか移動。驚いていると、ルーテシアとヴィヴィオがわたしの顔を覗き込んできた。見れば、イクスの部屋に居た全員がいきなりの異変に驚いて、唖然としてる。一体どうして? 決まってる。グロリアの仕業に違いない。あの写真に何か仕掛けを施していたんだ。
警戒していたのに! 一番大事なところで気を抜いた!

「ね、ねぇっ。ここってどこ? わたし達、イクスの部屋に居たのに・・・?」

「そ、そうですね。おそらく強制転移・・・でもないようですし・・・」

「うん。魔法が発動した気配も全然なかったし・・・」

コロナとアインハルトとリオが今の状況を魔法に結び付けて、色々と考えを出してく。巻き込んじゃった。まったく無関係なコロナ達を。

『レヴィ。何か知ってるんじゃないの? なんか様子がおかしいよ・・・?』

ルーテシアが真っ直ぐわたしの目を見て念話で訊いてきた。隠していい情報じゃないよね。まずは神秘云々を知ってるルーテシアに話そう。
ある程度判っている事をルーテシアに教えた。グロリアがもしかしたら昔のわたし・・“大罪ペッカートゥム・許されざる嫉妬レヴィヤタン”と同じ、“絶対殲滅対象アポリュオン”の一体なんじゃないか?って。そしてこの異変もグロリアが何かしたんじゃないか、写真に何か仕掛けたんじゃないかって。

『グロリアが!?・・・・ルシリオンさんにこの事は?』

『うん、昨日の夜に話した。でももし仕掛けてきても対抗する術が無いって。わたしもルシリオンも、もう人間だし。対抗する守護神が現れるのを待つしかないって』

ルーテシアが『そんな・・・!』ってショックで俯いた。でもわ
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