暁 〜小説投稿サイト〜
とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
神々の古代兵器
第三話
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「さて。お前たち学園都市は何を考えている?」
あぁ。
学園都市の存在意義か。
たしかに研究者である僕からすると知っていた当然か。
でも言って怒られないかな。
「どうした言えないのか?」
言えないで片付けば一番良いのだけどね。
でも言わなかった場合は約束が違うと言うことになるし。
・・・仕方がない。
「学園都市の存在意義は、神ならぬ身にて天井の意思に辿り着くもの。僕たちはこれをSYSTEMと呼んでいます。」
神ならぬ身にて天井の意思に辿り着くもの。
これは人間が神様の領域に辿り着かないという概念を壊して、人間を神様と同等の存在にしようとする考えである。
「どお言うことだ。学園都市は科学の総本山だったはず。それなのにどおしてそんなことを考えている!!!」
「そんなこと言われても僕にはわからないよ。そもそも僕たちは研究者は神様なんて信じていないんだよ。」
「ならどおしてだ。」
「それはね、もしいるとした場合に神様に対抗できる存在が必要だ。というかんがえかな。」
神様に対抗できるなんて普通は考えないけどね。
「そうか。もうひとつ聞いておきたい。そのSYSTEMというのと絶対能力者(レベルシックス)はべつなのか?」
「なっ!!!」
なんで空隙の魔女が絶対能力者(レベルシックス)のことを知っているの?
絶対能力者(レベルシックス)のことを知っているのは学園都市内でも1%未満なのに。
「その反応からしてあたりのようだな。」
くっ!
否定できない。
どおすればいいのかな?
もうこうなったら仕方がない。
「そうですよ。絶対能力者(レベルシックス)こそ僕たちが追い求めているものです。」
「そうか。ところでいつまでそこで盗み聞きをしているつもりだ。」
「えっ!!!」
すると僕の後ろのドアが開き、そこから僕のよく知る人物がなかに入ってきた。
「しず姉。」
そう。
そこにいたのは僕の姉である木原雫だったのです。
でも何時もと雰囲気が違いました。
「この前とは少しだが違うな。やっと本性を現したか。『孤独な死神』よ。」
「そうですね。私が記憶を封印してから大体一年くらいですかね。そして記憶を封印していた私にあったあなたからするならこれが本性と思われても仕方がないですね。」
どういうこと?
しず姉の本性?
それじゃあ今までのしず姉はなにものなの?
一体何がどうなっているの?
「歩。学園都市の秘密を話してスッキリしましたか?」
「あの、しず姉これには・・・。」
「私は気にしていませんよ。でも学園都市からするとそうとも言ってられないんだよね。とくにSYSTEMにはヤバい情報もあったからね。」
たしかにね。
SYSYTEM。
これをバラされるとたしかに困るね。
「仕方がありませんね。国際科学安全委員会規則
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ