2話
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、野菜も取った性で肉をあんまり取れなかった。
「詠春〜大丈夫かぁ〜?」
普段の詠春なら大丈夫そうだが、この攻撃はなんだか精神的に来てそうだ。なにより完璧油断してたから大変だろ?
「ふ・・・フフフ・・・」
うっ、うわぁ〜凄い怒ってるよ、鍋被りながら笑ってるよ!?これはあの筋肉死んだか?
「詠春――!!鍋早くしたいから早く倒せ!!」
「ああ、任しとけ」
「いっ!?」
気付いた時には詠春はラカンと剣の打ち合いをしていた。
「おお!詠春と打ち合ってるぞ!?」
「思い出しました、彼は確か最近名前が売れ出した傭兵でしたね」
ふ〜んまぁ詠春には勝てないだろ、詠春なんか凄く怒ってるし、あっ!すげぇ〜可愛い女の子達が出てきた!もしやお色気カプセル!
「やばいぞアル!」
「ええ、彼はどうやら詠私達の弱点を知ってるようですね」
って!負けたぁぁぁ!!お色気に惑わされない様に目を瞑った、その隙に狸の置物で!いくらなんでも目を瞑ったら駄目だろ。
「なぁ次は誰が行くナギ?ってあれ?」
さっきまで俺の隣で鍋を食っていたはずのナギが居ない
「ナギならあそこですよ」
「あ、れぇ〜」
なんといつの間にかナギがラカンと戦っていた。
「出たな。情報そのC.赤毛の魔法使いは弱点なし。特徴 無敵」
弱点無しとか。アンチョコ奪えば良いんだよ。たぶん
「おめぇた、こいつは俺がやる」
ナギがすごく良い笑顔でそんなことを言ってきた。またしても出遅れてしまった!俺もあの筋肉と戦いたかったのに!
「奇遇だな、俺も南じゃ無敵と滅法の噂の男だ」
会話もそこそこ当等戦いは始まった。まず先手を取ったのはナギだ!と思ったけどクロスカウンターでお互いの顔面を殴りお互い吹っ飛んだ。
だが直ぐ体勢を立て直しナギお得意の呪文を使った!
「百重千重と重なりて走れよ稲妻」
「大呪文かっ!」
筋肉もそれに気付いたのか防御に入るがナギのあれはどう考えても無理だろ?
と思っていた時期がありました。
「・・・・気合だけで受け止めたよ・・・しかもピンピンしてるし。どう考えても人間じゃないだろ」
「なるほど彼も貴方達と一緒でバグキャラでしたか」
「よせよ、アル照れるだろ」
「これでアンチョコ無しならどれだけいいか」
「確かに」
お師匠様は相変わらず厳しい、でも!ナギだって頑張ってるのだ!そこだけは分ってくれ!!
「さて、あの二人の戦いは時間がかかりそうので、詠春を回収して鍋の続きでもしますか」
「おっ!いいね〜」
俺 も正直筋肉と戦いたいが今は鍋だな
爽やかな朝を告げる鳥の鳴き声が聴こえる朝。ふぅ〜やっと終ったか、なんとあの二人半日以上も戦っていたのだ!!半日も戦って引き分けとは中々タフじゃねぇか、あの筋肉
「終ったようですし
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