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美しき異形達
第一話 赤い転校生その十三
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宜しくね、これから」
「こっちこそさ。あと悪いけれどあたしは」
「敬語使えないのよね」
「悪いな、先輩」
 このことには頭を下げる薊だった。
「あたしそういうのは無理なんだよ」
「そのことは昨日聞いたから」
 いいというのだ。
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